自社サービス運用している会社では、KPIを設定して数字を追っているところが多いと思います。
どんなKPIをどう計測するかはサービスによりけりなのですが、弊社では重要なKPIを毎日チャットに流すようにしていて、これが結構良い効果をもたらしているので、どんな雰囲気になるのか簡単にまとめておこうと思います。
朝9時に毎日Slackに流れる
DAU、 新規ユーザー数、 翌日継続率をSlackに流すようにしてます。『KPI』というチャネルを作っていて、毎日9時に マスコットキャラのTabbyが教えてくれます。可愛いです。
Slackはメンバー全員が必ず見ます。メールは見ないこともありますが、Slackは確実にチェックします。 この 毎日皆が見るというのは、実はかなり重要なことです。
異変にすぐに気づく
分析サービスやSpreadSheetを見に行かなくても毎日流れてくるので 異変にいち早く気づくことができます。
例えばこんな感じ。
新規ユーザーの異変に気づいたメンバーが指摘してくれて、すぐに原因調査に入れました。 皆が数字を気にすることで初動が遅れないので、非常に助かっています。
また、ちょっと影響の大きそうなリリースをした時に手間なく数字を確認できるのも良いところです。
メンバーの数字への意識が高まる
自分から数字を確認しに行かなくても勝手に流れてくるので、 メンバー個々人が数字の増減に意識を持てます。
数字が下がって凹むこともありますが、逆に上がって朝からテンションが上がることもあります。
ちょっとしたことなんですが、こういうやりとりはその日1日の仕事のやる気をぐっとあげたりするのですごく大事だなぁと感じています。
これからやりたいこと
シェアごとのWebページ到達率、クリック率、アプリインストール数などのデータも毎日見たいのでSlackに流せるといいなぁと思ったり。
自分は日々の業務に追われてしまうことが多いのですが、こういう改善を進んでやってくれるメンバーがいるのでいつも本当に助かっています。他の会社ではどういうことをやっているのかも気になりますね。さらに色々効率化できるようにがんばります。