2023.05/25 [Thu]
イタリア旅行:世界一美しい丘上都市オルヴィエート
イタリア旅行の続き。
前回のチヴィタ・ディ・バニョレージョを観光した後、旅の最後の目的地オルヴィエート (Orvieto) に移動。夕方に到着。
オルヴィエートは「世界一美しい丘上都市」と言われる、丘の上に作られた要塞都市。
美食の町としても知られていて、ローマから電車1本で来れることもあって、日帰りで訪れる人も多い観光地。

道中、全景を見渡せるところから撮影
まずは宿にチェックイン。
予約しておいたのはオルヴィエート大聖堂にほど近いSant'Angelo 42という家族経営のB&B。
駐車場にも近いのでここにしました。
部屋は2つしかないみたいで、ダブルルームかスイート。
スイートといっても高くないのでスイートルームにしました。
2泊朝食付きで€244.40でした。

B&B入り口
グーグルマップでは若干場所がずれていた。

スイートルーム内部

バスルーム
ジェットバス付き

朝食はレセプションと同じフロアだった。


ホットミールはなし、パンや棚にあるコーンフレークなど。
ちょっとがっかり。。。
チェックイン後早速町歩き。
まずは近くにある、この町1番の観光名所オルヴィエート大聖堂へ。

なんちゅう豪華なファザードでしょう。
シエナの大聖堂を彷彿とさせる。
夕方はファザードに太陽の光が当たるので、めちゃくちゃ美しい。
内部見学は5ユーロの有料になります。

内部

ステンドグラスに太陽光が差し幻想的

右翼廊奥にあるサン・ブリッツィオ礼拝堂。
ここのフレスコ画はルカ・シニョレッリによる「最後の審判」で、イタリア美術史の中でも最高傑作のひとつなんだそうです。
あと、左翼廊奥にあるコルポラーレ礼拝堂には、この大聖堂を作るきっかけになった「ボルセーナの奇跡」の聖体布が祀られているですが、礼拝堂前に柵があって入れませんでした。
どうやら聖体布は今、付属美術館に移されたんだとか。

イタリア最大級のパイプオルガン
大聖堂見学のあとは町をブラブラ。


レプッブリカ広場 (Piazza della Repubblica)
正面の建物はサン・アンドレア教会 (Chiesa di Sant'Andrea)

サン・アンドレア教会内部

マラブランカ通り (Via Malabranca) からの景色

暇なのでカーヴァの井戸 (Pozzo della Cava) に入ってみた。
入場料4ユーロ

井戸

井戸以外にも貯蔵庫や発掘土器など展示されておりました。

井戸を出てからさらにうろうろ。



休憩に立ち寄ったバーでスプリッツをいただいた。
ポテチ、オリーブなどのおつまみまで出てきた。
その後予約しておいたレストラン「Ristorante Il Giardino da Giovanni」へ。

レストラン入り口

店内

ガーデンにもテーブルがいっぱいありました。
オルヴィエートは有名なワインの生産地で、特に白ワインが有名だそうです。

ですが、私は赤ワインを注文。
なんせ肉料理頼んだもんで。。。

ストランゴッツィというウンブリア州のご当地パスタ。
卵を一切使わず、強力粉と水だけで作る手打ちのショートパスタ。
具材はミートとポルチーニ
もちもちの麺で、美味しかった。

メインのホロホロチョウ
癖がなく柔らかく美味しかった。
付け合わせのレッドチコリーのローストはイマイチでしたが。

サイドに注文した玉ねぎのグラタンだったかな?
ちょっと重くて完食できず。
そして翌日。
オルヴィエートでは2泊の予定だったので、この日は丸1日ここで観光。
時間がたっぷりあるし、町は小さいのでのんびり歩くことにした。

まずはモーロの塔 (Torre del Moro)
街で最も高い建造物で、塔の上からの景色が見どころ。

全景はYouTube動画からどうぞ。
塔からおりて次に行ったのはポポロ広場 (Piazza del Popolo)

ちょうどマーケットやってました。


超特大なパプリカ

広場に建つポポロ宮殿 (Palazzo Del Capitano Del Popolo)
その後ランチで予約しておいたレストラン「Trattoria la Palomba」へ。

ここはどのガイドブックにも載ってるような有名店ですが、予約が電話でしか受け付けてないので、前日直接行ってこの日の予約をしに行きました。
もうディナーは予約でいっぱいだったので、ランチの予約になりました。

日本語メニューもあった。

店内
注文したトリュフ入りカルボナーラ
目の前でたっぷりトリュフを削ってくれます。(2つ目の画像が削ってるところのビデオ)
メインは牛フィレ肉グリーンペッパーソース
ミディアムレアで頼んだら、生肉かっ!ってほどレアだったので、焼き直してもらいました。
ランチ後はいったん宿へ戻り休憩。
物凄い花粉症で絶不調。
鼻水、涙、くしゃみが止まらない。
ここ数年、どこの国に行っても春は花粉症を発症する体質になってしまったようです。
抗ヒスタミン薬を飲み、夕方観光再開。
行ったのは、オルヴィエートで2番目ぐらいに有名な観光地、オルヴィエート地下洞窟。
洞窟へはツアーの参加が必要です。
約1時間のツアーで8ユーロです。

オルヴィエートには水源や食料がなかったため、住人が水を組み上げる井戸や、オリーブオイルの製造所、ハトの巣穴を作り、ハトを食料としていたそうです。
町中に地下があって、個人宅、レストランなどの貯蔵庫などとして現在も使用されていて、そのほんの一部が一般公開されているんです。

オリーブをすり潰す石臼

オリーブオイルを絞るプレス機

ハトの巣穴

井戸
地下洞窟の後は、歩いて町の東端へ。

戦没者記念碑

城塞の門「Porta Rocca」

アルボルノツ城塞 (Fortezza Albornoz)

アルボルノツ城塞

アルボルノツ城塞から360度カメラで

城塞からの景色

ケーブルカーのフニコラーレ
電車でオルヴィエートへ訪れた場合、駅からこケーブルカーに乗って丘の上に登ってこれます。
次に行ったのは、こちらも有名な観光スポット「サンパトリツィオの井戸 (Pozzo di San Patrizio)」
入場5ユーロ。
チケットオフィスがだいぶ手前にあるので、そこで買うように。

井戸の入り口

この井戸は62メートルの深さがあり、内部側面には、螺旋階段が二重に巡らされてい下まで降りることができます。
水を汲みに下りる階段と、汲んだ水を持って登る階段というように、一方通行システムになっている実用的でさらに美しい構造の井戸です。

360度カメラで撮影

底から上を見上げると、不思議な景色。
面白い景観ですごくよかったのですが、帰りの階段はしんどいぞ~
これで観光終了。
ランチをいっぱいいただいたので、ディナーは適当なところに入りました。

いただいたのはウンブリケッリ。
こちらもウンブリア州のご当地パスタの強力粉と水だけで作る手打ちパスタ。
ストランゴッツィとの違いは麺の長さだろうか?

今回は白ワインを頼みました。
これうまかった。
メインは魚を注文したんですが、まずかったので載せません。
これでイタリア旅行終わり。
翌朝早く出発してペルージャの空港へ戻りました。
以上!
前回のチヴィタ・ディ・バニョレージョを観光した後、旅の最後の目的地オルヴィエート (Orvieto) に移動。夕方に到着。
オルヴィエートは「世界一美しい丘上都市」と言われる、丘の上に作られた要塞都市。
美食の町としても知られていて、ローマから電車1本で来れることもあって、日帰りで訪れる人も多い観光地。

道中、全景を見渡せるところから撮影
まずは宿にチェックイン。
予約しておいたのはオルヴィエート大聖堂にほど近いSant'Angelo 42という家族経営のB&B。
駐車場にも近いのでここにしました。
部屋は2つしかないみたいで、ダブルルームかスイート。
スイートといっても高くないのでスイートルームにしました。
2泊朝食付きで€244.40でした。

B&B入り口
グーグルマップでは若干場所がずれていた。

スイートルーム内部

バスルーム
ジェットバス付き

朝食はレセプションと同じフロアだった。


ホットミールはなし、パンや棚にあるコーンフレークなど。
ちょっとがっかり。。。
チェックイン後早速町歩き。
まずは近くにある、この町1番の観光名所オルヴィエート大聖堂へ。

なんちゅう豪華なファザードでしょう。
シエナの大聖堂を彷彿とさせる。
夕方はファザードに太陽の光が当たるので、めちゃくちゃ美しい。
内部見学は5ユーロの有料になります。

内部

ステンドグラスに太陽光が差し幻想的

右翼廊奥にあるサン・ブリッツィオ礼拝堂。
ここのフレスコ画はルカ・シニョレッリによる「最後の審判」で、イタリア美術史の中でも最高傑作のひとつなんだそうです。
あと、左翼廊奥にあるコルポラーレ礼拝堂には、この大聖堂を作るきっかけになった「ボルセーナの奇跡」の聖体布が祀られているですが、礼拝堂前に柵があって入れませんでした。
どうやら聖体布は今、付属美術館に移されたんだとか。

イタリア最大級のパイプオルガン
大聖堂見学のあとは町をブラブラ。


レプッブリカ広場 (Piazza della Repubblica)
正面の建物はサン・アンドレア教会 (Chiesa di Sant'Andrea)

サン・アンドレア教会内部

マラブランカ通り (Via Malabranca) からの景色

暇なのでカーヴァの井戸 (Pozzo della Cava) に入ってみた。
入場料4ユーロ

井戸

井戸以外にも貯蔵庫や発掘土器など展示されておりました。

井戸を出てからさらにうろうろ。



休憩に立ち寄ったバーでスプリッツをいただいた。
ポテチ、オリーブなどのおつまみまで出てきた。
その後予約しておいたレストラン「Ristorante Il Giardino da Giovanni」へ。

レストラン入り口

店内

ガーデンにもテーブルがいっぱいありました。
オルヴィエートは有名なワインの生産地で、特に白ワインが有名だそうです。

ですが、私は赤ワインを注文。
なんせ肉料理頼んだもんで。。。

ストランゴッツィというウンブリア州のご当地パスタ。
卵を一切使わず、強力粉と水だけで作る手打ちのショートパスタ。
具材はミートとポルチーニ
もちもちの麺で、美味しかった。

メインのホロホロチョウ
癖がなく柔らかく美味しかった。
付け合わせのレッドチコリーのローストはイマイチでしたが。

サイドに注文した玉ねぎのグラタンだったかな?
ちょっと重くて完食できず。
そして翌日。
オルヴィエートでは2泊の予定だったので、この日は丸1日ここで観光。
時間がたっぷりあるし、町は小さいのでのんびり歩くことにした。

まずはモーロの塔 (Torre del Moro)
街で最も高い建造物で、塔の上からの景色が見どころ。

全景はYouTube動画からどうぞ。
塔からおりて次に行ったのはポポロ広場 (Piazza del Popolo)

ちょうどマーケットやってました。


超特大なパプリカ

広場に建つポポロ宮殿 (Palazzo Del Capitano Del Popolo)
その後ランチで予約しておいたレストラン「Trattoria la Palomba」へ。

ここはどのガイドブックにも載ってるような有名店ですが、予約が電話でしか受け付けてないので、前日直接行ってこの日の予約をしに行きました。
もうディナーは予約でいっぱいだったので、ランチの予約になりました。

日本語メニューもあった。

店内
注文したトリュフ入りカルボナーラ
目の前でたっぷりトリュフを削ってくれます。(2つ目の画像が削ってるところのビデオ)

ミディアムレアで頼んだら、生肉かっ!ってほどレアだったので、焼き直してもらいました。
ランチ後はいったん宿へ戻り休憩。
物凄い花粉症で絶不調。
鼻水、涙、くしゃみが止まらない。
ここ数年、どこの国に行っても春は花粉症を発症する体質になってしまったようです。
抗ヒスタミン薬を飲み、夕方観光再開。
行ったのは、オルヴィエートで2番目ぐらいに有名な観光地、オルヴィエート地下洞窟。
洞窟へはツアーの参加が必要です。
約1時間のツアーで8ユーロです。

オルヴィエートには水源や食料がなかったため、住人が水を組み上げる井戸や、オリーブオイルの製造所、ハトの巣穴を作り、ハトを食料としていたそうです。
町中に地下があって、個人宅、レストランなどの貯蔵庫などとして現在も使用されていて、そのほんの一部が一般公開されているんです。

オリーブをすり潰す石臼

オリーブオイルを絞るプレス機

ハトの巣穴

井戸
地下洞窟の後は、歩いて町の東端へ。

戦没者記念碑

城塞の門「Porta Rocca」

アルボルノツ城塞 (Fortezza Albornoz)

アルボルノツ城塞

アルボルノツ城塞から360度カメラで

城塞からの景色

ケーブルカーのフニコラーレ
電車でオルヴィエートへ訪れた場合、駅からこケーブルカーに乗って丘の上に登ってこれます。
次に行ったのは、こちらも有名な観光スポット「サンパトリツィオの井戸 (Pozzo di San Patrizio)」
入場5ユーロ。
チケットオフィスがだいぶ手前にあるので、そこで買うように。

井戸の入り口

この井戸は62メートルの深さがあり、内部側面には、螺旋階段が二重に巡らされてい下まで降りることができます。
水を汲みに下りる階段と、汲んだ水を持って登る階段というように、一方通行システムになっている実用的でさらに美しい構造の井戸です。

360度カメラで撮影

底から上を見上げると、不思議な景色。
面白い景観ですごくよかったのですが、帰りの階段はしんどいぞ~
これで観光終了。
ランチをいっぱいいただいたので、ディナーは適当なところに入りました。

いただいたのはウンブリケッリ。
こちらもウンブリア州のご当地パスタの強力粉と水だけで作る手打ちパスタ。
ストランゴッツィとの違いは麺の長さだろうか?

今回は白ワインを頼みました。
これうまかった。
メインは魚を注文したんですが、まずかったので載せません。
これでイタリア旅行終わり。
翌朝早く出発してペルージャの空港へ戻りました。
以上!
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