円高を止める方法

新聞報道によると政府が介入以外の方法で円高を止めることを示唆した。

 介入以外の対応策も 歴史的円高で財務相が方針 
野田佳彦財務相は12日の閣議後の記者会見で、歴史的な円高について「一方的な動きが続くようなら、さまざまな検討をしたい」と述べ、政府、日銀による円売り介入以外の対応策も考える方針を明らかにした。

(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110812/mca1108121145013-n1.htm)



では、まず円高を止める方法とは何があるのか日銀と政府に別けて整理する。


・日銀の政策
1,銀行券ルールの撤廃、長期国債買入増額
2,資産買い入れ等基金を増額
3,政府が為替介入した場合には、非不胎化(政府が介入のために発行したFBを買う)
4,超過準備に対する付利を止める
5,物価水準目標政策(あるいはインフレターゲット政策)の導入
6,為替ターゲット政策の導入
7,白川総裁以下の審議委員辞任


・政府の政策
1,物価水準目標を定める
2,断続的な為替介入
3,復興財源の日銀引受
4,固定相場制の導入
5,資本規制
6,日銀法改正
7,白川総裁以下解任


政府が介入以外の方法で円高を止めるなると現実的なプランとしては、日銀引受だろうか?
野田財務大臣に期待したい