【火曜ファミリー・アワー】9・Life Without Music / Stud featuring John Weider('72)
元々はgtrながらバンドの都合でbassを弾いていたジョン・ワイダーはそのストレスもあって71年にファミリーを辞めスタッドに参加。後にファミリーに加わるジム・クレガン(g,vo)、テイスト出身のチャーリー・マクラッケン(b)、ジョン・ウィルソン(ds)にワイダーを加えた4人組で「September」('72)を独BASFからリリース。米志向のスワンプ・ロック風の音作りながら曲作りにも大きく貢献しています。
https://www.youtube.com/watch?v=oTrp18FE_3E
【名曲リレー2872】going#2
■Things Goin’On / Lynard Skynard(‘73)
73年のレーナード・スキナードのデビュー作に入った素朴なロックンロールで、リラックスした練習曲の様なムードながらカチッと決まったgが心地いい。これから時代は南部だと読んでSounds Of Southというレーベルを立ち上げたアル・クーパーの先見の明はあるが、撤退するのも早かった。元ストロベリー・アラーム・クロックのエド・キングは参加当初はbassでこのアルバムの後gに転向しトリプルgとなります。
https://www.youtube.com/watch?v=hmqNyLQ-b84
10・Between Blue And Me ('71)
ワイダーの脱退でモーグル・スラッシュからジョン・ウェットン(b,vo)を加えた「Fearless」は次作同様変形ジャケで知られたもの。初めて米チャートにランクイン(116位)されたとのこと。本国では10位。じわじわと盛り上げる”Between Blue And Me”はLPのオープニング曲でプログレ色はやや後退しヘヴィロック(ハードロックではない)、サイケ感がややアップ。
https://www.youtube.com/watch?v=kzHkaGyVV-c
11・Larf And Sing('71)
ちょっとボッサ風のファミリーとしては異色のナンバー。「Fearless」に入ったポリ・パーマー作品で、パーマーとウェットンがコーラスでいい味を出しています。ホイットニーのgがジャジー。これは米でのシングルとなりました。
12・In My Own Time('71)
「Fearless」からの英でのシングルが”In My Own Time”で4位まで上がるヒットとなりましたライヴで盛り上がりそうな破天荒なロック。もはやジャンルを超えた英国ロックらしい味わいです。
13・Burlesque('72)
ウェットン