KoP6th CHUNITHMオンライン予選の感想と今年のLCQの話

はじめまして。去年見た方はお久しぶりです。
 新15+を最速解禁したRainbow(@ kgrsb)と申します。@accountname1374さんに書かされました。通報お願いします。
https://x.com/accountname1374

 

 

この記事はマカさん主催のゲキ!チュウマイ Advent Calendar 2024の2枠目、12月10日担当のものになります。去年に引き続き書いてみましたが、日付をド忘れしてしまい、21時の投稿になりました。申し訳ないです…

2枠目です↓

adventar.org

1枠目です。合計50記事あるの本当に多いね~↓

adventar.org



去年は実はオンライン予選9位で結構頑張っていたのですが、今年はとべこんNGすぎて厳しかったですね…今年15位以内に入った皆様はすごすぎです。
LCQ、本選に出場される皆様応援しています。ついでに左手の動かし方教えてください。


もくじ

 

  • 今年のKoPオンライン予選課題曲について

今年の予選は去年に比べると易化しているように感じました。 去年は2曲目にほぼ15みたいなヴィエラとか、Opfer破滅vixenといった終わっているコースがあったのですが、今年は意外とそれよりは…?でもこれボーダーやばくね?といった雰囲気でしたね。
 
知らない方向けに今年のコースの曲目を張っておきます。こちら。

コース①

TEmPTaTiON【MASTER 14+】
小悪魔の遊園地【MASTER 14+】
MeteorSnow【MASTER 15】

 

コース②

Titania【MASTER 14+】
《創造》~ Cries, beyond The End【MASTER 14+】
To:Be Continued【MASTER 14+】

 

最初に見た感想は、

小悪魔wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwでした。割とみんなそんな感じだった気がします。まさかのVARIETYからの選曲。しかも超癖譜面だし。


これまではなんだかんだ物量・鍵盤といった譜面傾向はあるものの大体は地力中心だよね~みたいな雰囲気出していたのに、小悪魔!?!?なんかとべこんはとべこんで普通にむずいしさ…
以下各コースの概観です。苦戦した箇所は無限にあるのですがキリがないので特にやばかったところだけ…

 

  • コース①編

先に結論から言いますと、小悪魔だけゲーだと思ったら意外と全部難しくてうまくいきませんでした。

でも結局小悪魔の遊園地のここゲー感は拭えない



開始時TEmPTaTiONは1落ちで、MeteorSnowもできる寄りの譜面をしていたので慢心していたのですが、いざ蓋を開けてみるとどこでもみるみる癖が付いてどんどんできなくなっていきます。

 

TEmPTaTiONの序盤。ここで終わる事多かったです。

TEmPTaTiON終盤の5鍵。ここまで理論値だと15.5になる。


そしてこのコース①には譜面構成以外にも難しい点がありました。それは、失点量です。
CHUNITHMの理論値は1010000点なので、1ノーツあたりの失点数は譜面全体のノーツ数に反比例します。そしてここでコース①のノーツ数(と赤1個当たりのおおよその失点数)を見てみましょう。

TEmPTaTiON 2216ノーツ(大体4~5点ぐらい)
小悪魔の遊園地 1582ノーツ(大体7点ぐらい)
MeteorSnow 2742ノーツ(大体4点ぐらい)

これに対しコース②は物量高速譜面が並んでおり、3曲ともノーツ数は約3000ノーツ、失点は3~4点程度。つまり、コース①の赤1個はコース②の赤1個より重いことになります。特にノーツ数の少ない小悪魔は、赤1個がコース②の赤2個分の重みになっていました。

最終的に提出したスコアは1-3-4の-39点。赤7個なのに39点も引かれるの~~~😿
結果としてあまり納得できないスコアでコース②に向かうことになりました。

コース①。MeteorSnowの最後で無駄な3個を出したのが少し悔しい。



  • コース②編

こちらは物量中心のコースになっていました。そして私の中で最も難しかったのは最後のTo:Be Continuedのラストでした。

To : Be Continuedラストの配置。最後の最後に左手3鍵が要求される。



 もちろん前のとべこんが難しいだけでなく、物量譜面なのに認識に癖が付きやすいTitania、創造も難しいコースでした。
 始まる前は難しくないだろうと感じていたのですが、実際始めるとやるたびに安定しなくなる。先述したTEmPTaTiONにも通じる癖のつきやすさを感じました。

Titaniaの見たら呪われる画像

 

創造の冒頭。じゃこレモン譜面特有の認識に癖をつけてくるタイプの譜面ですね。



最終的に提出したスコアは1-0-18の-67点でした。前半2曲が一番噛み合った回でAJまで持っていけたものの、精度だけついてこない結果となり、うまかったけれどもあと一歩が届かないというものでした。

コース②。前2曲だけ本選出場レベルだったのに~。これはかなり悔しい。

 

 

  • LCQ(最終予選)について

今年のLCQは去年と大きく異なる点があります。それはLuminousでのアップデートで変更された「ホールド・スライド始点のEX化」です。要するに全譜面長押しの始点がEXTAPなら擦ってもOK!という事になりました。

このような変更によって難所が減る譜面がいくつか生まれたのです。以下例です。

Glorious Crown (tpz over-Over-OVERCUTE REMIX)の8鍵ホールド。なくなったので精神的にはかなり楽に。

YURUSHITEのラスト。スライド始点が面白い位置にあったのですが、EX判定なので関係なし。

Viyella’s Tearsの中盤。まさかの全擦りで理論値通過できるように。


ここに挙げた配置以外にも簡単になっているものはいくつかあります。生放送では出場される皆さんがどのような運指を使うのかにも注目してみると面白いかもしれません。

 

 

そして去年には無かった曲が課題曲に追加されているという部分も無視できません。LCQでは、「通常解禁されているゲキマイ・ORIGINALの譜面定数14.9(創造・GoF黒除く)」が課題曲となっており、今年はその条件に新たに当てはまる3曲が追加されています。

その3曲はMarbleBlue.、Mutation、Singularityです。

MarbleBlue.は左手3鍵を含む巻き込みやすい複雑な指押し、Singularityは課題曲内では簡単寄りなものの、緊張下では捌きにくい終盤難の譜面をしています。

MarbleBlue.終盤の片手3鍵配置。緊張してたら全然15。

Singularity終盤の配置。これも緊張してたら全然15。押すのか擦るのかにも注目。

しかし、この3曲の中でもMutationは頭ひとつ抜けて難しい譜面といえます。

ノーツ数が少なく相対的な失点が多い点、実質BPMが300を超えた超高速な上に癖の強い譜面である点、そして最後に🦀蟹🦀がある点が挙げられます。

Mutationのラスト。実はLCQ課題曲内に蟹はこの譜面だけ。

このMutationはLCQにおいてかなり危険な曲であることは間違いないでしょう。選曲されるのかどうか必見です。

 

  • おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

明日のLCQが楽しみですね。去年は出場側だったので観戦側なのは実は初めてなんですよね。どんな風に見えていたのか、改善されている点はあるのか、色々見てみたいところです。

 

そしてCHUNITHM VERSEも楽しみですね!

ラブライブもアイドルマスターも少し追っているので、もうワクワクしています!曲いいのでこの記事を読んだ人はぜひ聴いてみてください。

 

せっかくなのでコラボする蓮ノ空、学マスの好きな曲を貼っておきます。

・Kawaii no susume - スリーズブーケ

www.youtube.com

・Reflection in the mirror (104期NEW Ver.) - スリーズブーケ

youtu.be

 

 

 

・Yellow Big Bang! - 初星学園, 藤田ことね

youtu.be

・小さな野望 - 初星学園, 十王星南

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで最後まで見てくださった方にはお礼で有益な情報をひとつプレゼント。
プレイ中の「緊張」との向き合い方について今年のオンライン予選を詰めて少し理解できたので、備忘録的にメモしておきます。

通しプレイやAJ・理論値通過中は緊張すると思いますが、緊張した時は少し自分を俯瞰するようにみて落ち着くのが有効でした。

https://x.com/summertime_PR/status/1562635885094379520

サマータイムレンダ公式(@summertime_PR)より。まんまこれ。

緊張すると「今ここで〇〇点落としたら更新なし」「今ここで赤出したら終わる」という考えになってしまいがちです。そして私はそこに意識を割いてしまった事で集中を切ってしまう事がよくありました。

前2曲で10点失点したら終わり?ええやん!(絶望)

「こうなったら終わる」という考え方になるのは仕方ない事なのですが、そこだけに意識を割かれる事なく自分の状況を整理して、最終的には目の前の譜面を捌く事に全力を尽くすぞ!と前向きな考え方に切り替えて挑むのが正解なのかな、と思っています。

 

もちろん緊張の取り方は人それぞれなので、ただ私はこうでした。ということだけ。参考になれば嬉しいな。