友達がいない人の特徴とは? 友達を作る方法を解説
こんにちは。就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)です。
このコラムにたどり着いた人は、以下のようなことにお悩みではないでしょうか?
- 友達がいない
- 友達がいないことで寂しさを感じるときがある
- 友達ができない
- 友達の作り方が分からない
- 友達は居た方が良いのだろうか
幼少期、学校で「友達100人できるかな」といった歌を歌ったことがある人も多いでしょう。「友達は多い方が良い」と思う人も一定数いることから、自分の周りに友達がいないと、どこか不安に感じるものです。
このコラムでは、社会人になったら友達はできにくいのか、友達がいない人の特徴、訪れる末路、友達を作る方法について解説します。
あなたの友達がいないというお悩みに、少しでも役立つ項目があれば幸いです。
私たちキズキ共育塾は、友達がいない人のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
目次
友達がいない人の特徴10選
この章では、友達がいない人の特徴について解説します。
現在、友達がいなくてお悩みの人は、自分に該当する項目はないかチェックしてみましょう。
- 特徴①自分と異なる価値観の人を受け入れられない
- 特徴②人間関係が苦手
- 特徴③人に気を遣いすぎる
- 特徴④同族嫌悪になりやすい
- 特徴⑤人との距離感がわからない
- 特徴⑥自己愛が強い
- 特徴⑦友だち関係を重視していない
- 特徴⑧プライドが高い
- 特徴⑨一人の時間が好き
- 特徴⑩本音を言うことに抵抗がある
- 補足:社会人になったら友達はできにくい?
特徴①自分と異なる価値観の人を受け入れられない
友達がいない人の特徴の一つとして、自分と異なる価値観の人を受け入れることができない人が挙げられます。自分と同じような価値観を持つ人であれば、話が弾んで距離感がぐっと近づくのを感じますよね。
しかし、まったく異なる価値観の人に対しては、理解できないと感じ、距離を取ってしまうことがあるようです。
特徴②人間関係が苦手
そもそも人間関係に苦手意識がある人も、友達がいない人に多いようです。
特に、>過去に友達から裏切られた経験があったり、ひどいことをされたり、いじめられた経験があったりする人は、人に対して不信感を抱いていることも多いです。
過去の出来事によって人間関係に苦手意識を持つ人は、友達を作ることに消極的になる人が多いです。
特徴③人に気を遣いすぎる
人を傷つけたくない、あるいは人に対して優しすぎる人だと、他人に気を遣いすぎることで、人とのコミュニケーションに疲労感を持つこともあります。
このような人は、人といるよりも一人で過ごす方が気楽に感じ、友達を作ることに対して必要性を感じなくなることもあるようです。
特徴④同族嫌悪になりやすい
自分と似たような人をみるとネガティブな感情を抱く人は友達ができにくいようです。このような心理を同族嫌悪と呼びます。
自分と共通点が多い人を見ることで、まるで自分をみているように感じることがあるでしょう。そのような心理を心理学用語では投影と呼び、投影自体にネガティブな感情はないとされています。(参考:柏木哲夫、平井啓「投影の働きと病名告知」)
しかし、自分と似たような人の言動が自分では認めたくない言動だった場合、自己嫌悪につながるそうです。
特徴⑤人との距離感がわからない
社会人になると、仕事をはじめ、恋愛や趣味など、プライベートも忙しくなります。学生の頃とは違い、友達と一緒に行動するのが当たり前と思う人は、周囲との距離感が異なり、友達ができにくいです。
このような考えを持っていると、友達をはじめ、周囲の人は付き合いにくい人といったイメージを持ち、避けられることもあります。
特徴⑥自己愛が強い
自分以外に興味を持てない人、自己愛が強い人は友達ができにくいです。このような特徴を持つ人は、自分のことを優先的に考えるので、他人のことを思いやることが苦手な傾向にあります。
他人を理解しようとしない、あるいは相手の価値観に興味を持てない場合、知り合い程度に留まることが多いです。
このような特徴の人は、友達はいらないと思う人もいます。友達はいらないと思う人については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
特徴⑦友だち関係を重視していない
友達ではなく、恋愛や仕事、趣味を優先する人も友達ができにくいです。友達との約束があってもほかの予定を優先する人は、結果的に約束を破る人といったイメージが定着し、友達との交流が減ります。
このような特徴の人の多くは、友達がいないことについて特に問題視していないことも理由としてあるようです。
特徴⑧プライドが高い
誰かと自分を比較することが多いと、無意識に意見が衝突することもあるため、友達ができにくくなります。自分は自分、他人は他人といった考え方ができないと、他者を思う気持ちを持てず、優しく接することができません。
プライドの高さは自分に対する劣等感によって構築されます。自分でも気付かないうちに周囲にマウントを取っているといった人も、友達を作りにくくする理由に至るようです。
特徴⑨一人の時間が好き
誰かと一緒に過ごすよりも自分だけの時間が好きといった人も友達ができにくいです。
人とのコミュニケーションに対して必要性を感じておらず、外部との交流が減ることが理由と考えられます。
特徴⑩本音を言うことに抵抗がある
こちらで解説した特徴と共通しますが、他者に自分の本音を言うことに抵抗がある人も、友達ができにくいです。
人を傷つけたくないといった心理や、自分の本性を知られることに恐怖心や不安があるためと考えられます。
補足:社会人になったら友達はできにくい?
社会人になったあと、昔と比べて友達ができないと思う人が一定数いるようです。
この答えは、なぜ学生時代に友達ができたのかを考えると明らかになります。学生時代に友達ができた理由として考えられることは、以下の2つです。
- 同年代と毎日会うため
- 会話を必要とするシーンが多いため
幼稚園や保育園、小学校や中学校などでは、必然的に同年代と毎日会います。朝、誰かと顔を合わせれば「おはよう」と挨拶したり、教室まで一緒に行くこともあるでしょう。
給食の時間は、同じ班の人と机を向かい合わせにして、会話をしながら食事をしていたこともあったのではないでしょうか?
毎日なにげなく過ごしてきたこれらの環境は、クラスの誰かと会話することが不可欠な環境であり、ある種の強制力のようなものがはたらいていたと考えられます。その結果、話が合う人であれば深くまで話すことができ、それによって友達ができていたと推測できます。
一方、社会人になると、集団生活ではあるものの、集団生活に参加する目的が社員一人ひとりで異なります。例えば、夢や目標を叶えるためにお金を稼ぎたいといった人や、家族の暮らしを守るためにお金が必要と考える人などです。そのため、社員と会話をする理由の多くは仕事に関することです。
社会人になると友達ができにくくなるのは、社会に出たことで他人との関わり合いが学生の頃とは違い、浅くなったり、必要性を強く感じなくなるためと考えられます。
友達がいない人に訪れる4つの末路
友達がいないことで、どのような末路が考えられるのでしょうか?
この章では、友達がいない人に訪れる末路について解説します。
前提:友達がいなくても何の問題もありません
あなたにとって友達に対して必要性を感じないのなら、友達がいなくても心配も問題もありません。
友達を作ることで大変に思うことが増えるようなら、一人の時間を大切にすることを優先しましょう。
それでももし、友達がいないことで孤独や寂しさを感じるときが多いのであれば、こちらで解説する友達をつくる方法を参考にしてみてください。
末路①困ったときに相談できない
友達がいないことで、困ったときに誰かに相談することが難しいです。
例えば、一人暮らしをする人が、ある日カゼで高熱が出たとしましょう。飲み物や食べ物を買いに行きたくても、高熱で外出できません。このようなとき、近くに友達が住んでいたら、買い出しをお願いすることができるでしょう。
このような場面に関して、最近はフードデリバリーを利用できることから、ある程度のお金を持っていればこの方法で難を逃れることができるかもしれません。
ですが、ふとした瞬間に、友達がいないことに強烈な寂しさを感じるでしょう。
末路②孤独を感じる
こちらで解説した内容と共通しますが、友達がいないことで孤独を感じるときもあります。
困ったときに相談できないことをはじめ、楽しいことがあっても共有できない環境に、「自分は孤独なんだ」と孤独感にさいなまれることもあります。
末路③プライベートが充実しにくい
友達がいないことで、休日を有意義に過ごせない可能性もあります。特に趣味がない人の場合、休日を迎える度に「何をして過ごせば良いだろう」と考えることが増えるでしょう。
仮に、映画やドライブ、カラオケが好きな人でも、一人のままでは楽しいと思うことに限界を感じるかもしれません。
末路④冠婚葬祭に呼ぶ人がいない
友達がいないと、自分の冠婚葬祭に呼ぶ人がいません。結婚式をはじめ、出産によって子どもが誕生しても、「おめでとう」と言われることが極端に少ないです。
自分のライフステージが大きく変化しても、そのことを報告したり喜んでくれたりする人がいないことで、大きな孤独を感じる場合があります。
友達がいない人が友達を作る11の方法
この章では、友達がいない人が友達を作る方法について解説します。
ぜひ試してみてください。
友達の作り方については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
- 方法①寛容さを持つ
- 方法②感謝を言動に出す
- 方法③素直さを大切にする
- 方法④悪口を言わない
- 方法⑤聞き上手を意識する0
- 方法⑥部活・サークルなどに参加する
- 方法⑦自分から挨拶をする
- 方法⑧SNSをはじめる
- 方法⑨趣味を増やす
- 方法⑩笑顔でいる時間を増やす
- 方法⑪ハードルを下げる
方法①寛容さを持つ
こちらで解説したとおり、自分と価値観が違う人がいても、「そういう人がいるんだ」などと、寛容さを持つようにしましょう。
価値観が同じ人が多く集まれば距離感は縮まり、楽しいことも増えるでしょう。
加えて、価値観の違う人に対して寛容さを持つと、価値観の近い人達だけでは気付かなかった部分に気付いたり理解できたりするきっかけにつながり、より多くのことを学べるようになります。
例えば、あるアニメが好きな人同士だと話が合い、楽しい時間を過ごすことができると思います。
しかし、アニメは観ないけれどサッカーが好きという人とは何を話していいかわからないかもしれません。
サッカーが好きな人に理解を示し、「サッカーの面白さってなんだろう」と魅力を知ろうとすることで、アニメ好きだけではなくサッカー好きの人とも仲良くなるきっかけが作れるはずです。
価値観の違う人に対して寛容さを持つことで、今までとは違ったものを知れるなど、あなたにとって良い影響をもたらすでしょう。
方法②感謝を言動に出す
こちらで解説した、プライドの高い人に多いこととして、感謝を言動に出せない人がいます。
感謝を言動に表さないままだと、周囲はあなたに対して優しく接することができなくなります。あなたが困っているときにそっと手を差し伸べてくれたり、寄り添ってくれたりしたときは、あなたの方から「ありがとう」を伝えてみましょう。
そうすることで、相手はあなたの素直な気持ちに喜び、ぐっと距離を縮めることができるでしょう。
方法③素直さを大切にする
自分をすごい人にみられるように取り繕ったり、相手の気に入るような言葉を選んで言ったりしなくても、素直さを大切にしているだけで、価値観が合うと感じた人は自然と寄ってきます。
友達を作りたいときは、できる限り素の自分で居ることを心がけ、本来の自分を知ってもらうことから始めましょう。
方法④悪口を言わない
人の悪口を言っていた人は、これからは言わないよう心がけましょう。共通の敵がいることで友達ができることもありますが、いつかは自分も同じように誰かに悪口を言われるときがきます。
また、悪口を言う人だと、周囲にネガティブなイメージを植えつけることにもつながります。友達を作りたいと思うのなら、将来友達になるかもしれない人を不安にさせるようなことは避けましょう。
方法⑤聞き上手を意識する
どのような人も、自分の話を聞いてくれる人に好感を持つものです。特に、こちらで解説した自己愛が強い人の場合、自分の話ばかりすることも多いでしょう。
しかし、これからは、自分の話はほどほどに抑え、相手の話をじっくり聞く姿勢を意識してみてください。
このとき、話を盛り上げようとはせず、最後まで聞く姿勢を見せることで、より好感を持ってもらえるでしょう。
方法⑥部活・サークル、クラブ活動などに参加する
学生であれば、部活やサークル、クラブ活動などに参加するのも一つの方法です。自分と共通の話題で話ができるので、距離を縮めながら、仲良くなることができます。
社会人であれば、習い事を始めてみるのも効果的です。
方法⑦自分から挨拶をする
こちらで解説したプライドが高い人に該当する場合は、これからは自分から挨拶することを心がけるのもオススメです。挨拶をされると、多くの人が無視できず、自然と挨拶を返します。
挨拶をするときは、笑顔でいることを心がけましょう。あなたの人柄が表情から伝わり、これまで以上に距離を縮めることができるでしょう。
方法⑧SNSをはじめる
会社や学校などの人と仲良くなることが難しいといったときは、SNSを活用するのも効果的です。実際に会うことがほとんどないので、気兼ねなく他愛ない話で盛り上がることができます。
SNSには、さまざまな人がいます。アニメが好きな人や動物が好きな人、映画やドライブが好きな人などがたくさんいるので、まずは自分と同じ趣味をもつ人を探し、交流してみると良いでしょう。
方法⑨趣味を増やす
これまで特に趣味を持たなかった人は、この機会に趣味を増やしてみても良いでしょう。読書やイラストを描く、音楽を聴くのが好きなど、さまざまなことに取り掛かってみると、スムーズに趣味を作ることができます。
新たにできた趣味を周囲に話すことで、共通の趣味を持つ人がいることを知り、仲良くなることができるでしょう。
方法⑩笑顔でいる時間を増やす
友達を作りたいのなら、笑顔でいる時間を増やしてみてください。そうすることで、あなたの表情から穏やかさが溢れ、少しずつ人が集まるようになります。
あなたが笑顔だと、相手も笑顔で接してくれます。これまで笑顔でいる機会が少なかった人は、口角を上げる練習からでも始めてみましょう。
方法⑪ハードルを下げる
>友達に対するハードルを下げましょう。もし、これまでのあなたが友達に対して「私のことはなんでも受け止めてくれる人じゃないとイヤ」と思っていたのなら、そのような考えはやめましょう。
自分の定義で友達作りをしていると、こちらで解説したように、人との距離感がわからず、相手を困らせるきっかけにつながります。
- 楽しいことを共有できる
- 一緒にいると安心する
- たまにしか会えないけど会うと笑顔になる
このような考えを持つことで、今までとは違った友人関係を築くことができるでしょう。
まとめ~友達がいなくても心配はいりません~
このコラムを読むあなたに現在友達がいなかったとしても、心配する必要はまったくありません。一人で過ごすことに気楽さを感じるときは、無理に作る必要はないのです。
ただ、友達がいると、休日をより有意義に過ごすことができたり、一人のとき以上の思い出が作れたりするなど、良いこともたくさんあります。
つらいときや悩んでいるときに、助けを求めることもできます。一人でいるときよりも、安心感を持つこともできます。
もし今のあなたのなかで友達が必要と思う機会が増えているのなら、このコラムを参考にしながら友達作りに取り組んでみてはいかがでしょうか?
あなたにすてきな友達ができ、今以上に楽しい1日が過ごせることを、コラムを通じて心より願っています。
Q&A よくある質問
友達がいないのですがどうしたらいいですか?
友達がいなかったとしても、心配する必要はまったくありません。一人で過ごすことに気楽さを感じるときは、無理に作る必要はないのです。ただ、友達がいると、休日をより有意義に過ごすことができたり、一人のとき以上の思い出が作れたりするなど、良いこともたくさんあります。
詳細については、こちらで解説しています。
友達はどうやったら作れますか?
以下が考えられます。
- 寛容さを持つ
- 感謝を言動に出す
- 素直さを大切にする
- 悪口を言わない
- 聞き上手を意識する
- 部活・サークルなどに参加する
- 自分から挨拶をする
- SNSをはじめる
- 趣味を増やす
- 笑顔でいる時間を増やす
- ハードルを下げる
詳細については、こちらで解説しています。