2006年 04月 11日
Team BuildingでIron chef |
Busy Season 終了を祝って部署内でイベントがありました。今後しばらくは、2ヶ月に一回くらいはこういう「お遊びの集まり」が行われる予定。
例によって集合場所は事務所ロビーに木曜午後3時。Directionとチーム割りはその場で配られるまで内緒なのです。
前回:チーム対抗運動会
前々回:サンフランシスコ・スカベンジャー・ハント
今回のお題は、、、Iron Chef.
そう、われらが料理の鉄人。日本ではもうだいぶ前に放送終わっちゃっていますよね。アメリカではケーブルでFood Channelで英語吹き替えで放映されているということはこっちに来てはじめて知りました。岸朝子さんが吹き替えで"That's delicious!"とか言っていると「おいしゅうございます。。。?」となかなか笑える。アメリカきた当初、なんだか懐かしさもあってよく見たような。でもって、今はIron Chef Americaという「アメリカ版鉄人」番組も始まっております。
(そのほか日本のちょっと古めB級?お笑いはSpike TVでやってる(た?)風雲たけし城とかも知られてます。あの大げさなあほっぽさはアメリカ人は確かにすきそうだ、と、密かに思ってます)
会場はCalifornia Calinary Academy.コルドン・ブルーと提携している名門料理学校の大調理室をお借りしました。7人一組のチームに分かれ、各チーム、前菜にパスタ、メインの3種類のレシピが用意され(難易度も味付けも似たようなカリフォルニア・クイジーヌが主流)、飾り付けを美しくというところと、味付けのセンスで勝負が決まるという趣旨。
わがグループへのアサインは、
・春アスパラガスとアーティチョークのサラダ
・海老とガーリックのパスタ 地中海風(?)
・ジャガイモロースト添え神戸牛ステーキ(アメリカにおいて、Kobe Beefというと最高級の肉を意味する。いや、松坂牛とかいろいろあるのよ、といつも言いたいが。。。)
しかし、、、アメリカ人、料理しない人が多い。特に、ばりばり仕事をする同僚女性陣で、日常的に料理をするひとを私はほとんど知りません。そういうことで何が起こるかというと、それは、小学校での調理実習並みの大混乱。。。
・包丁の使い方をしらない人がおおい。素材によってのきり方やゆで方についてシラナイ。
アメリカでは義務教育で「家庭科」ってないらしいですしね。包丁で切るときは、野菜をおさえるほうの指先を丸めるとか。。。。そのアスパラ、ゆですぎ!あー。。。ぐにゃぐにゃになってしまった(泣)。基本的に、よく火が通っていることはいいことだ、という発想のようで。。。
・多国籍チームであるがゆえに、ベジタリアンもいれば宗教的理由で食べられないものがある人がいる。けれど、気にしていると何もできないということでしょう、その辺は自然に分担が行われ、インド系の人に牛肉を調理させたりはさすがにせず、さっさと分担が行われました。
そう意味でえびのパスタはOKだったと思うのだけど、一緒にいた同僚のKは中西部出身で海産物は苦手、。「えびかに怖い、細い足きらい」な人。生のえびを見つめる目はゴキブリを見ているかのよう。「これだけは勘弁してくれ」と、大男のくせにあとずさり。。。
・・・K、前に、私が『かっぱえびせん』分けてあげたときはおいしそうに食べてなかったか?あれもえびなんですけど。。。
・一方、もくもくと下ごしらえから立派にこなしてくれたのはパートナーのR氏。包丁さばきもあざやか。聞けば、料理は趣味で、保険会社に勤めるバリバリキャリアである奥様は全く料理しないが(彼女が卵を割るところすら見たことがないそうだ)彼は家でケーキとか作っちゃうらしい。素敵だわ。。。
それでも、出来上がりは、じゃーん、結構綺麗じゃないですか?笑。
実際えびのパスタは、同僚が頑固に12分ゆでたものでかなりやわらかかったんですが、味付けは結構おいしくって、家でもつくろうかなと思ってレシピをもらって帰りました。
これを、マネージング・パートナー2人とCalinary Schoolの先生2人の4人の審査員に食べていただいて、評価を決めていただきます。
・・・まあ、これも例によって、「ベストプレゼンテーション賞」「ベストチームネーム賞」などと、全部のチーム向けに賞が用意されていて、一番とか決めないんですけどね。私たちは、「○○(うちのMDの名前)特別賞」をいただきました。お言葉、「パスタの湯で加減がベストである」
うー。どう考えてもちょっとやわらかかったんだけど、アルデンテっていう概念はアメリカのパスタには希薄だから、郷に入れば郷に従え、か。。。
さて、料理中、同僚Jがぼそぼそと私相手に「これさ、絶対量がすくなくない?」「絶対7人分もないよ」としつこくいいつづけてたんですが、心配するなかれ。
私たち向けの夕ごはんは、ここCAAの生徒さんたち・プロの卵が作って下さっており、ちゃーんと用意されていたんですねぇ。Napa Valleyのワインをいただきながら「ちゃんとした夕ご飯」にもありつき、夕刻のひと時は楽しく過ぎていきました。
実は調理実習 Cook Offは、年次研修を受けに行ったときもやらされて(そのときは大鍋でChiliをつくった)割とアメリカでは一般的なTeam Building Activityのようです。
さてさて、私そろそろ次回は幹事が回ってきそうなんですが、、、何をしようかなぁ。。(悩
例によって集合場所は事務所ロビーに木曜午後3時。Directionとチーム割りはその場で配られるまで内緒なのです。
前回:チーム対抗運動会
前々回:サンフランシスコ・スカベンジャー・ハント
今回のお題は、、、Iron Chef.
そう、われらが料理の鉄人。日本ではもうだいぶ前に放送終わっちゃっていますよね。アメリカではケーブルでFood Channelで英語吹き替えで放映されているということはこっちに来てはじめて知りました。岸朝子さんが吹き替えで"That's delicious!"とか言っていると「おいしゅうございます。。。?」となかなか笑える。アメリカきた当初、なんだか懐かしさもあってよく見たような。でもって、今はIron Chef Americaという「アメリカ版鉄人」番組も始まっております。
(そのほか日本のちょっと古めB級?お笑いはSpike TVでやってる(た?)風雲たけし城とかも知られてます。あの大げさなあほっぽさはアメリカ人は確かにすきそうだ、と、密かに思ってます)
会場はCalifornia Calinary Academy.コルドン・ブルーと提携している名門料理学校の大調理室をお借りしました。7人一組のチームに分かれ、各チーム、前菜にパスタ、メインの3種類のレシピが用意され(難易度も味付けも似たようなカリフォルニア・クイジーヌが主流)、飾り付けを美しくというところと、味付けのセンスで勝負が決まるという趣旨。
わがグループへのアサインは、
・春アスパラガスとアーティチョークのサラダ
・海老とガーリックのパスタ 地中海風(?)
・ジャガイモロースト添え神戸牛ステーキ(アメリカにおいて、Kobe Beefというと最高級の肉を意味する。いや、松坂牛とかいろいろあるのよ、といつも言いたいが。。。)
しかし、、、アメリカ人、料理しない人が多い。特に、ばりばり仕事をする同僚女性陣で、日常的に料理をするひとを私はほとんど知りません。そういうことで何が起こるかというと、それは、小学校での調理実習並みの大混乱。。。
・包丁の使い方をしらない人がおおい。素材によってのきり方やゆで方についてシラナイ。
アメリカでは義務教育で「家庭科」ってないらしいですしね。包丁で切るときは、野菜をおさえるほうの指先を丸めるとか。。。。そのアスパラ、ゆですぎ!あー。。。ぐにゃぐにゃになってしまった(泣)。基本的に、よく火が通っていることはいいことだ、という発想のようで。。。
・多国籍チームであるがゆえに、ベジタリアンもいれば宗教的理由で食べられないものがある人がいる。けれど、気にしていると何もできないということでしょう、その辺は自然に分担が行われ、インド系の人に牛肉を調理させたりはさすがにせず、さっさと分担が行われました。
そう意味でえびのパスタはOKだったと思うのだけど、一緒にいた同僚のKは中西部出身で海産物は苦手、。「えびかに怖い、細い足きらい」な人。生のえびを見つめる目はゴキブリを見ているかのよう。「これだけは勘弁してくれ」と、大男のくせにあとずさり。。。
・・・K、前に、私が『かっぱえびせん』分けてあげたときはおいしそうに食べてなかったか?あれもえびなんですけど。。。
・一方、もくもくと下ごしらえから立派にこなしてくれたのはパートナーのR氏。包丁さばきもあざやか。聞けば、料理は趣味で、保険会社に勤めるバリバリキャリアである奥様は全く料理しないが(彼女が卵を割るところすら見たことがないそうだ)彼は家でケーキとか作っちゃうらしい。素敵だわ。。。
それでも、出来上がりは、じゃーん、結構綺麗じゃないですか?笑。
実際えびのパスタは、同僚が頑固に12分ゆでたものでかなりやわらかかったんですが、味付けは結構おいしくって、家でもつくろうかなと思ってレシピをもらって帰りました。
これを、マネージング・パートナー2人とCalinary Schoolの先生2人の4人の審査員に食べていただいて、評価を決めていただきます。
・・・まあ、これも例によって、「ベストプレゼンテーション賞」「ベストチームネーム賞」などと、全部のチーム向けに賞が用意されていて、一番とか決めないんですけどね。私たちは、「○○(うちのMDの名前)特別賞」をいただきました。お言葉、「パスタの湯で加減がベストである」
うー。どう考えてもちょっとやわらかかったんだけど、アルデンテっていう概念はアメリカのパスタには希薄だから、郷に入れば郷に従え、か。。。
さて、料理中、同僚Jがぼそぼそと私相手に「これさ、絶対量がすくなくない?」「絶対7人分もないよ」としつこくいいつづけてたんですが、心配するなかれ。
私たち向けの夕ごはんは、ここCAAの生徒さんたち・プロの卵が作って下さっており、ちゃーんと用意されていたんですねぇ。Napa Valleyのワインをいただきながら「ちゃんとした夕ご飯」にもありつき、夕刻のひと時は楽しく過ぎていきました。
実は調理実習 Cook Offは、年次研修を受けに行ったときもやらされて(そのときは大鍋でChiliをつくった)割とアメリカでは一般的なTeam Building Activityのようです。
さてさて、私そろそろ次回は幹事が回ってきそうなんですが、、、何をしようかなぁ。。(悩
by lat37n
| 2006-04-11 13:26
| Work in America