2013.09/12 [Thu]
旅行「マルタ」5日目 世界遺産の首都バレッタと古都イムディーナ
朝、ホテル近くのバス停から首都のValletta (バレッタ)に向かった。
バスが混んでて暑くて、やっとの思いでバレッタのバスターミナルへ到着。
そこから城門をくぐり世界遺産に登録されている町へ。
この町は首都と言えど、とても小さくほとんどの道が歩行者天国になっている。
海沿いの丘の上に立ち、町自体が要塞になっていて、難攻不落の都市となるよう1565年に建設された。
小ぢんまりとしているおかげで観光はし易い。
まずは城門から延びるメインストリートのRepublic Street (リパブリック通り)を散策。
ここにはマルタ特有を思わせる店は多くはない。

小道に入るとマルタ名物の銀細工屋がいくつかあった。
私たちの買い物の目的はこれだ!
めちゃくちゃかわいい上に安い!
そして11:30ごろUpper Barracca Garden (アッパー・バラッカ・ガーデン) へ。
目的は毎日お昼12時に時報として発射される大砲。
そしてここからの景色は絶景と言う事もあって、欠かせないバレッタの見所。

景色は本当に圧巻であった。
ここが結構高い丘であるという事がよくわかり、対岸のスリーシティーズと呼ばれる3つの突き出した岬の町が、不思議な景観を生み出している。
パノラマ写真じゃないと、この景色は1枚に収まらない。
生でみないとこのダイナミックさは伝わらないであろう。
そして待つ事30分。
たくさんならんだ大砲の真ん中1つから大砲が打たれた。
動画を撮ったつもりが撮れてなかった。残念・・・

弾込めしてるところ
大砲を見た後はSt. John's Co-Cathedral (聖ヨハネ大聖堂) へ。
この大聖堂はバレッタの一番の名所。

聖ヨハネ騎士団(のちにマルタ騎士団として知られるようになる)が建てたカトリック教会の聖堂。
内部はまばゆいばかりに金ピカ!


ヨーロッパ中いろんな教会やら聖堂やら寺院やら行きましたが、内部の豪華さはトップかもしれない。
この大聖堂は入る時、ノースリーブや短パンを履いていると黄色い布を渡され隠すよう言われます。
入場は無料じゃないのですが、聖堂部分だけでなく小礼拝堂に展示されている絵画、カラヴァッジオ作「洗礼者ヨハネの斬首」やそれ以外のいろいろな絵画を拝見することができます。
しかしとても暑かったです。
扇風機はありましたけど。
その後は昼食をとりに、リパブリック通りにあるCafe Cordina (カフェ・コルディナ) へ。
ここは老舗店でとても有名ということでやってきました。
入り口から店の中は小さいであろうと勝手に思い込み、店の前のスクエアーのテラス席へ。


テラス席。太陽さんさんの夏はやはり外で食べたくなる。
ここにもイギリスと同じ電話ボックスとポストが・・・
イギリスの統治下だったことが伺える。
最後にトイレの為店の中に入ったが、内部はとても広くて格式ある感じでした。
注文したのはBombette (ボンベッテ)
イタリア料理なんだろうか?まん丸の食べにくそうな風貌。


中身はほうれん草とモッツァレラチーズとハム。
なんだか重たそうだな〜と思いましたが、意外と全部平らげる事が出来ました。
味もよかったです。
その後はGrandmaster's Palace (マルタ騎士団総長館)
この館は代々の騎士団総長が住んでいた所で、現在はマルタ共和国大統領府とともに、議会がおかれています。

外観
その中の一部の部屋と武器庫の博物館が一般公開されている。



武器庫は本当に宝の山のようでした。鉄砲、大砲、剣、盾、鎧。
ものすごい数です。
その後St. Paul's Cathedral (聖パウロ聖堂) へ。
でもお昼で閉まっていて断念。
プラプラ銀細工の店を見ながらバスターミナルへ。
ここで友達と別れ別行動。
私はバスで古都Mdinaイムディーナへ。
マルタ島中央にあるこの町にはバスで約30分ほどで着いた。
イムディーナはかつての首都で、中世の狭い静かな通りを持つ城塞都市。
首都が移った事により、人々がいなくなった為「静寂の町」の異名を持つ。
町と言うより城壁で囲まれた要塞といった感じで、とても小さい。
まずは門をくぐって城壁の中へ。

門をくぐってすぐに観光案内所があったので町の地図をもらう。
まさに中世から時が止ったようだ。
フランスのカルカッソンヌの旧市街を思い出す。
観光客もバレッタに比べたらとても少ない。
見る所は教会ぐらいしかなさそうだが、町並みに惚れ惚れする。

聖パウロ聖堂

ここにも電話ボックス。そして隣の標識がかわいい

城壁の一番先に行くとFontanella Tea Gardenというカフェがあるのですが、ここのチョコレートケーキはマルタ1と評判のお店らしい。
そして景色も最高だとか。。。
ただもう夕方で今ケーキなんか食べると夕食食べられなくなるし、時間もないので行くのを断念。
カフェの横は展望台になっているので、景色は堪能できた。

ここはマルタで海まで見通せることが可能な島の最高点にあるということで城塞都市が築かれた。
なっとくの景色だ!
そうそうと城塞都市を引き上げ門の外へ。
ここの城壁の周りはRabat (ラバト) と呼ばれる町で、イムディーナへ来るとセットで訪れるところ。
ここにある聖パウロ教会には「聖パウロの洞窟」とマルタ一番の規模を誇るカタコンベ (地下墓地) があるのが有名。
閉館が17時でギリギリ入れた。もちろん最後の客。
地下墓地にたった一人。でもお墓も骸骨も何もなく迷路のような空洞。
外の暑さとうってかわって涼しくていいが、怖い。
しかもここ戦時中防空壕としても使われていたそうな。
「聖パウロの洞窟」は、西暦60年ころ、ローマへの護送中に船が難破してマルタ島に漂着した聖パウロが住んだとされる洞窟。
ローマ法王が訪れた際の写真がいっぱい飾ってありました。

聖パウロの洞窟
そしてそそくさとバスでホテルへ。
1時間ちょっともかかってしまった。
ホテルで友達と合流し、休憩してから夕食へ。
ホテルの小冊子に書いてあったレストランL-Ghonnellaへ。なんでもセントジュリアンで1、2を争うお店だとか!
先日も行ってみたが日曜日で開いてなかった。

しかしだ、期待は裏切られた。
どれもこれもいまいち、最後の夜になんとがっかりな・・・
どこが1、2を争う店か!がっかりだ...

リゾット

シーフードパスタ。あまり味がない。

友達が頼んだウサギ。マルタはウサギ料理が有名だそうです。
パサパサしてて食べにくい。

私が頼んだメカジキ。悪くはないが味が薄い。
そしてこの最後の夜、一昨日の負けを取り返すべく再びカジノへ!
しかし全く勝つ事はできなかった。80ユーロの負け。
ということで最終的に合計125ユーロの負けです。
これでマルタの旅行が終わりました。
翌日朝早くロンドンに帰りました。
楽しかった、暑かった、日にちが足りなかったよ〜〜〜〜〜
他の日程の記事
旅行「マルタ」1日目
旅行「マルタ」2日目 ポパイビレッジ、メーリッハベイ
旅行「マルタ」3日目 ブルーラグーン、コミノ島
旅行「マルタ」4日目 マルサシュロック・サンデーマーケット
旅行「マルタ」まとめ&お土産編

バスが混んでて暑くて、やっとの思いでバレッタのバスターミナルへ到着。
そこから城門をくぐり世界遺産に登録されている町へ。
この町は首都と言えど、とても小さくほとんどの道が歩行者天国になっている。
海沿いの丘の上に立ち、町自体が要塞になっていて、難攻不落の都市となるよう1565年に建設された。
小ぢんまりとしているおかげで観光はし易い。
まずは城門から延びるメインストリートのRepublic Street (リパブリック通り)を散策。
ここにはマルタ特有を思わせる店は多くはない。

小道に入るとマルタ名物の銀細工屋がいくつかあった。
私たちの買い物の目的はこれだ!
めちゃくちゃかわいい上に安い!
そして11:30ごろUpper Barracca Garden (アッパー・バラッカ・ガーデン) へ。
目的は毎日お昼12時に時報として発射される大砲。
そしてここからの景色は絶景と言う事もあって、欠かせないバレッタの見所。

景色は本当に圧巻であった。
ここが結構高い丘であるという事がよくわかり、対岸のスリーシティーズと呼ばれる3つの突き出した岬の町が、不思議な景観を生み出している。
パノラマ写真じゃないと、この景色は1枚に収まらない。
生でみないとこのダイナミックさは伝わらないであろう。
そして待つ事30分。
たくさんならんだ大砲の真ん中1つから大砲が打たれた。
動画を撮ったつもりが撮れてなかった。残念・・・

弾込めしてるところ
大砲を見た後はSt. John's Co-Cathedral (聖ヨハネ大聖堂) へ。
この大聖堂はバレッタの一番の名所。

聖ヨハネ騎士団(のちにマルタ騎士団として知られるようになる)が建てたカトリック教会の聖堂。
内部はまばゆいばかりに金ピカ!


ヨーロッパ中いろんな教会やら聖堂やら寺院やら行きましたが、内部の豪華さはトップかもしれない。
この大聖堂は入る時、ノースリーブや短パンを履いていると黄色い布を渡され隠すよう言われます。
入場は無料じゃないのですが、聖堂部分だけでなく小礼拝堂に展示されている絵画、カラヴァッジオ作「洗礼者ヨハネの斬首」やそれ以外のいろいろな絵画を拝見することができます。
しかしとても暑かったです。
扇風機はありましたけど。
その後は昼食をとりに、リパブリック通りにあるCafe Cordina (カフェ・コルディナ) へ。
ここは老舗店でとても有名ということでやってきました。
入り口から店の中は小さいであろうと勝手に思い込み、店の前のスクエアーのテラス席へ。


テラス席。太陽さんさんの夏はやはり外で食べたくなる。
ここにもイギリスと同じ電話ボックスとポストが・・・
イギリスの統治下だったことが伺える。
最後にトイレの為店の中に入ったが、内部はとても広くて格式ある感じでした。
注文したのはBombette (ボンベッテ)
イタリア料理なんだろうか?まん丸の食べにくそうな風貌。


中身はほうれん草とモッツァレラチーズとハム。
なんだか重たそうだな〜と思いましたが、意外と全部平らげる事が出来ました。
味もよかったです。
その後はGrandmaster's Palace (マルタ騎士団総長館)
この館は代々の騎士団総長が住んでいた所で、現在はマルタ共和国大統領府とともに、議会がおかれています。

外観
その中の一部の部屋と武器庫の博物館が一般公開されている。



武器庫は本当に宝の山のようでした。鉄砲、大砲、剣、盾、鎧。
ものすごい数です。
その後St. Paul's Cathedral (聖パウロ聖堂) へ。
でもお昼で閉まっていて断念。
プラプラ銀細工の店を見ながらバスターミナルへ。
ここで友達と別れ別行動。
私はバスで古都Mdinaイムディーナへ。
マルタ島中央にあるこの町にはバスで約30分ほどで着いた。
イムディーナはかつての首都で、中世の狭い静かな通りを持つ城塞都市。
首都が移った事により、人々がいなくなった為「静寂の町」の異名を持つ。
町と言うより城壁で囲まれた要塞といった感じで、とても小さい。
まずは門をくぐって城壁の中へ。

門をくぐってすぐに観光案内所があったので町の地図をもらう。
まさに中世から時が止ったようだ。
フランスのカルカッソンヌの旧市街を思い出す。
観光客もバレッタに比べたらとても少ない。
見る所は教会ぐらいしかなさそうだが、町並みに惚れ惚れする。

聖パウロ聖堂

ここにも電話ボックス。そして隣の標識がかわいい

城壁の一番先に行くとFontanella Tea Gardenというカフェがあるのですが、ここのチョコレートケーキはマルタ1と評判のお店らしい。
そして景色も最高だとか。。。
ただもう夕方で今ケーキなんか食べると夕食食べられなくなるし、時間もないので行くのを断念。
カフェの横は展望台になっているので、景色は堪能できた。

ここはマルタで海まで見通せることが可能な島の最高点にあるということで城塞都市が築かれた。
なっとくの景色だ!
そうそうと城塞都市を引き上げ門の外へ。
ここの城壁の周りはRabat (ラバト) と呼ばれる町で、イムディーナへ来るとセットで訪れるところ。
ここにある聖パウロ教会には「聖パウロの洞窟」とマルタ一番の規模を誇るカタコンベ (地下墓地) があるのが有名。
閉館が17時でギリギリ入れた。もちろん最後の客。
地下墓地にたった一人。でもお墓も骸骨も何もなく迷路のような空洞。
外の暑さとうってかわって涼しくていいが、怖い。
しかもここ戦時中防空壕としても使われていたそうな。
「聖パウロの洞窟」は、西暦60年ころ、ローマへの護送中に船が難破してマルタ島に漂着した聖パウロが住んだとされる洞窟。
ローマ法王が訪れた際の写真がいっぱい飾ってありました。

聖パウロの洞窟
そしてそそくさとバスでホテルへ。
1時間ちょっともかかってしまった。
ホテルで友達と合流し、休憩してから夕食へ。
ホテルの小冊子に書いてあったレストランL-Ghonnellaへ。なんでもセントジュリアンで1、2を争うお店だとか!
先日も行ってみたが日曜日で開いてなかった。

しかしだ、期待は裏切られた。
どれもこれもいまいち、最後の夜になんとがっかりな・・・
どこが1、2を争う店か!がっかりだ...

リゾット

シーフードパスタ。あまり味がない。

友達が頼んだウサギ。マルタはウサギ料理が有名だそうです。
パサパサしてて食べにくい。

私が頼んだメカジキ。悪くはないが味が薄い。
そしてこの最後の夜、一昨日の負けを取り返すべく再びカジノへ!
しかし全く勝つ事はできなかった。80ユーロの負け。
ということで最終的に合計125ユーロの負けです。
これでマルタの旅行が終わりました。
翌日朝早くロンドンに帰りました。
楽しかった、暑かった、日にちが足りなかったよ〜〜〜〜〜
他の日程の記事
旅行「マルタ」1日目
旅行「マルタ」2日目 ポパイビレッジ、メーリッハベイ
旅行「マルタ」3日目 ブルーラグーン、コミノ島
旅行「マルタ」4日目 マルサシュロック・サンデーマーケット
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