郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる

日常を怯えて過ごす人間の雑記

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

復活のF、酩酊の俺

いや〜 来ましたね、 40歳。 複雑な心境ですが、 取り敢えず、らもりました。 アルコール サクソフォンの師匠である、 マスターF。 色々あったけれども、 再び、サックスを手にしたそう! マスターFとは、 20代から殆ど会ってないけれど、 深酒すると…

怖気15/『わたしの人形は良い人形』山岸凉子

山岸凉子=レジェンド漫画家 久々の怖気シリーズは、 山岸凉子先生 『わたしの人形は良い人形』 こちらを、紹介させて頂きます。 毎度お馴染みの、俺のキッカケ思想による、 ネタバレ希薄な記事。 さて、 山岸凉子先生の、サイコな作品群、 素晴らしいのだが…

燃えたぎる野望/『檜垣澤家の炎上』永嶋恵美

文庫書き下ろし、800頁。 それだけでワクワクが止まらず、 功夫映画をストップして、 一気に読了。 本作は、豪族の家に当主の妾の娘として引き取られた主人公、高木かな子の生き様。 時代のうねりや、権謀術数の者達を巻き込んで進む展開は、重厚且つエン…

眠れぬ想い

新しいヘッドホンを付けて、 暗い部屋で目を閉じている。 中西圭三さんが、流れている。 今日は、通院し血液検査。 医師と、 大事なことから、 そうでもない話までを数分し、 缶コーヒーを持って薬局へ。 夕飯は、成吉思汗を少し、 それと、つみれ汁にマカロ…

冬の朝の心象風景

朝、外は白い世界に。 寒さで、ガチガチと歯を鳴らしながら、 身震いする。 人もまばらな地方都市だが、 除雪する人々が、あちこちに。 幼児がテクテクと、 つなぎにニット帽で道を征く。 バケットハットの老いたご婦人が、 あら。 そう言って幼児を眺める。…

自身の座標を再確認/『フォールン・ブリッジ』御田寺圭

御田寺圭さん、3冊目の著書。 副題、 【橋渡し不可能な分断社会を生きるために】 今回も、社会の歪み、欺瞞が浮き彫りになっている現状を刺す内容。 特殊詐欺の受け子に見る、 社会的弱者のアイロニーから始まる。 いじめ加害者の評価 高齢化社会 ロスジェ…

居合の達人との再会

ONE PIECE 海軍大将の藤虎=イッショウ 彼は、勝新太郎の座頭市がモデルだ。 今更、この説明はいらんかもだが。 そして俺は、 先日から、座頭市を再び観ており、 勝新太郎 北野武 綾瀬はるか 香取慎吾 名だたる俳優さんの座頭の市を堪能し、 懐かしさと、冬…

界王拳とAIKIです。

6歳から空手を始めて、 30歳くらいで、道場から消えた。 メンタルの問題もあって。 失明しかけたり、 拳を酷使したり、 凡そ武術の怪我や鍛錬はしたけれど、 師範は偉大だったし、畏怖の対象。 実は、半ば破門の形で、 俺は、道場を去ったのであった。 空…

SAKAMOTODAYS、強いおじいちゃんが!

書店にて、この表紙を目撃。 何やら抜刀している爺ちゃん。 当ブログにて、 かつて、強いおじいちゃんの紹介など、 させて頂いたが、 剣術、居合が加わると、尚良いですなぁ。 ちなみに、 今朝の新聞に藤田和日郎先生が降臨! 『からくりサーカス』 シルベス…

死とホラーの親和性

「死んだら無。なにも怖いこと無い」 昔、友人はこう言った。 小学生だったか、中学生の頃の話だ。 俺は、凡そこの世界で不変たる事象も無い中、 死という絶対の存在に慄いていた。 それから、 何十年かが経ち、 死の後の先の虚無への恐れは薄れて、 逆に、…

うしおととら、紙で読むべし!

こんばんは。 こちら、凍てつく寒さになってまいりました。 もう、わや! 厚着をして、薄い記事を書いておりやす。 さて、 最近、藤田和日郎作品がバズり、 なまらテンション上がるわ〜な日々。 からくりサーカスがバズり高騰して、 やや空いて、 遂に、『う…

人もまた草木の如く老いて散るとて。

子供の時分、 早く大きくなりたかった。 華奢な身体に力を欲した。 学生の時分、 大人になれば理解出来る世界だと信じていた。 難解な学術書も定理も解けると。 月日は流れ、 自身の肉体に幾らか力が宿り、 頭の中は、少しクリアにはなった。 クレバーには遠…

古希

今日は、母の誕生日。 古希。 今までは、誕生日には金銭を割と投入してきた。 しかし、 母との関係性に悩んでいる。 そんな中での、 誕生日。 熟考した結果、 本を選んで贈ることにした。 古希。 母は確実に弱っている。 では、また。

シカオさんの自伝『ヤグルトさんの唄』

スガシカオさんのニューアルバム。 かなり前から予約していたんだが、 アルバムとセットの、 シカオさんの自伝、 『ヤグルトさんの唄』が嬉しい。 ヤグルト≒ギニュー特戦隊的な? という邪推はともかく、 価格も、なかなかにヘビー。 保存用にもう一つと思う…

松岡正剛→セイゴオさんの千夜千冊

去る8月12日。 博覧強記で知られるカリスマ、 松岡正剛さんが、80歳でご逝去された。 俺は数年前に、 書店員さんにセイゴオさんのライフワーク、 『千夜千冊』の紙版をオススメ頂き、 WEBでは読んでいたものの、 全集として手元に置きたかった。 そうしてタ…