脱貧困ブログ

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働き方に悩んでいる人へ、人生の設計図にプチニート期間を入れよう!

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素晴らしい記事を読みましたぁ~ 

ほぼニートによるニートになりたい人のためのニート入門講座 - ほぼニート、家を出る

半年間働いて半年間休むというライフスタイルを提唱したい - 要件を言おうか

上の記事が最近、注目のニートブロガー、飛鳥たぐいさんの記事で、二番目が飛鳥さんの記事を言及したしんま13さんの記事です。

お二人とも、とてもいいアイディアを発表していると思いませんか?

お二人の記事のポイントは、人生の設計図にプチニート期間を入れること、です。

このプチニート期間は今後、ますます重要になると思います。

と言うのも、少子高齢化、ブラック企業、ブラックバイト、うつ病の増加が心配されるこれからの事を考えると、プチニート期間が必要になる事を考慮に入れて人生設計を考えるほうが、むしろ自然だと思えてならないからです。

 

なぜ、プチニート期間が必要になるのか?

皆さん、だいたい高校を卒業する頃、自分の人生設計をザックリ考える人が多いと思います。

たとえば、男性なら、こんな感じ。

1・高校を卒業して、有名大学に行き、大手の企業に就職する。

2・年収1000万円を目標にしながら、合コンや婚活イベントに行って、めでたく結婚。

3・定年まで働いて、年金と貯金で安定した老後生活を送る。

 

皆さんも上の人生設計、一度ぐらいは頭を過った事があるんじゃないでしょうか?

しかし、今のご時世、ご紹介した人生設計は、残念ながら、ごく一部の人しか実現しません。

3を可能にするためには、それこそ、最低でも年収1000万円ぐらいの稼ぎがなければ、実現しないでしょう。

なぜなら、冒頭でもお伝えしたように、少子高齢化、ブラック企業、ブラックバイト、うつの増加が予想される未来が待っているからです。

また、そもそも、人生というのは予想したようには行きません。

もしかしたら、1の部分で、有名大学に行けないかもしれないし、大手企業に就職出来ないかもしれない。

最悪、ブラック企業に就職しちゃって、うつ病になってしまう可能性だってある。

だからこそ、自分の人生設計にちょっとしたお休み期間、プチニート期間をあえて作る事で、気持ちのうえでのセーフティネットを自分で作っておくんですよ。

「いざとなったら、深刻なうつになる前に、仕事を辞めてニートになればいいや!」

こんなふうにニートになる覚悟を持っておく事で、だいぶ気持ちが楽になると思いませんか?

もちろん、いつまでニートをやるのか?という期間は、ご自身で決めるしかありません。

でも、プチニート期間に本を読んだり、人と会って話しを聴いたりする事は、きっとその先の人生を歩むうえでの大きなヒントになってくれると思うんです。

しかし、プチニート期間を自分の人生設計に入れていないと話しが変わってしまいます。

自分が20代前半に考えた人生設計に縛られて生きていると、自分がプチニートになる事を自分自身が許せなくなってしまうんです。

「自分がニートになるわけがない!こんなはずがない!」と、思ってしまうと、心身ともにボロボロになるまで働いて、最後は生活保護に頼るしかない状態になってしまうでしょう。

そうならないためにも、ニートになる可能性を他ならぬ自分自身が許してあげるべきなんです

ニートは、もはや、単に怠けているとか、ズルしているとか、甘いとか、そんな低次元のレベルで語る事ではありません。

ニートは、一つの生き方なんです。人生を有意義に過ごすための生きる知恵なんですよ

誰しもが、ブラック企業や人間関係のトラブルでうつになり、当ブログのテーマである貧困状態になってしまう時代です。

あらかじめ、そんな世の中である事を考慮に入れて、楽しいニート生活の方法を考えておきましょう!

 

年収100万円の豊かな節約生活を目指せ!

とは言っても、「ニート生活が出来るのは、それなりの貯金と家族や頼れる人がいるからだろうが!貯金もない、頼れる人もいない人はどうするんだ?!」と、怒る人がいるかもしれません。

確かに、そうですね。その場合は、生活保護しかないと思います。だから、ニート期間を考慮に入れて、貯金を貯めておく必要があるでしょう。

でもね、生活保護に頼る一歩手前の貧乏状態で、なんとか踏み止まる方法もあるんです

そのために、ぜひ、こちらの本を参考にしてみてください。

山崎寿人さんの「年収100万円の豊かな節約生活」という本なんです。 

年収100万円の豊かな節約生活

年収100万円の豊かな節約生活

この本、貧乏人、貧困予備軍の中では、伝説の本なんですよ!

あのプロブロガー、イケダハヤトさんも「年収150万円でぼくらは自由に生きて行く」を書く時に参考にしたとされている本なんです。

ちょっとだけ、まえがきから内容をご説明しましょう。

 

「わたくし、現在五十一歳。プータローをしております」

そう自己紹介すると、初対面の人はたいてい一瞬、息を飲む。

それはそうだろう。こんなご時世、派遣切りや肩たたき、会社倒産やらで、失職になっている人はごまんといる。うっかり下手なことは返せない。

きっとキャリアアップ中の一時休養だろう。

そう独り合点して、じゃあ充電期間中ですね、などと愛想笑を送ってくる人には、「いやいや、これが好きで、もう二十年以上やってます」と返すことにしている

 

いかがでしょうか?プチニート期間を送るために、参考になりそうでしょ?(笑)

なんせ20年ですからね!(笑)

もっと、山崎さんの言葉を引用してみましょう。

 

時に踏み込んだ質問をしてくる人もいる。

「失礼ながら、どうやって暮らしておられるのですか?」

稼ぎはどうしてるんだ、というわけだ。

「運よく、年100万ほどの不労所得があるので、それでなんとかやりくりしています」

(中略)「えっ?100万?・・・それだけですか?」

「ええ、そうですよ。基本的にはそれだけ」

と、笑い飛ばしつつ、最後に但し書きを一言。

「まぁ、一人暮らしで養わなければならない家族もいないから出来るんですけどね」

 

どうでしょうか?山崎さんは、ネットでできる小遣い稼ぎを除くと、親が遺してくれた不動産を売却して得た貯金を切り崩して生活しているんです。

さらに、参考になるのが、山崎さんの支出です。

こちらも引用してみましょう。

 

一ヶ月の収支

収入

  • 生活費・・・30000円
  • パーティーのカンパ・・・10000円

支出

  • 食材費・・・22922円
  • 光熱費・・・12389円
  • 被服費・・・198円
  • 交通費・・・589円
  • 医療・衛生費・・・455円
  • 雑費・・・297円

 

う~ん、凄い!(笑)

皆さんが気になったのは、パーティーのカンパ・・・10000円だと思うんです。

山崎さんは、これについて、こんなふうに説明しています。

ホームパーティの定期的開催&我が家のプライベート居酒屋化計画によって、外で飲むより金をかけずに友人たちとの親交をさらに深めていく事ができ、ぼくの生活は一挙に華やかで刺激的なものになっていた。

 

そうなんです。パーティーのカンパとは、この時に友人たちから貰っているものなんですね。

本書の中で山崎さんは、「貧乏が娯楽」と言い切っています。

是非とも、我々がニート期間を送る時に参考にして行きましょう!

共に、ニート期間を楽しいものにして行こうではないか?!