きままにキャンプ:2024 きままな夏休みその②　～信州遠征　GB君といっしょにぐるりんこ ♪　～

2024年11月25日

2024 きままな夏休みその②　～信州遠征　GB君といっしょにぐるりんこ ♪　～

　ぐるりんこ２日目です ♪

　◆ ２日目

朝から曇り時々霧雨のお天気です
今日からが信州でお遊び本番なんですけど、大丈夫でしょうか

昨日撮り忘れてた幕　　最近はNEMOオーロラリッジが定番になってきていますよ
なんかヘニョ幕になってますけどね笑）

今日は平湯近辺の良き場所巡りプチツーリング ♪
ベースキャンプに装備一切を置いていくので空身になったGB君はきびきびと走ってくれるでしょう
まずは安房峠からスタート

　◇ 安房峠

長野県と岐阜県の県境にまたがる国道158号線安房峠
安曇野と飛騨高山を結ぶ交通の要衝であり、今でこそトンネルの完成によってものの5分で抜けられるようになったが、かつては狭隘かつ急峻な山岳路しかなく峠越えには大変な労苦を伴い、行楽シーズンなどは峠を抜けるのに8時間近くかかることもあったという
全路におよんで急坂な上、ヘアピンカーブが13箇所もあり、大型バスなどは一度で曲がることができず、切り返しながら道路からはみ出してやっと曲がっていたといわれる
あまりの難路のため、安房峠にトンネルを通すことが計画された

『安房トンネル』
現地調査から33年、着工から18年の歳月を費やして壮絶な難工事の末開通した全長4,370mの山岳道路トンネル
中部縦貫自動車道の一部を担っている

アカナンダ山という活火山のどてっ腹をぶち抜くという世界でも例を見ない難工事であり、硫化水素の毒ガスがトンネル坑内に充満したり、切羽より熱水が噴き出すといった本来なら施工不能なところを「日本が世界一」と言われる掘削技術力を総動員して貫通させた

最後には、国道158号への取付道路付近で火山性ガスを含む水蒸気爆発が発生し、作業員4名が殉職された
この事故のため、出口は当初予定されていたよりも北側に変更され、トンネル延長が当初の予定より20メートル長くなったほか急カーブが発生している

この工事は『あまりの崩落の凄まじさに日本のトンネル技術が敗退した』とまで言わしめた「国道152号青崩峠」のトンネル工事に匹敵するほどの難工事であったという

1997年、安房トンネルの開通によって安房峠は旧道に格下げされた

しかし、ダケカンバの原生美林や紅葉の季節などは素晴らしい風景が愉しめ、晴れていれば北に上高地と標高日本第3位の穂高連峰や槍様、南には乗鞍岳・独立峰としては富士山に次いで2番目に高い霊峰御嶽山など標高3,000ｍ級の絶景が堪能できることから旧道を往く人もなお多い

また、富山湾で獲れた鰤（ブリ）は、飛騨を通り安房峠を越えて「飛騨鰤」として信濃へと運ばれた

(wikipedia等より引用)

そんな名にしおう安房峠を走ってみたくて、今回チャレンジしてきました
平湯側からですと下り路に一番怖いところがくるので、いったん安房トンネルを抜けて松本側からの登り直しにしてみました

国土地理院地形図に見る
11連チャンの変態ヘアピンカーブ

その松本側のからの上りなんですが、とにかく狭い道がグネッてるし、ヘアピンだらけでなかなか前に進めません　　　強烈でした

ここのヘアピンは、このクラスのバイクでは最強の低速トルクを誇るGB君をもってしてもローギアでないと駆動力を失わずに曲がれなっかたですし、峠全体で3速以上には上げらなかったですよ
（まぁ、GB君というのは6,000rpmでレブリミッターが入ってとことん回らない代わりに、低速トルクがむちゃくちゃ太いので３速で100km/hまで余裕で持っていけるんですけどね）

それに、安房峠を駆けるという怖さと、この季節は落ち葉によるスリップ転倒の危険があるのと、舗装がされているとはいえ、むちゃガタガタ道ですからまっすぐ走れない

　言い訳タラタラ　笑）

ビビり倒してのヘタレ運転ですが、とにかく走破してきました
あまりにグルグル回るので峠に着いた頃には方向感覚がおかしくなってましたよ

安房峠

ここいら辺は上高地と同じく普通にお猿さんが闊歩しております

こいつも迷惑でしたが、全線にわたってガードレールがボコボコに変形しているのが当時の交通状況を如実に伝えていますよ
ところどころガードレールが無かったり、ガードロープになってたりで充分怖かったんですけどね

（ガードロープはぶつかるとライダーの躰を細切れにしてくれる）

ぐちゃぐちゃ文句言いまくってなんとか峠にたどり着きましたw

ですが、ガスッていてなんも見えません orz…

まぁ、濡れることなくここまで上がってこれたのですからね

停めているのは昔、峠の茶屋があったところ
後から上がってこられた方としばらくお話していました
やはり、今年も紅葉は遅れていて発色も悪いとのこと
残念だなぁ、お山も見えないし紅葉もなんだかくすんでるし…

ま、とはいえやる気を出せばここまで来れるんだ
また来年もあるからな

さて、
平湯側の下りのワインディングを愉しむとしますか
峠から少し降りるとダケカンバの原生美林が広がっています
一番のビューポイントは「整備中」とのことで停められなかったんですが、
どこから見ても素晴らしいでしょう

平湯側は松本側よりよっぽど穏やかなんですが、あいかわらず路はガタガタ、ガードレールはボコボコで全然気が許せません
ま、急ぐことはないですし、トコトコ走るのが信条なのでのんびり下ることにします

でも、素晴らしい光景でしたよ

平湯まで戻ってきました
安房峠14.9kmに休憩も含め2時間近くかかりましたけどね

お次はですね
お天気が良ければ、新穂高ロープウェイで西穂山荘まで上がってみたいなって思っていたし、超絶景の北アルプス大橋に行ってみたかったんですが、なんせ全然見通しが利かない泣きそうな空
なので、奧穂高温泉郷でのんびりしてやろうと方針変更

奥飛騨温泉郷は、北アルプスの麓に広がる、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の５つの温泉地の総称でとにかくいっぱい温泉がありまくりなんです
で、その中からすっぽんぽんでも入れる露天風呂「栃尾温泉荒神の湯」に入りに行きましょう

荒神の湯

穂高連峰に源を発する高原川の河原にいきなり現れる、現地の方々が管理されている露天風呂なんですよ

それでは、さっそく

いやぁ、いいお湯でした
緩めのスベスベ湯で熱くもないのでふやけるまで浸かっていましたよ
しかし、男湯・女湯の仕切りはあるものの対岸からは丸見えですな
まぁ、気にしていませんけどね笑）

メッチャのんびりしていたら結構いい時間になってきました
この地域一帯で唯一のスーパー「Aコープ」で少しお買い物をしてベースに戻るとしましょうか

　◇ オイチイもの、いただきましょう ♪

本日の夜ごはん

今夜は飛騨牛ハンバーぎゅう～

そして、昨日やり残していた焚き火を愉しみましょう

夜はゆっくりと更けていきます

< つづく >

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Posted by kimama at 08:00│Comments(0) │キャンプ│キャンプツーリング│ツーリング

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