脱貧困ブログ

ひきこもり、ニート、うつ病、障害者、ネットカフェ難民、ホームレス、パワハラ、貧困状態の人を助ける情報を発信して行きます

生活に困ってる人がいるのは解っている。でも、自分には何も出来ないと思っている人へ

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(著作権者・Anvica)

明けまして、おめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

さて、年末にこんな記事を読みました。

bylines.news.yahoo.co.jp

bylines.news.yahoo.co.jp

 

一つは、NPO法人フローレンス代表・駒崎弘樹さんの「ふとんで年越しプロジェクト」を応援する記事。

もう一つは、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表・大西連さんの「年末年始、生活に困っている人のための支援先リスト」です。

 

ふとんで年越しプロジェクトとは何か?

ちょっと、ご説明しましょう。

年末年始は、行政が閉まったり、派遣、請負の仕事が発注されない事などが原因で、路上で生活せざるえない人達(ホームレス)が増えてしまう事が問題になっています。

そこで、貧困問題解決に取り組む各NPO・活動団体が協力して、路上で生活している人達が凍死や深刻な病気になったりしないように、寝泊りできる場所を提供できるように動き始めました。

それが、ふとんで年越しプロジェクトです。

詳しくは、私が書いた記事とWEBサイトをお読みください。

年越し派遣村は終わってない!、ふとんで年越しプロジェクトにご協力ください - 脱貧困ブログ 

ふとんで年越しプロジェクト on Strikingly

さぁ、大西さん、駒崎さん、お二人の記事もヤフーニュースの記事なので、きっと、読んだ方も多いのではないでしょうか?

そして、おそらく、記事を読んで、こんなふうに思った人がいるはずです。

 

「年末年始に生活に困窮している人達がいるのは解ってる。

でもさぁ、自分に何が出来るの?、正直、NPO団体の人達みたいに、意識高い系にはなれない!」

「NPO団体の人達は偉いと思うし、自分も何かしようと思った事もある。

他人事じゃない、とも思ってる。でもさぁ、素直に言うと、仕事で疲れてるし、年末年始は家でゆっくりしたい」

 

この二つの意見が多いのではないでしょうか?

その気持ち解ります。もうぉ、本当に痛いほど解る。

私もふとんで年越しプロジェクトは知っていましたが、「家で休みたいなぁ~」という想いが先行し、ボランティアに参加しませんでした笑

 

ここで、私は心配になるんです。

それは、ボランティアに参加できない事や自分には何もできないという想いに負けて、貧困問題そのものの興味が薄れてしまうのではないか?、という心配です。

要するに、ひらきなおる。

「どうせ、自分には何も出来なかったんだから、貧困問題は気にしなくてもいいや!」という気分になってしまう事を心配しているんです。

はっきり言います。

 

あなたが少しでも、年末年始、生活に困窮している人がいる事に注目したなら、それは物凄く意義のあることです。

ぜひ、引き続き、注目してほしいと思う。

べつに、NPOや支援活動団体のようにやれなくてもいいんですよ。

 

前置きが長くなりましたが、今回はその理由をご説明します。

 

愛の反対とは?

マザーテレサの有名な言葉を知っていますか?

 

愛の反対は憎しみではありません。

愛の反対は無関心です

 

この言葉に私の言いたい事がすべて詰まっています。

ちょっとでも、大西さんや駒崎さんの記事に刺激を受けたら、それは関心があるということ。

無関心じゃない、ということ。

まずは、その想いを大切にしてください。

 

大きな事をやる必要はありません。

たとえば、先ほど紹介した、ふとんで年越しプロジェクトにほんの少しの金額を支援するだけでもいい。

ふとんで年越しプロジェクト2016 ~誰もが暖かく年を越せるように - クラウドファンディングのMotionGallery

また、私のようにブログ記事を書いたり、facebookやツイッタ―で大西さんや駒崎さんの記事をシェアするだけでもいい。

そんなちょっとの事が世の中をちょっとずつ変えて行く力になります。

 

愛の反対は憎しみじゃない。無関心です。

どうか、忘れないで

共に、今年も貧困問題に目を向けて行こうではないか?!