Jun 8, 2013
AKB48 32ndシングル 選抜総選挙 ~夢は一人じゃ見られない~
「否定から入ったら、何も可能性がなくなります」
「私達は21人だけど、指原さんは1人」
8時にはじまる物販の最後尾についたのは7時47分、6時間に及ぶコンサートと開票イベントに影響する無茶はしないよ!8時09分に販売がはじまるや10分かそこらで完売するような研究生の推しタオルを狙っているわけじゃないし。でも、はるっぴのも瞬殺ですかそうですか、兼任メンバーもそんな生産数なんですか・・・と何かを呪いながらはるきゃんと、あ、川栄の推しタオルを買って、「HKT48のグッズをフルセットくれたまえ(´ー`)y-~~」とかやって、日産スタジアムをいったん離脱したのは10時20分のこと。
JR新横浜駅方面に引き返して、アケカスで溢れるビアホールでブランチとビールを摂取してひと休み。キュービックプラザでトイレ(大)を借りようとしたらなかなか空かない→中から出てきたのは今日の物販のTシャツに着替えた味噌な人だったりと、この時間にして界隈の
俺ら率は異常。
日産スタジアムに申し訳ないと思ったり思ったりしながら、インタビューに応える俺らを撮影するテレビカメラを避けながら引き返してさっしーのオリチケと運転免許証を提示、入場したのは13時38分。影アナのアナウンスがはじまる時点で考えてもまだ1時間以上あるけどね。
で、速報の順位とメンバーの写真が印刷された号外と、日中の屋外コンサートであればペンライト代わりに振るための総監督のイラストの旗、そして雨がっぱwを受け取って、えーと、W12の入口は、7列の○●○番は・・・と。外周のステージが観やすそうだし、なまじ最前列だとメインステージを見上げるかたち、死角もありそう?HKT48 Mobileさん、ありがとう!
・・・はいいけど、W12のこの一帯はだからHKT48 Mobileでの当選者が多いはずなんだけど、その風情がいまひとつ。何だかなあと思いながら、何だかなあとか思っている場合ではない!ので今日の物販のHKT48マフラータオルを装備して、さあ、
ライブのはじまりです!
グループ全員によるAKB48の楽曲がまず続いたセットリスト、最初のMCでのお題「滑らない話」ででしゃばるじゅりながうざかったりwしたあとはグループ各々の演目、口火を切ったのはHKT48。
NMB48、SKE48、AKB48と続いたそれが終わって、みぃちゃん&かおたんのMCになるや期待に膨らむスタジアム。予想はしていたけど、日本武道館では時間切れで披露できなかった研究生のヘビロテがここで!メインステージと北スタンド側のステージのスピーカーの音がズレて聞こえるのはキツいけど、メンバーもたいへんだろうけれど、俺らが打つMIXもズレているだろうからそれはそれ、荒ぶるしか!
そう、チームAの「Pioneer」のはるっぴに、「愛しきナターシャ」でのさっしーだーすーに高まって、まゆゆぱるる&めるの「パジャマドライブ」に脳汁を分泌させて!でも、HKT48も北スタンド側のステージだったから、HKT48 Mobileでの当選者がやはり多めに配置されたN15のほうがよかったかもね・・・
さっしー 「ゆうこちゃんの『泣きながら微笑んで』のあとのコレはキツい」
BKA48の「ハステとワステ」も北だったしね。
で、NMB48とSKE48が新曲を披露、ともちんのソロ、また全員でのパフォーマンスが続いてやがてコンサートは終了。アンコールがないことは暗黙の・・・と思うや北のステージにめーたんが!そう、OGメンバーの「雨降るんじゃねえか選抜」のスカひらに場内は騒然w アンコールがなくっても!
そしてコンサートが本当に終了して早々の17時35分に徳光さんが登場。上空を旋回するヘリコプター。
休憩時間なしに開票イベントがはじまることは承知してるけど、いろはすやカロリーメイトの準備も万全だけど、ここでニコチンを摂取しておかないともたないorzと2階スタンドの喫煙所に向かった17時45分頃に立候補メンバーが入場、ほどなくはじまったフューチャーガールズの発表。
なっちゃんの62位に轟音のような歓声の上がるスタジアム、26位の呪いが祝福に変わった瞬間。みおたすの59位が発表されたときにカメラが捉えたさっしーとめる。速報圏外から52位にランクインしたすーめろの号泣。
「今年もやっていいですかー?」との問いかけに沸く観衆、57位のみおりんの「フレッシュレモンになりたいのー!」の隣で振りを真似しためるは凄いよなあとか、テレビでは放送されないであろうシーン、スタジアムの盛り上がりに、ああ、来られてよかったなあ・・・と。
ネクストガールズでは、46位のはるきゃんの男前なスピーチや、37位のはるっぴが麻里子様の「潰しに来てください」を受けての決意を噛まずに語ったことに感激したり、はーちゃんの手堅い人気や、付近の席では「さすがだ!」の声、速報圏外からのあみにゃの33位に感心したり。
ただ、味噌や粉のみなさんの歓声が殊更に大きいだけに、豚骨ヲタとしてはさくらがまだ呼ばれていないことが・・・速報61位からまさか。さくらが咲かないなんてそんな・・・と不安に駆られながら迎えたアンダーガールズの発表が、不安視されていたれいにゃん、のんからはじまったこと、選抜メンバーの決定に向けてのカウントダウンであることからスタジアムは沸騰。
ななたんやあいりんへの大歓声を経て、次の順位の発表は「HKT48、チームH」・・・さくら咲いたあああああああ!いや、ちょっと待て、
26位かよ。((((;゚Д゚))
まあ。まあ、ともかく!
で、あ、川栄の25位は低いのか高いのかとか、分かっていたけど今回の門番は・・・拍手や歓声のキレは悪く、推しじゃなくても何かを思うところだよね、とか・・・それだけに17位の「チームK2、柴田亜弥!」にはみな鬱憤を晴らすかのような歓声。速報の衝撃をぶっちゃけ忘れていたことをここに懺悔します。
やがて、16位のだーすーのスピーチで「21歳だから次世代には選ばれないけど」には笑いが、「次世代が無理なら今を引っ張れる人になればいいじゃないですか」では大歓声が上がって・・・選抜のメンバーはもう確定、あとは順位がどうなるか。ただ歓声を上げている場合ではない、祈りのような緊張感がスタジアムには漲って。
まあ、15~14位の発表で、ひたすら震えるゆいはんをカメラがいちいち抜いたことには爆笑が漲っていましたがそれはそれ、ともちんの「やっぱり、総選挙、ずっと嫌いでした」との告白や、さえの「私はSNH48一本でこれから行きたいと思います!」という宣言には感嘆の声が。
そうかと思えばこじはるの「私も少しは順位を気にします」「弱音のツイートを吐くとまた『伝統芸能』と言われたりするし」「少しでいいので速報前に投票をお願いします」には大爆笑、このバラエティ、上げて落としてが48Gの真骨頂だよね。だからこそ麻里子様の卒業発表、スピーチの流れにそうと分かって緊張するスタジアムの空気は凄まじく、悲鳴のような歓声が上がって。壇上では、モニターに写りやすい席だったはるっぴが涙を流して。
そして。
いったい誰が勝つのか。それはいろいろな意味があったはず。
「第3位は最終獲得票数101,210票・・・AKB48、チームA」
まゆゆ推しの人には悪いけど、その瞬間に小さくガッツポーズをした私。
だから語る資格などないのですが、スタジアムのこの騒然は。それが推しのみなさんの絶望の声であるならともかく、ゆうことさっしーの一騎打ちというエンターテインメント、波乱への期待が多勢。そんな状況で凜としたスピーチをしたまゆゆの心中はいったい。AKB0048の智恵理、AKB48のまゆゆはどんな覚悟でステージに立っているのか、が。
はたしてゆうこは、あっちゃんとのそれとは、エースとしての矜持で臨んできた今までとは大きく異なる、もはやプロレスと化した選抜総選挙の大詰めを迎えることになって。そして、さっしー推しとして私は・・・いや、もう、さっしーがどうこうじゃなくて。
「第2位、最終獲得票数が136,503票・・・・・・AKB」
事ここに至ってはゆうこに勝ってほしい、そう祈った人には悪いのですが、その瞬間に私は大きくガッツポーズをしてしまいました。HKT48のマフラータオルは涙を拭うのに便利でした。
速報1位から5位あたりまで落ちたほうがおいしいよな、そもそもセンターのキャラじゃないだろ。
ずっとそう思ってた。でも。
AKB48の超選抜メンバーが移籍してくることに戸惑ったあの日。
彼女と一緒に泣いて、彼女と一緒に笑った日々。
ずっと仲間だったメンバーたちが脱退したこと。センターを譲らなければならなかったこと。やっとデビューできたこと。選抜に入れなかったこと。
賭け率の低いビジネスの世界にやってきた少女たちは。
彼女が1位を獲れば、HKT48のメンバーたちはきっと喜ぶ。あるいは涙を流して。
ただ、それが見たかった。それこそが彼女を推す理由なんだけど。
ただ、今日だけは。
「夢は一人じゃ見られない」。