iPhone純正カメラアプリの代替として使えるプロカメラがさらなる進化

私が普段iPhone用のカメラアプリとして利用しているプロカメラがクリスマスアップデートと称したメジャーアップデート(3.5)を実施しました。

このアプリは写真と動画のどちらにも対応し、豊富な機能を揃えていることから、iPhone純正カメラアプリの置き換え用として最も適したアプリだと思います。今回はアップデート内容を中心にレビューしてみます。


ProCamera 4.2.1(¥100)App
カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
販売元: Cocologics(サイズ: 18.3 MB)

プロカメラとCamera+


数多くリリースされているiPhone用カメラアプリの中でも、純正代替として使えそうなのが今回紹介するプロカメラとCamera+というアプリ。
どちらもフォーカスと露出の個別設定ができるなど充実した機能が備わっていますが、これらのアプリの機能や使い勝手は、下記 @digipen さんの比較レビューが詳しくとても参考になります。
なお、今回はプロカメラの基本機能などは省略しています。


本格カメラアプリを比較してみた【機能編】 - Digital-Penguin workbench
本格カメラアプリを比較してみた【撮影編1】 - Digital-Penguin workbench
本格カメラアプリを比較してみた【撮影編2】 - Digital-Penguin workbench

アップデートによる主な新機能

  • コードスキャナ機能(QR , DataMatrix , EAN)
  • ビデオ録画中のズーム
  • Dropboxへのアップロード
  • タイムスタンプ
  • メタデータ(EXIF)への著作権情報の追加
  • UIの改善

コードスキャナ機能


WEB上でよく見るQRコードなどをスキャンすることができます。
ただしアプリ内にブラウザを搭載していないので、クリップボードにコピーするか、Eメールなどでシェアすることになります。

ビデオ録画中のズーム


録画後の処理に多少の時間がかかりますが、写真の時と同様にズーム機能が使えるようになりました。(デフォルトはOFF)

Dropboxへのアップロード


任意のフォルダを指定することもできるオンラインストレージDropboxへのアップロード機能。
デフォルトでは「/Dropbox/アプリ/ProCamera/ProCameraUpload(年)/(月)」というフォルダが作成され、そこに日付が入ったファイルが保存されます。
ただし、一度に複数枚のアップロードには対応していません。

メタデータ(EXIF)への著作権情報の追加


アプリ内でEXIFの参照が可能な他、自分の著作権情報を埋め込むことができます。

ユーザーインターフェイスの改善


カメラ、ビデオ、コードスキャナの切り替えも簡単に可能。シャッターボタンには現在のモードが表示されていて分かりやすいです。
グリッドや水準器、手ぶれなど撮影補助機能も充実しており、撮影することに関してはほぼ完成されたアプリと言ってもいいと思います。

ProCamera 4.2.1(¥100)App
カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ
販売元: Cocologics(サイズ: 18.3 MB)