この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 但馬のまほろば」は、雲海に浮かぶ竹田城に一番近い道の駅
道の駅 但馬のまほろば【目次】
「道の駅 但馬のまほろば」のロケーション
「北近畿豊岡自動車道」の「山東パーキングエリア」に併設された「道の駅 但馬のまほろば」は、京阪神在住者が仕事から帰った夜に「竹田城」に向けて出発するのに、分かりやすくて便利な車中泊スポットだ。
「北近畿豊岡自動車道」は、兵庫県丹波市の舞鶴若狭自動車道・春日インターチェンジ&ジャンクション (IC/JCT) から、兵庫県朝来市の和田山IC/JCTで播但連絡道路と連絡し、兵庫県豊岡市の豊岡北ICに至る、総延長約70キロメートルの自動車専用道路だが、「遠阪トンネル」部分以外は無料で通行することができる。
大阪方面からは国道176号を走って春日までくれば、一気に城崎温泉や湯村温泉の近くまで行けるだけに、車中泊旅行者には馴染みが深い道だろう。
ちなみに、奈良でよく使われる「まほろば」とは、「素晴らしい場所」「住みやすい場所」またそれが転じて「楽園」「理想郷」の意味を持つ古語だ。
近くに近畿地方最大級の円墳とされる「茶すり山古墳」があることから、古代の日本をイメージするネーミングにしたようだが、「但馬牛」を筆頭に、山の幸・海の幸に恵まれ、温泉と景勝地が点在する「但馬」は、それとは別に「まほろば」と呼ぶにふさわしい場所だと思う。
「道の駅 但馬のまほろば」の施設
「道の駅 但馬のまほろば」は、ハイウェイオアシスと同じように「北近畿豊岡自動車道」及び、県道136号から市道を経由してアクセスできるが、駐車場は別々になっている。
こちらが「北近畿豊岡自動車道」に通じる「山東パーキングエリア」の駐車場。路面はフラットだが、サービスエリアと同じく走行音は気になる。
スマートインターがないので、ここから国道に出ることはできないので、翌朝から「竹田城」に行く人は、手前のインターで降りて温泉に行き、それから国道で道の駅の駐車場を目指すといい。
「道の駅 但馬のまほろば」はサービスエリアに近い運営体制で、売店のみならずパンフレットの種類や地域の観光情報が充実しており、立ち寄ってみる価値は高い。
ここには、周辺にある日帰り温泉の割引券もよく揃っている。
「道の駅 但馬のまほろば」の車中泊好適度チェック!
道の駅 但馬のまほろば オフィシャルサイト
「道の駅 但馬のまほろば」の最寄りの温泉&買物施設
よふど温泉
約4.2キロ・10分
☎079-670-7070
大人700円
11時~21時(受付最終20時30分)・第三木曜定休
駐車場80台
コンビニ
ファミリーマートまで約2.5キロ
スーパーマーケット
「イオン和田山店」まで約4.3キロ