観葉植物はどこで買う?上手なお店探しのコツと買い方を解説
観葉植物は近くのお店やネットショップなど、買える場所が多いアイテム。売っているところが多いからこそ、「どこで買うべきか」「買うならどこがいいのか」と悩んでしまいますよね。そこで今回は観葉植物をはじめて買う方や、安い値段を重視して選んでいた方にチェックしてほしい販売店探しのコツと買い方を解説。ホームセンターや園芸店、ネットショップなど売っている場所によって買い方やメリットが変わります。自分に合ったお店探しの参考にしてくださいね。
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【目次】
・観葉植物を買う前に
・観葉植物はどこで買う?
・観葉植物を通販で買うときの注意点
・観葉植物の値段は?価格比較する際の目安
・家庭用の観葉植物レンタルも
・観葉植物は生き物!細やかなチェックでより良い買い物を
観葉植物を買う前に
観葉植物を買いたいと思ったとしても、その種類は多く、漠然としたイメージのままでは悩んでしまいます。予算に応じてなんとなく購入してみたものの、環境が合わなかったり、上手に育てることができなかったりして、すぐに枯らしてしまうようでは勿体無いでしょう。
観葉植物は生き物であり、美しいグリーンの姿を保つには、しっかりとした管理が必要となります。インテリア雑貨と同じではなく、育てていく必要があるので、購入をする場合は慎重に検討するべきです。まずは、どんな種類の植物が欲しいのか、どんなサイズのもので、どこに置くべきなのかについて、きちんと考えておきましょう。
観葉植物にも、多くののタイプが存在しており、乾燥に強いもの、寒さに弱いもの、水を好むものなどさまざまです。管理の手間を考え、育てる場所に適した育てやすいものを選択するといいですね。そのうえで、好きな仕立てや葉の形、サイズなどの種類を選んでいきましょう。
選択肢が多く、どれを選ぶべきか悩んだら、訪問先の家や店舗、街角で見かける観葉植物のなかで、良いと思ったものをメモしておくのも手段の一つです。また、花屋さんへ下見に行くのも大切でしょう。気になる観葉植物が見つけられたら、許可を得てから写真を撮影しておくか、タグが付けられているなら名前や育て方をチェックしてみるというのも良い方法ですね。
観葉植物はどこで買う?
では、実際に、観葉植物をどこで買うかについて考えてみましょう。一般の人が購入可能な経路として5つのパターンに分けてみました。それぞれのメリット、デメリットなどを考つつ、自分に合った購入方法を検討していきましょう。
➢ 個人経営の花・園芸店
もっとも身近な店舗としてまず挙がるのは、個人経営の花・園芸店でしょう。地域の商店街やモールなどで、よく見かけるお店です。
個人経営の店舗で購入する際のメリットは、個人経営の店だと、育成の相談をしやすいという点です。小さな店舗ではお店の人との距離が縮まりやすいと言えます。また、個人商店ならではのサービスの恩恵をうけられるところが多いのも嬉しい点です。
山野草や蘭、庭木などの専門店もあり、生育環境に詳しいスタッフが多いのも魅力でしょう。観葉植物初心者さんにとって、育て方のアドバイスをもらえるお店があると安心できます。
一方で、デメリットとなるのが、品ぞろえの少なさや、やや高めの価格設定です。特に小さな店舗だと置き場所が限られているため、数をそろえるのが難しく、販売数が少なくなるため、価格も高めに設定されてしまいがちです。在庫がなくても、具体的な種類や大きさ、予算が分かるようであれば、入荷を検討してもらえるかもしれません。
➢ 大手チェーンの花・園芸店
全国にチェーン店を展開する大手の花・園芸店もあります。何といっても、品ぞろえの豊富さが一番のメリットです。数ある植物を見ながら購入を検討でき、その店舗になくても、他店にある商品を取り寄せることができ、具体的な価格やサイズを確認することができるところが嬉しい点です。それに加えて、園芸用品もそろっており、鉢や鉢カバーなどのバリエーションが豊富で、かつおしゃれな商品も多く見られます。
デメリットとして考えられるのは、アルバイト店員も多く、専門の知識を持つスタッフがいるとは限らないといったことでしょう。もちろん店舗によっても違ってくるため、お店の人とコミュニケーションを取りながら、よく考えて購入すると良いでしょう。また、切り花を主とする店舗では、園芸に含まれる観葉植物の種類は少なく、取り寄せを基本としているようなお店もあります。
➢ ホームセンター
観葉植物を買うなら、一度はチェックしておきたいのがホームセンターです。ガーデニング用品をはじめ、花や野菜の苗などを扱うところが大半です。種類も豊富で、店舗によりますが、専門スタッフからのアドバイスが行われているお店もあります。
もともと園芸店から発展したホームセンターのチェーン店もあり、そうした店舗はかなり充実した種類から選択できる傾向にあります。逆に、日用品を中心に扱っているお店では、専門の知識を持つスタッフがおらず、管理が甘い場合もあります。店舗によっても異なるため、園芸に詳しい専門スタッフがいるのかどうかということを聞いて確認するのも良いでしょう。
また、ホームセンターで購入する観葉植物の鉢は、どちらかというと実用重視でおしゃれな鉢ではないというパターンが多いかもしれません。あくまで単に植物の販売をしているものと考え、インテリア性を求めるというのであれば、鉢を変えてもらったり、鉢カバーを追加購入したりして、自分だけのスタイルを考えていくのが良いかもしれません。
➢ 100円均一ショップ・雑貨店
比較的価格の安い観葉植物を取り扱っており、インテリア性を重視するのが雑貨店です。おしゃれな鉢に入れられていたり、ユニークな形に仕立てられたものだったりして、外見の良さは抜群と言えます。ただし、あくまでインテリアとして扱われているため、管理がしっかり行き届いていない場合が大半です。
また、使用される鉢は、見た目は良くても実用性がなく、鉢底に穴が空けられていないような商品もあります。逆に、乾燥を好む種類の植物を、自動的に給水できるとするポットに入れているような場合もあり、根腐れにつながってしまうことも。どちらも結果的に長持ちせず、その場限りになってしまいがちです。販売するスタッフにも園芸に詳しい人が少ないという場合がほとんどなため、生育についてのアドバイスをもらうのも難しいでしょう。
近年、100円均一ショップでもミニタイプの観葉植物が扱われています。手ごろなお値段だからと気楽に購入する人も少なくないようです。こちらも雑貨店同様に、植物の管理が行き届いていない場合がほとんどでしょう。管理が得意な人は別として、価格と見た目だけで判断すると、観葉植物のある生活を長く続かせることは難しくなってしまうでしょう。
➢ 通販
今や、インターネットを通じて買えないものはないとも言える時代。観葉植物も同様に、インターネットショップから購入することもできます。そのメリットは、何よりも種類の多さと他の店が比較が容易なところでしょう。実店舗を置かないことでコストを削減し、比較的低価格で販売しているショップもあります。
ただし、現物を確認できるタイミングは当然到着時であり、思っていたものと違ったという場合も出てきてしまうのが残念なところ。遠方から配送されると、温度変化やゆれの影響で傷んでしまう可能性も考えられます。
こうした条件をふまえて、通販で購入する際に、とくに注意しておきたいポイントを次項でご紹介します。
観葉植物を通販で買うときの注意点
観葉植物をネット通販で購入するのは、とても簡単です。画像をチェックしながら、気になる商品の価格もショップごとに比較できるため、より良いものを選べるツールでもあります。とはいえ、値段ばかり見ていると、肝心なサービスを見落とすことがあります。
観葉植物を通販で購入する際には、以下の4点を忘れずにチェックしましょう!
➢ サイズを細かくチェックする
通販による購入で一番失敗しやすい点がサイズです。写真だけで判断すると、想像していたより大きめだったり小さめだったり。確保しておいた置き場所に合わないようでは残念ですよね。
置き場所の広さもきちんと計測したうえで、植物の高さや鉢の号数をチェックしましょう。横幅がかかれていない場合は、問い合わせるのも良いでしょう。縦に伸びるのか、横に広がるのかなど、成長後の形を想定するのも重要です。
➢ 返品交換が可能なショップを選ぶ
詳細を確認していたつもりでも、届いた商品は実際のイメージとは違ったり、香りが気になったりするパターンがあります。サイズを含め、注意書きをしっかりと見て購入するのは当然のことですが、思わぬケースはつきもの。
商品の返品交換ができるショップなら、不安も軽減されるでしょう。ただし、対応可能なショップでも、到着後すぐの連絡を行うのが原則です。観葉植物は生ものであり、配送用の段ボールに入れたまま放置すれば、傷んでしまいます。届き次第、すぐに開封し、予定してみた場所に設置してから、返品交換を検討しましょう。
➢ 到着後、配送員の前で開ける
観葉植物を通販で購入した際、トラブルになりやすいのが、配送時の痛みや傷です。鉢が倒れて土がこぼれていたり、明らかに葉に新しい傷がついていたりすれば、返品の対象にもなります。
上述した内容にもつながりますが、返品保証があっても、実際の事実確認が難しい場合があります。観葉植物が到着したら、配送員の前で開けるのが理想的といえるでしょう。その場で、傷や欠けが見つかったら、すぐに写真を撮り、ショップに連絡してください。
➢ 品質保証があるものがおすすめ
ショップにより、商品の品質保証を付けているところもあります。とくに希少価値のある観葉植物を購入するなら、保証があるショップを選ぶとよいでしょう。補償があることで、配送時にも注意を払うような指示が出される場合が多いようです。
観葉植物の値段は?価格を比較する際の目安
観葉植物を買おうとしたものの、予想外のお値段で驚くようなことがあるかもしれません。ついつい安いものを選びがちですが、あまり安いというのも考えもの。観葉植物は生き物であり、サイズの違いだけではなく、成長段階によっても価格が異なります。
安いと思っていたら、すぐに植え替えが必要な状態になっていることもありえます。例えば、ホームセンターで格安販売をしているようなものは、時期はずれであったり、伸びすぎて手入れが必要な商品だったりする場合も多いようです。自分で対処できる人にとってはお得な買い物となりますが、初心者さんの場合は、慣れない作業に戸惑う可能性もあります。
通販で価格を比較する際には、送料や補償の有無、サポート体制の充実度によっても値段設定が変わってくるということも覚えておきましょう。また、安すぎるものはフェイクグリーンの可能性もあります。画像のみで判断すると本物かどうか判別がつきにくい場合があるため、商品の詳細はしっかりと確認しておきましょう。
家庭用の観葉植物レンタルも
オフィスでよく利用されているのが観葉植物のレンタルです。じつは、こうしたレンタルには家庭用として利用できるプランもあります。年間契約を行うのが一般的のようですが、一年を通して美しい観葉植物を楽しめます。手入れ不要のうえ、気分によって種類を変更できるのもうれしいところ。
固定の月額で契約するところや、月ごとに予算を組んで設定できる業者など、利用方法はさまざまです。観葉植物を上手に育てられるか不安に感じる人は、一度レンタルを検討してみてはいかがでしょうか?
観葉植物は生き物!細やかなチェックでより良い買い物を
観葉植物の種類を選ぶだけでなく、どこで買うかも悩みどころ。近くに専門店がない人にとって通販はとても便利でしょう。実店舗や通販、レンタルなど、それぞれにメリット、デメリットがあります。質やサポートの違いによって、商品の値段も変わるため、自分に一番合った方法で観葉植物を生活に取り入れてみましょう。
どこで買うにしろ、一番大切にしたいのは、自分の好みに合わせたものを選ぶことと言えます。好きなものともなれば、管理にも心がこもります。自分に合った観葉植物を見つけて、上手に育てたいですね。
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