2018.03/11 [Sun]
[ライブ] Gizmodrome (ギズモドローム) @ Scala

3月7日、キングスクロスにあるScala (スカラ) でGizmodrome (ギズモドローム) のライブ見てきました。
ギズモドロームとは、The Police (ポリス) のStewart Copeland (スチュワート・コープランド)、キング・クリムゾンなどでギターを担当していたAdrian Belew (エイドリアン・ブリュー)、Level 42 (レベル42) のMark King (マーク・キング)、そしてジャズ/プログレッシヴ・キーボード奏者のVittorio Cosma (ヴィットリオ・コスマ) から編成されるスーパーバンド。
バンドの詳細はこちらでどうぞ。
去年イタリアで結成され、9月にセルフタイトルのデビューアルバム「Gizmodrome (ギズモドローム)
メンバー全員バラバラの国籍でバラバラに住んでいて、かなりのご老体なので、ツアーはないかな?っと思っていたんですが、なんと日本含むワールドツアーが決まりました。
といっても、今の所イタリア、イギリス、ドイツ、日本だけ。
イギリスでは私が行ったロンドン1公演のみ。
私はスチュワート・コープランドの大ファンで、彼に憧れてドラムレッスンに通ったほど。
今や作曲活動がほとんどなので、彼を見れる機会はほとんどないのですが、去年あるイベントで見ることができまして、大興奮でまたドラムを始めようかな?っと思っていた矢先、またの来英が決定。(その時の記事はこちら)。
しかも小さい会場で。
開場19:30で、そのちょっと前に着いたんだけど、すでにすごい人が並んでいた。
しかもおじさんばっかり。
みんな誰のファンなんだろう?
私の前に並んでいた人はドラマーだそうで、もちろんスチュワート狙いだった。
このバンドではスチュワートはメインボーカルなので、いったいどれぐらいドラムを叩いてくれるかわからなかったが、ステージにはドラムセットが2つ。
通常の中央後ろと、ステージ右側にあった。
予備知識でスチュワートは右側のドラムを叩き、その横で歌うことを知っていた私は、その前の2列目にスタンバイ。
みんな彼のドラムセットの写真撮っていた。

「ビューティフル〜」って言いながら撮っていた人とかいたけど、ポリスの時に比べたら地味だよな〜
ついでにポリスの再結成時の時のドラムセットも載せておこう。

これぞ、ビューティフル〜なドラムセットだ!
チケットにはスペシャルゲストありって書いてあったが、結局前座なし。
メンバーが登場したのは20:45ぐらい。
1曲目ではスチュワートはドラムを叩きながら歌っていた。

残念なことにシンバルで彼の顔が隠れてしまって見えなかった。
でも手元はばっちり!
2曲目でもドラムで、メインボーカルはエイドリアン・ブリューでした。
ビデオ撮ったよ。
いやいやこんな目の前でドラムレジェンドの演奏を見れるとは、もう感動、感激。
どんな小さい会場でも、ドラムって後ろにいるから手さばきみれないやん。
しかし今回はばっちり。
私ガン見してました。
あの有名なハイハットワークもめっちゃよく見えました。
でもリムショットはしなかったですね。
オクタバンもないし、ドラムの腕前を誇示しない彼にしたらシンプルなドラミングでした。
スティック落としたとこも見たし。
さすがに会場が小さいから、スポーンと派手に投げることはなかったです。
左足のペダルも見えたしね。
ツインペダルってそこにあるんだ〜っと思いながら足元も凝視。
(ハイハットの外側にペダルがあった)
3曲目はドラムセット離れてギターもってメインボーカルになりました。
歌い終わってから途中でドラムに移るパターンもありました。


で、嬉しいことにポリスの曲も4曲やってくれました。
スチュワートが作った曲ね。
まずは「Miss Gradenko」
エイドリアン・ブリューがボーカル。
歌う前に「スティングに申し訳ない」と言ってました。
「Does Everyone Stare」もやったのでビデオ撮りました。
キング・クリムゾンの曲も2曲演奏しました。
でもレベル42は1曲もやらなかったですね。
聞きたかったな〜
しかしマーク・キングのベースはすごかった。
私、レベル42は知っていたが、彼が高速チョッパーで有名な人とは知らなかった。
ベースを短く持ってカッコ悪いな〜っとしか思ってなかった。。。
力強く激しいスラップ奏法は鳥肌ものでした〜
観客も拍手喝采でした。
あと、とても貴重なKlark Kent (クラーク・ケント) の「Excesses」も演奏しました。
クラーク・ケントとは、スチュワートがポリスと並行してやっていたソロプロジェクト。
素性を明かさずデビューし、ヒットチャートにも入りトップ・オブ・ザ・ポップスにも出演するほど成功しました。
この出演の時は、スティングとアンディー・サマーズが覆面で一緒に演奏してます。
その時の映像はこちらでみれます。
実はこのギズモドロームの「Strange Things Happen」と「Stay Ready」はもともとクラーク・ケントの曲なんです。
そうそう、スチュワートは「このバンドはイタリアのバンドなんだけど、俺はアメリカ人だがロンドンから来たぞ〜」って言ってました。
今イギリスに住んでないがな?っとつっこみたくなりましたが、未だにロンドン出身と思ってくれているのが嬉しいですね。
きっとこの会場には、かつての友達なんかもいたんでしょうね。
で、ライブの話に戻りますが、その後もポリス、エイドリアン・ブリューのソロ曲などを交えて演奏。
そしてスチュワートが手がけた映画「ランブルフィッシュ」のサントラから「Don't Box Me In」もやってくれました。
超貴重〜〜〜
そして最後は「Spin This」
このベースがめちゃくちゃかっこよかった。
アンコールは2曲で、まずはキング・クリムゾンの曲で、最後はポリスの「Bombs Away」で締めました。
ドラムの入りがめちゃくちゃいい曲〜
この曲が聴けるとはなんとも嬉し〜
そんでもって執念でスチュワートのセットリストをゲットしました。また私のお宝が増えたわ〜

なぜ曲が左右に書かれているかというと、左側がドラムを演奏した曲で、右がギター持って歌った曲になります。
エイドリアン・ブリューのセットリストはマジックで普通に1列に書かれていて、マーク・キングはサングラスかけてたし床にあっても見えないからか譜面台に立ててたみたい。
いやはや、レジェンド達の演奏をこんな間近で見れて本当に貴重な体験でした。
またドラム始めようかな〜っと真剣に考えている〜
日本公演お見逃しなく〜
2018/4/8(日) メルパルクOSAKA (大阪府)
2018/4/9(月) オーチャードホール (東京都)
スチュワートの日本に向けたメッセージを見つけました。
余談:
翌日、サウンドエンジニアの友達がこのライブに行ったことをフェイスブックにアップしてたので、「私も行ってたよ〜」って言ったら、その子が「そうそう、入る時に君を見かけからメッセージしようとしたんだけど、携帯が死んでてできなかった〜」っと。
そして「ライブの後メンバー達とごはん行ったよ〜」っと言うじゃないか!
ぬ、なんと!
メンバーと食事?
ずる〜い!
なんで携帯死んでんね〜ん
ってか死んでたってなんやねん?
まぁ部外者の私が連れて行ったもらえたかはわからんが、なんかもったいない気分。
でも、「今度またロンドン公演があったら教えるよ!」って言っているので、それって、もしかしたらスチュワートに会えるかもってことか?
またロンドン公演あるかな〜
あって欲しいな〜
そんな期待を持ちつつ、やはりドラムをやっておこうっと心に決めたのでした。
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