世代論がよく話題になっていた。世代論のもともとの根拠は人口動態だ。「生まれた年が、その人の人生を左右する」というものだと考えていい。団塊なら入試が大変とか、丙午なら楽だとか。その先はどこまで真面目にとらえていいのかわからないが、生き方や価値観にまで影響を与えると見られている。世代論は日本だけでなくアメリカにもベビーブーマー、ビート・ジェネレーションのようなものがある。デジタルネイティブやミレニアルも世代論だと言っていいだろう。
〜世代
2chの古いコピペでこういうのがあった。
●戦中戦後の世代(~1935)
戦争を経験し日本を見事復興させ今の日本経済を作り上げた最強の世代。戦国時代の武将なみのレベルの高さで感服。一部勘違いあり。
●混乱の世代(1936~1944)
終戦、復興の混乱期に幼少時代を過ごす。運だけが全てを決めてしまった世代。宝くじ大好き。
●団塊世代(1945~1949)
自分達が日本を作り上げたと思ってる"超"勘違い世代。 お前らが作ったのは借金。キチガイ多し。行動力や根性は多少は持ち合わせているがたいした事は無い。 唯一評価できるのは繁殖力の高さ。ただしあまりにも高すぎて未だにエロイ事件を起こすのもこの世代。日本を滅ぼそうと密かにたくらんでいる。もういいから早く団体で中央線にダイブして欲しい。
●団塊の金魚の糞世代(1950~1959)
団塊と一緒に踊ってただけの世代。自主性なし。下の世代にも疑いを持たず踊ること(Yesマン)を求める傾向あり。上が団塊で且つ人口減少期に生まれた為競争は緩やかで勘違いが増殖。団塊の劣化コピー版。
●バブル世代(1960~1969)
未だにバブルもう一回とか言ってるバカや、バブル後の脱力感で魂まで抜けた奴が多い。金銭感覚が狂ってるため消費率は高めなのが救いだがほとんどは無能。企業内でがん細胞化している世代
●団塊Jr(1970~1974)
親世代の団塊に反発するも就職難で返り討ちにあう。世代人口が一番多いにもかかわらず出生率を下げていたりと、繁殖力は極めて低い。団塊の付けを一手に引き受けているのもこの世代。100年後の日本史には悲惨な世代として登場予定
●無味無臭世代(1975~1979)
いたの?
●無気力世代(1980~1984)
あきらめモード全開。やる気ナッシング。パラサイト多すぎ。 気持ちはわかるが、仕事しろよと。愚痴らせたり文句言わせたりすると最強な所や、他人に頼りまくるところは団塊そっくり。
●DQN世代(1985~1995)
セックルセックル!小学生のうちから無駄なセックスしすぎ。おまえら大丈夫かよマジで?あんま期待して無いけど頑張って。
●日本終焉を見守る世代(1996~)
戦後動き出した日本の鼓動がゆっくりと止まるのを見守ることになる世代。彼らの未来は暗く冷たい。
僕はここだと無気力世代に該当する。
無気力世代の労働観
今日、働くのが嫌いだという話をしていてつい「自分は2ch世代ですから」と口から出た。僕に限らず、2ch管理人ひろゆきの労働観に同調した同世代は多いと思う。労働の対価であるお金を使ってしまうと、また働かなければならない。働くのはダルいことで、なるべく働きたくない。そうなると、なるべくお金を使わないようになる。消費しない若者たちと当時呼ばれた。
それではなぜ僕らの世代がそうまでして「働きたくない」と思うのか。労働はかつて誉れ高き自己実現の手段だったはずではないか。それは僕らが同時に「失われた世代」であることが大きく関わっている。
物心がつく頃にバブルが崩壊し、不正と汚職を繰り返すサラリーマン、政治家、公務員、そこに大義は見えず、ひたすら金策に走っていたように見える。イジメ問題を隠蔽する大人や、援助交際の名のもとに子供に性欲をぶちまける大人も話題になった。そうやって子供の頃から「大人はかっこ悪い」という認識が植え付けられた。大人、ひいては彼らをそのように駆り立てる労働に対する不信感が培われてきた。
少し上の世代は氷河期を経験した。彼らの間ではフリーター・モラトリアム・自分探しが流行った。僕が大学生の頃にはニートが社会問題になっていた。
生きていればそれでいい
「贅沢は敵だ」とまでは言わないが、高級車、タワーマンション、リゾート旅行、豪遊、贅沢を見せびらかして喜んでいる姿は憧れの対象ではなく、侮蔑の対象として映った。僕らが子供の頃に見ていた「大人のかっこ悪さ」を象徴している。上の世代から「接待を受けるのは気分いいだろ?」と言われたことがある。むしろ逆で、吐き気がする。
生活に必要なお金だけ手にすればそれでいい。お金を余分に持っていたって、消費したって得られる満足感は微々たるものだ。それ以上に、ストレス、過労、余分なお金を得るための余分な労働による心身の疲弊が見過ごせないほど大きい。ゴミクズになるために金を稼いでどうする。
労働、それに付随するお金はもはや自己実現の手段ではなくなっている。これらは僕個人の一面的な見方でしかなく、意気揚々と働いている同世代だっていくらでもいる。それでも世代的な影響はあるんじゃないか。〜離れも少子化も進むわけだ。