これといった特定の趣味がない。長く続くような、のめり込むような趣味がなく、浅く狭い。その中で自分が今まで触れてきた趣味と、人から聞いた趣味の話からコスパをてきとうに検証してみよう。ついでにタイパ(時間効率)とか言い出したら、趣味なんか持たないほうがいい。趣味は総じて時間の浪費だから、時間をかけてなんぼってところがある。まあその趣味で得られる効用が楽しさって言うなら、持続的な楽しさを即座に得られることがタイパになるのかもしれない。そうなるともう、お酒とかタバコとかすぐにキマる何かになってしまう。趣味にタイパ(=即効性)を求めてもしょうがない。
車
僕はお金のかかる趣味を持ったことがないため、聞いた話です。確証はないというか、よく知らない。お金のかかる趣味第一位は、僕の聞いた範囲では車じゃないかと思う。そりゃあジュエリーとか高級時計とか言い出したらそっちのほうが単価が高いかもしれないけど、一般人にはあまり手が出せない。でも車って意外と一般人でも趣味にしている人が多く、めちゃくちゃ金かけている。それこそ若い人でも車にめっちゃ費やしている人の話はよく聞いた。ジャガーとか高級車の話ではなく、飽くまで一般的な車の話。
そもそも車自体が高い。車体100万前後はむしろ安い範疇に入る。でも趣味で100万っていうと、それこそ時計ならロレックスが買える(ものもある)。しかもけっこう買い替える。さらに車を趣味にする人は、ありとあらゆるカスタムにお金をかける。カスタムもなぜかめちゃくちゃ高い。高くて当たり前っていう感覚を、車にお金をかける人はみんな持ってる気がする。
維持費も高い。駐車場代、保険代、ガソリン代、メンテ代…中高生の頃に頭文字Dっていうマンガが流行ったけど、車が趣味の学生なんて金持ちのボンボンしか成り立たない。もしくはバイト代やら何やら全振りしている人しか。っていう僕の印象です。趣味で乗りだすとバイクもかかるけど、車は桁違いだと思う。ただ乗るだけでもそこそこかかるのに、趣味にしだすと要注意。もちろん趣味にも度合いがあるため、ライトでほどほどの車乗りもたくさんいるだろう。僕は免許ないです。サーキットとかに通っている車乗りの人から聞いた話と、そこからの推測です。
カメラ
次に、僕が知っている範囲で金のかかる趣味と言えばカメラです。レンズ沼っていう言葉が一般的になったぐらい、カメラなりレンズなりを買い出して沼にハマる人が多い。僕はカメラ一台、レンズ一本と、レンズ一体型のコンデジ一台しか持っていない。このへんはかなり珍しい部類だと思う。カメラなり写真にハマる人は、レンズの数あってなんぼみたいなところがあるから、一本でやりくりする人はあまりいないんじゃないか。
それはただカメラを持って写真を撮っているだけで、趣味ではないんじゃないか。例えば生活に使う車があるのと同様、生活の中でカメラを2台とレンズ1本持っているだけなんじゃないか、と思われるかもしれない。いや、でもその割にはカメラバッグもあって防湿庫もあって、撮った写真を飾っていたりスズリでスエットを作ったり、写真集もよく買うしアルバムを作ったりしているから、十分趣味していると思う。
でもカメラは2台、レンズは1本しか持っていないから、沼にはハマっていない。これまで買い換えたカメラは3台。15年ぐらいの間に売って買ってしている。そこまで費やしていないだろう。沼っている人は数十万から100万のカメラを同時に何台も所有しているし、10万数十万単位のレンズをポンポン買う。三脚を持っていたり、カメラバッグだって用途に応じていくつも所有している。撮りに行くための遠征にも時間とコストを費やしている。知り合いから薄っすらとそういう情報が見え隠れするだけで、具体的にどれだけ費やしているか確認したことはない。でもとにかくカメラを趣味にして、沼っていく人はお金がかかってそうだ。
オーディオ
オーディオ沼の人の話もよく聞く。プレーヤー、スピーカー、アンプにとどまらず、オーディオ趣味の人はやはりケーブルなどにこだわるそうだ。知り合いの人はヘッドホンのケーブルだけに40万円使っていて「音が全然違う!」と言っていた。オーディオの場合音の良さなどにこだわりだすと際限がなく、しかも実際に良い音になっていることが体感できるからやめられないんだろう。いい音を知ってしまうと元に戻れないと言う。いったん裕福な暮らしを体験してしまうと貧乏暮らしが我慢できないように。
僕の場合、すごく簡易に済ませてしまっている。オーディオと言ってもレコード周りになるけど、レコードプレーヤーは定価5万円ぐらいの40年ぐらい前のもので、メルカリで5千円で買って5年以上ずっと使っている。フォノイコライザーは使用せず、内蔵型のスピーカーを9万円ぐらいで買って、最底辺の音ではないけどそこそこ良ければ満足してしまっている。昔ホームシアターが流行ったが、普段からそこそこ映画を見る割に一度も導入したことがない。あればいいと思うんだけど。
ファッション
高級時計や宝飾品を除いた、服などのファッションは車やカメラ、オーディオなんかに比べて意外とコスパがいいと思う。もちろんファッションだって高級品を買いまくっていたら一着数十万数百万行くかもしれないが、それが普通の趣味だとは思わない。高級品を買い漁っているリッチな人という認識がちゃんとある。でも車やカメラ、オーディオは普通の人が割と100万単位の買い物を平気でやっている印象ある。ファッションを趣味にしている人は、めっちゃ稼いでいる人でもなければ年に100万以内でおさまるんじゃないか。どうなんだろう、僕の認識が甘いのか。
僕は今年ちょっと服を買っているけど、年間を通して20万行かないと思う。ということは趣味で毎年買っている人はやっぱり100万ぐらい平気で行くのかな。
スポーツ
スポーツはだいたいコスパがいい。強いて言えばゴルフが高いと言われていた。いくらぐらいか知らないけど、クラブを揃えることとコースに通うことでスポーツの中ではコストがかかる方だろう。でも年に100万とか行くのか?行かないよな多分。ゴルフ用品をしょっちゅう買い換えてたら行くのかもしれない。
知り合いでフットサルとかやっている人いたけど、そんなにお金がかかる印象はない。テニスを習いに行っている人もいるけど、コスパがいいほうだろう。筋トレとかジム通いしてる人だって、そんなにお金をかけている印象はない。ウィンタースポーツのスキーやスノーボード、マリンスポーツのダイビングなどは一回の費用はそこそこかかりそうだけど、年間を通したらそんなにかからなさそう。全然知らなすぎて独断と偏見です。きっとスポーツはコスパがいい趣味。
僕はスポーツ全然やらないので、強いて言えばジョギング。ジャージと靴を買えばそれ以降はゼロ円。
旅行
旅行もスタイルによってお金のかかり方が違うが、それでも年に100万も行かないんじゃないか。一度長期滞在をしたり世界一周をしたりして大きくかかることはあるかもしれないが、普通の人は一生のうちに何度もそういう使い方をしないだろう。だから出費が多い年があったとしても、毎年そうはならない。
僕はサラリーマンの時に「趣味:旅行」みたいな時期があった。ゴールデンウィーク、盆休み、正月休みは全部海外に行ってた年があったけど、その年でトータル60万ぐらいかかったのかな。普通はどれぐらい旅行にコストをかけているのだろう。
それ以外
一番コスパの良い趣味は、きっと読書だと思う。本を集めるコレクターになってくると稀覯本などにお金を費やすことはあっても、基本はそんなにかからないはず。読み終われば売ることもできる。100円で買った本で何日も楽しめる。お金をかけないでおこうと思えば図書館で無限に楽しめる。読書は一人で楽しむもんだと思いがちだけど、読書会に行ったり感想を話し合ったり本のイベントに行ったり、人と一緒に楽しむこともできる。
その次にコスパがいいのは、きっと配信ドラマなり映画を見ることだろう。月額定額制で、過去作も含めるとほぼ無限に楽しめる。映画館に通い出すともうちょっとお金はかかるけど、仮に月に10作、年120作品映画館で映画を見たとしても、年間で24万円だからしれている。ゲームもかなりコスパがいい。マンガ・アニメはどうだろ。そのへんを趣味にしている人のお金のかけ方がいまいちわかっていない。グッズとかにかかることが多いのかな。
レコードもきっとそんなにかからない。3,000円のレコードを月に10枚買ったとして年36万円。いやもっと費やすのか。僕はそんなに買ってないです。月5,000円も買ってない。楽器とかもどうなんだろ。楽器なんてそんなにしょっちゅう買い換えないだろうから、教本だったり習いに行ったりしたところでけっこうコスパはいいんじゃないか。
人生を破綻させる消費活動と言えば、ギャンブル、キャバクラ・風俗通い、カルト宗教がある。これらは趣味と呼べるのか、わからないので今回は省いた。
とりあえず僕は解像度の低いことを雰囲気で言ってるだけなんで、本当のところはわからない。そうだ、ChatGPTに聞いてみるか。
お金のかかる趣味(ChatGPT)
趣味 |
年間平均費用(目安) |
特徴・理由 |
海外旅行 |
約35.8万円 |
渡航費・宿泊費・現地消費などが積み重なる。非日常体験のため支出が大きくなりがち。 |
ゴルフ(コースプレー) |
約16.5万円 |
クラブセット、プレー費、練習場利用料、会員権など継続的な出費が発生。 |
乗馬 |
約13.3万円 |
レッスン料、装備、クラブ会費などが高額。趣味としては敷居が高い。 |
クルージング(客船旅行) |
約12.8万円 |
高級志向の旅行で、食事やエンタメも含まれるため費用がかさむ。 |
サーフィン・ウインドサーフィン |
約12.4万円 |
ボードやウェットスーツの購入、遠征費用などが必要。 |
パチンコ |
約10.9万円 |
少額から始められるが、頻度が高まると出費も増加。 |
洋舞・社交ダンス |
約10.9万円 |
レッスン料、衣装代、イベント参加費などがかかる。 |
スキー |
約9.2万円 |
用具購入、リフト券、宿泊費などが必要。 |
クラブ・キャバレー |
約8.5万円 |
飲食代やイベント参加費が高額になることがある。 |
アイドルの追っかけ |
月2万~5万円 |
ライブ遠征、グッズ購入、CD複数買いなどで出費がかさむ。 |
コスパの良い趣味(ChatGPT)
趣味 |
初期費用・維持費(目安) |
特徴・理由 |
読書 |
無料~数千円 |
図書館利用や古本活用で低コスト。知識や教養も得られる。 |
ジョギング |
数千円(シューズ代) |
健康維持にも効果的。公園や街中で手軽に始められる。 |
動画鑑賞 |
月額500円~1,000円程度 |
サブスクリプションサービスで多様なコンテンツを楽しめる。 |
ハンドメイド |
数百円~ |
100円ショップの材料で始められ、作品販売も可能。 |
DIY |
数百円~ |
自作の家具や雑貨で生活を豊かに。工具は初期投資のみで長く使える。 |
ヨガ・ストレッチ |
数百円~(マット代) |
自宅で動画を見ながら実践可能。心身のリフレッシュにも効果的。 |
寺院・神社巡り |
交通費・御朱印代(数百円) |
歴史や文化に触れながら散策。御朱印集めも楽しみの一つ。 |
写真撮影 |
スマホで無料~ |
スマホで手軽に始められ、SNSでの共有も楽しめる。 |
高コストな趣味は「経験を買う」タイプが多く、コスパの良い趣味は「習慣やスキルを育てる」ものが中心という傾向が見られます。何を得たいかによって「コスパ」の価値は変わってくるとも言えますね。
総じて安すぎる。全然参考にならなかった。