蒼の世界から
どこまでも白く
どこまでも蒼く
どこまでも透明な冬の丘
キーンと冷え切った空気は 一点の曇りもなく
穢れもなくただただ澄んで すーと 音もたてずにながれてく
熱い雲が丘を覆うその隙間から
一瞬、きらきら光りが舞い降りる
走る
光が走る
真白な丘を
光が走る
白いキャンパスに描かれる蒼の世界
邪念も迷いも悲しみも、
すべて洗い流し、清らにしてくれる
どこまでも透明で
どこまでも澄んだ青い風
ただただ蒼く
ただただ美しく
ただただ透明な風が静かに漂う冬の丘
by komachibbt
| 2018-01-26 01:23
| 美瑛・富良野