最近嫁氏とバチェラー4を見ていて思ったことを雑に書いておきたい。
第4話にて、ある女性が「バチェラーがこう言ってた」みたいな少し事実と異なる内容を他の女性陣に話したことで、バチェラーへの不信感が広がりだいぶ面倒なことになるという"事件"があった。
それに対しバチェラーがすぐに1人ずつ対話の時間を作り説明していたのを見て、結局これしかないよなあと思った。
種類や程度は違えど、組織においてこういうことはよく起こる。その時に重要なのは、関係する当人とすぐに直接話すことである。
例えば事業の優先順位に納得できないときに、説明を受けた者同士でああだこうだと話したりするよりも説明をした人に直接聞いた方がよい。
あるいは誰かの発言に棘を感じてモヤモヤした時は、本人に直接話して解消したほうがよい。
小さいところだと、Slackで「これ大丈夫かな」「どうなってるんだろ」みたいな懸念を書くときには関係しそうな人やグループに直接聞いたほうがよい。
ただ、これは個々人がそうしようと思ってもなかなか難しい話である。何か起きた時に直接話すには自分にも相手にもある程度のコミュニケーションスキルが必要だし、スタンスの違いによっては面倒くさいと捉えられがちだからである。
風通しのよさ、心理的安全性といった組織の状態によっても、直接すぐに話せるかどうかは変わってくる。「直接話す、すぐ話す」という行動自体を、行動指針で是とするような一定の方向性を決めておいたほうがいいのかもしれない。例えばdely社のバリューの1つであるHeart to Heartは、そういう話を含んでいると理解している。「直接すぐ話してみたら?」「〇〇さんに直接メンションしたらいいと思いますよ」みたいな会話が自然と出るような状態が作れるとやりやすい。
もちろん対人コミュニケーションでの解決に対して面倒くささを感じる人もいるとは思うが、自分の経験だと何だかんだ直接すぐ話すのが一番早いし楽なことが多かった。逆に推測だけで考えてしまったり、すぐに聞かずに溜め込んだりしたときの方が、振り返ってみるとより面倒くさい状況になっていたように思う。
自分に不信を抱いている複数人の女性とすぐに対話するというフォローをしたバチェラーはすげえよ。ハンターハンターと同じくらい学びのあるコンテンツである。