【名曲リレー2982】texas#2
■Texas Girl At The Funeral Of Her Father / Randy Newman with Linda Ronstadt(‘83)
ランディ・ニューマンの「Little Criminals」に入ったこの曲をニューマンのピアノ、リンダの歌で。83年のNYのOdeonにて。リンダは都合3曲歌うのですが、これは一番情感溢れます。肩のクラブのタトゥーが悩ましい。
【名曲リレー2982】texas#2
■Texas Girl At The Funeral Of Her Father / Randy Newman with Linda Ronstadt(‘83)
ランディ・ニューマンの「Little Criminals」に入ったこの曲をニューマンのピアノ、リンダの歌で。83年のNYのOdeonにて。リンダは都合3曲歌うのですが、これは一番情感溢れます。肩のクラブのタトゥーが悩ましい。
【名曲リレー2981】for#3
■T For Texas / Lynard Skynard(‘76)
ジミー・ロジャースのカントリー・ソング“T For Texas T For Tennessee”をレーナード・スキナードがロック・ジャム風にきかせます。スティーヴ・ゲインズが新たにエド・キングの後任として加わりトリプルg体制が更新されたライヴ盤「One More From The Road」から。
【実況録音盤を聞く木曜】28・Curved Air Live('75,BTM)
78年頃にキングから廉価盤で出た1枚にカーヴド・エアの「Live」がありました。初期はWarner Bros(ワーナー)、後期はBTM(RCA)なのですが、唯一Dreamから出たこのライヴ盤はキングから安価で入手できたのです。初期の3枚の後ダリル・ウェイが抜け、エディ・ジョブソンが入った4thを出した後解散。その後74年に再結成し大学ツアーを行った時のライヴがこれで、僕は初カーヴド・エアだったのでソーニャ・クリスティーナは結構激しいvoなのだなあ(ここでは結構シャウトし続けます)と感じたのでした。ウェイ(violin,kb)、フランシス・モンクマン(g,kb)、ソーニャ(vo)、フロリアン・ミクサ(ds)に新メンバーのフィル・コーン(b)の5人組で、音は結構ハードでプログレというよりはフツーのロック的なダイナミズムも感じます。ヒット曲”It Happens Today”(エンディングのviolinソロがカッコいい)や”Backstreet Luv”も収録していますが、”Marie Antoinette”や”Proposition”(フランシス・モンクマンがヒレッジみたいなgを弾いて、ここまで弾けるのかとびっくり)などの長い曲の方が冴えます。
29・Live 77&79 / Bad Company(')
16年にRhinoから発掘されたバッド・カンパニーの77年のテキサス、79年のロンドン、ウェンブリーでのライヴ2CD。とりわけ「Desolation Angel」をリリース後の79年のものがいい。時代柄R&Bを基調とするバドカンのようなバンドにとって追い風とは言えない状況の中、どっしりと構えたロックンロール・ショーを展開。新作からのナンバーを中心に旧作からの代表曲も披露。サザンロック的なテイストは次の「Rough Diamond」でも感じますが、ここでも汗と埃っぽい空気が漂います
【名曲リレー2979】all#3
■All Ever We Look For / Kate Bush(’80)
ケイト・ブッシュの3枚目「Never For Ever」は今まで以上にコンセプト・アルバム的な色合い濃い1枚でどの曲も素晴らしい。“All Ever Look For”はタイトルに引っ掛けて探し物をする主人公のドアのノックと靴音のSEが楽しいです。
【リメンバー】#191~オールマン・ブラザーズ・バンド@中野サンプラザ(91/1/10)
90~91年は勤務先が有楽町で6時終わりの週休二日だったのでそれまでの分を取り戻すようにライヴや芝居や映画に出かけておりました。その分量には今となってはあきれるくらいで、自分の準備不足も感じてました。その最たるものがこのオールマン。この時点であまり聞いてなかったし、長い曲に対する耐性もなく、疲れてたこともあって眠ってしまったり散々でした。もったいなかったなあ。ただ1曲目が”Statesboro Blues”でいきなりグイグイ来たことは覚えてる。
https://www.youtube.com/watch?v=aqxywPYRCbI
【リメンバー】#192~さねよしいさ子@新宿パワーステーション(91/1/22)
数年に一回こういう不思議系の女子に惹かれてしまうことがあるのですが、デビュー作「風や空のことばかり」のオビにかかれた吉本ばななの推薦文がなんかすごかった(ただのメルヘンなチビではない、すごい才能がある、みたいな)。このファーストにもいろんなタイプの曲がありますが、結構キャッチーなメロディーが並んでます。セカンド「ペクレナトルホポワ」は、架空の世界を創造した異世界ファンタジー的なタイトル曲の後編が素晴らしい。栗コーダー・カルテットの栗原正巳はさねよしバンド出身。
以後何度となくライヴに足を運ぶのでした。7/17の三越劇場のほぼ同じ構成でしたが。
https://www.youtube.com/watch?v=TK3b_BYkRDo
【リメンバー】#193~ザ・ストライクス~King Of The Beat@新宿ACBホール(91/2/10)
おもえば「King Of The Beat」というのは89年のメジャー第2作(&最終作)のタイトルでした。ACBには何回か通って決して多くない観客の平均年齢をあげてました。"It's My Sunday”はちょっと甘すぎるけど「King Of The Beat」の1曲目。
https://www.youtube.com/watch?v=5kUi86iWvb4
【リメンバー】#194~BLワルツ@クラブ・クアトロ(91/2/18)
招待券で見たBLワルツ。ノートにはつまらんと一言ですが、そもそもどういう経緯で招待券もらったのかも不明。調べると90年のメジャーデビューしたギターポップ風バンド。voはその後prodとして成功したそう。貼った曲は”蒼い風の吹いた夜”。多分インディー時代はもっと色があったけどポニー・キャニオンからのデビューでいろいろ妥協してこうなったと予想(^^)
https://www.youtube.com/watch?v=JXMGufz9hOg
【リメンバー】#195~特撮オールナイト@浅草東宝(91/2/23)
前の勤めが錦糸町だったので浅草って結構なじみあった。浅草東宝でふた月に1回くらい、土曜に東宝特撮映画のオールナイトをやってて、この2月のは「緯度0大作戦」(これが個人的目玉)「ガス人間第1号」「海底軍艦」など5本。
69年公開の「緯度0」は70年に近所の映画館で見た(当時小2)けど、なつかしい。ただ円谷の特撮が不調で、東宝特撮が子供向けになるところを食い止めようとしつつ、無理だった感じ。ジェゼフ・コットン、シーザー・ロメロなどはピークを過ぎた人たちのキャスティングもあの頃の日米合作らしい。日本からは岡田真澄と宝田明。
終わると始発まで時間あるので時間つぶしようがないのだけど、この人は徒歩で帰ってみた。「のようなもの」の志ん魚みたく。2時間以上かかりましたが。
【リメンバー】#196~コレクターズ@新宿パワーステーション(3/9)
新メンバー、小里誠(b~元オリジナル・ラヴ)と阿部耕作(ds)のお披露目を兼ねたパワステ。新曲いくつかと代表曲のセレクト。新作「コレクターズ・No5」リリース記念の関東近郊ツアー(5/17市川クラブGIO)も行ってきた。その子の学祭以来の市川でした(そっちでは新曲もずいぶんこなれてた)
https://www.youtube.com/watch?v=sH_KJLFkNB4
【リメンバー】#197~レオン・ラッセル@クラブ・クアトロ(3/21)
フライヤーなどのアー写は70'sの若々しい姿だけど、実際はシロヒゲにサングラスの老人風貌(まだ50代なのに)。久々の来日でkbの弾き語りは物足りない反面、しょうがない部分あるなあとも。ゴスペル風味スワンプ風味は感じられませんでした。
この頃の音というとブルース・ホーンズビーのprodで92年にこういうのも出てました。
https://www.youtube.com/watch?v=6TbTz1DFVUQ
【リメンバー】#198~ピート・フレイムの「Compete Rock Family Trees」
英のロック研究家ピート・フレイムによる人脈図の1&2をまとめた「Complete Rock Family Trees」をお茶の水ユニオンで購入4280円でしたが、今でも煩雑に使うので十分元を取ったなあという感じ。79年版(1)と83年版(2)の2in1。何年か前に日本語版もやっと出た。
【リメンバー】#199~Go Jazz All Stars@クアトロ(4/16)
CS&N@新宿厚生年金会館@新宿厚生年金(4/25)
劇団七曜日~おばけ物語@シアター・サンモール(5/8)
あやしい探検隊出版記念イベント@九段会館(5/22)
游◎機械/全自動シアター・番外公演「ハイホー」@文芸座ルピリエ(5/30)
劇団フロントホック新人公演~勝手にしなさい@スペース107?(6/1)
WAHAHA本舗~ラブストーリー7少女まんが家たちによるホラー映画篇@?(6/12)
ニコレット・ラーソン/バーニー・レドン@メルパルクホール(6/14)
高泉淳子・伊沢磨紀ふたり芝居~モンタージュ@青山円形劇場(6/24)
アル・スチュワート@スパイラル・ホール(7/20)
ザ・ストライクス@インクスティック・スズエ・ファクトリー(7/21)
ピチカート・ファイヴ@原宿クエスト(7/24)
ザ・コレクターズの金曜Rock Show第1夜@新宿パワーステーション(7/26)
ザ・コレクターズの金曜Rock Show第2夜@新宿パワーステーション(8/2)
WAHAHA本舗~シェイクスピアだよ!全員集合@東京グローブ座(8/6)
どんぐりと山猫@青山円形劇場(8/7)
ザ・コレクターズの金曜Rock Show第3夜@新宿パワーステーション(8/9)
エルヴィス・コステロ@日本武道館(8/22)
ザ・コレクターズの金曜Rock Show第4夜@新宿パワーステーション(8/23)
ザ・コレクターズの金曜Rock Show第5夜@新宿パワーステーション(8/30)
演劇集団キャラメル・ボックス~ナツヤスミ語辞典
プロジェクト・ナビ~こんな宿屋
MANNA@インクスティック芝浦ファクトリー
ガンボ・ジャンボ・カーニバル@日比谷野音
ドクター・ジョン@クラブ・クアトロ
フロントホック~How'sIt Goin’@シアター・アプル
自転車キンクリート~ありがちなはなし~うわさのジュリエット編@博品館
エイモス・ギャレット
小宮
Blow Up
Brand New Skip
游◎機械/全自動シアター~ラ・ヴィータ@スペース・ゼロ
ブリキの自発団
ポール・ウエラー・ムーヴメント
この頃見てた芝居@91年上半期
・游◎機械/全自動シアター・僕の時間の深呼吸Vol.3@青山円形劇場(1/14&2/3)
游◎機械の公演を2回ずつ行ってるからよっぽど好きだったんだろうねえ。秋の「ラ・ヴィータ」も2回行った(全く忘れてる)。
NTT Talk&Talk Theatre・ピーター・バラカン、木村治美、加藤和彦、杉真理@(1/19)
・劇団フロントホック~地球を七回半回れ@本多劇場(1/21)
ピンクの電話やチャイルズやおきゃんぴーら周辺の女芸人(という言葉は当時なかったけど)が集まってお笑いに特化した女性だけの劇団を作るという話があってそれが90年の劇団フロントホックなんですが、構成を後に映画監督(「TRICK」など)の堤ユキヒコが担当した「劇団フロントホック・プレヴュー」というのを90/9/15にSpace107で見ていて、今回が旗揚げ公演。しかもいきなり本多というのがお金ある(ように見せてる、ゲーノーカイ)なあ。作は健康のケラで覚えてないけど、面白かった記憶あり。
コント赤信号そのものはキョーミあまりなかったけど、石井と小宮が組んだ水谷龍二作の世界(小宮prodの形や、星屑の会などで後に展開)は結構気になってたから。フロントホック同様石井光三オフィス。客演は中村ひとみ、茂原裕子(チャイルズ)ら。演出は矢崎滋でトイレで会いました。
http://www.loulan.org/donzoko.html
・プロジェクト・ナビ~私はミチル@本多劇場(4/24)
何故北村想のナビを見に行くことになったのかもナゾ
・バカ爆発!@シアター・アプル(5/27)
人力舎のお笑いライヴだけど、あの頃はシティ・ボーイズもB21スペシャルもいたのね。中村ゆうじもゲスト。
【水溶はマンフレッド・マン関連の40曲(新)】1・I Can't Believe What You Say('66)
色んな時期があるので40曲で収まるのか?不安ですが…
まずは第1期ポール・ジョーンズ(vo)をフィーチャーしたR&B時代。このアイク&ティナ・ターナーのカヴァーはリヴィエラスの”California Sun”に何となく似てます。
1期も最後の方でEPの「As Was」に入ったものです。
https://www.youtube.com/watch?v=3p1BieOTNV0
2・Ha Ha!Said The Clown ('67)
マイク・ダボ(vo)をフィーチャーした2期は、あちこちから持ってきたカヴァー曲をポップサイケ風に焼き直したものが多かった。トニー・ハザード作の”Ha Ha! Said The Clown”はイントロのメロトロンの音色がこの時期らしい。全英4位。ヤードバーズも「Little Games」の時代にカヴァーしてます。
https://www.youtube.com/watch?v=oKEbsAKpaiw
3・Traveling Lady('69)
第3期はマンとマイク・ハグ(kb,vo)を中心としたジャズロックのチャプター3。混沌とした音がVertigoらしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=uJnVzbKzBc4
4・Living Without You('71)
混沌とした3期の反動か4期となるMMEBはすごくわかりやすい音になっています。ただkb類の使い方は大衆的であり先鋭的でもあります。ランディ・ニューマンのカヴァー”Living Without You”はMMEBの同名のファーストから。ミック・ロジャース(g,vo)、コリン・パタンデン(b)、クリス・スレイド(ds)というメンツ。
https://www.youtube.com/watch?v=OWwX4s9hcuY
5・If You Gotta Go Go Now
6・Pretty Flamingo
7・Poor Sad Sue
8・Black And Blue('73)
MMEBのサード「Messin’」はPhillipsからVertigoに移ってのもの。前作「Glorified 」は全然ピンとこなかったのですが、こっちは少し持ち直した感じ。ガスマスク風なのかエイリアン風ジャケットのムードはプログレですが、全体の印象はそうでもないハードロック寄り。ディランの”Get Your Rocks Off”(米盤LPのタイトルはこっちに)やドクター・ジョンの”Mardi Gras”のカヴァーもありますが、”Black And Blue”は重いブルーズ・ロックにシンセのソロが入る折衷もの。voはミック・ロジャース。
https://www.youtube.com/watch?v=3IAg-SaY4eg
9・Get Your Rocks Off
10・Do Wah Diddy
元々はジェフ・バリー&エリー・グリーニッチ夫妻がエクサイターズのために書いた曲ですがマンフレッド・マンによるカヴァーが英米で#1となって代表曲となりました。いつものR&B路線を封印してポール・ジョーンズの声量のあるいい声をたっぷりとフィーチャー。
11・Just Like A Woman
12・Father A Day Father Of The Night
13・Sha La La('64)
この曲はシレルズがオリジナルらしいですが、”Do Wah Diddy”に続くヒットで英3位米12位となりました。ジョーンズの歌のうまさと男くささと哀愁がにじみ出た曲になってます。
14・Up The Junction
15・Give Me The Good Earth
16・We're Going Wrong
クリームの「カラフル・クリーム」に入った
17・5-4-3-2-1('65)
マンフレッド・マンの最初のヒットとなった65年の全英5位。BBCの「Ready Steady Go」のテーマ曲に使われたこともあって広く浸透。ポール・ジョーンズのharmonicaを大きくフィーチャー。bassのデイヴ・リッチモンドが参加した最後の作品となりました(このあとトム・マッギネスが参加)。
https://www.youtube.com/watch?v=yWIYTLvM8yI
18・Sweetpea
19・Spirits In The Night
20・Come Tomorrow
オリジナルはマーリー・ナイトで、”Sha La La”に続くヒットとなったバラード。マイク・ヴィッカーズがflute吹く姿がライヴ映像に残ってます。英4位米50位
https://www.youtube.com/watch?v=tBQ_nJGXaB0
21・Mighty Quinn
22・Blinded By The Light
24・Chap3
25・Davy’s
26・You Angel You
27・On The Run
28・Fox On The Run
29・Going Underground
30・My Name Is Jack
Please Mrs Henry
チャプター3解散後の71年にマンフレッド・マン名義でリリースされたシングル”Mrs Henry”は、実際にはアース・バンドによるもの。このディラン曲(例によって「地下室」のセッションから)はMMEBのファーストに収録されますがアレンジもガラッと変えてましてこのアルバム・ヴァージョンの方が好き。
https://www.youtube.com/watch?v=rPYKQeCWKQY
What You Give Is What You Get
87年の「Masque」に入ったジャムの”Start”のカヴァー。しかしまあよくこんな風になった者だなあ!と驚きを隠せません。voはマギー・ライダーという女性でゲスト扱い。
https://www.youtube.com/watch?v=P6o0GbvSPtM
【名曲リレー2978】all#2
■Winner Takes All / Babe Ruth(’75)
アラン・シャックロックが抜けバーニー・マースデンが加わったベイブ・ルース後期の「Stealin’Home」から“Winner Takes All”。ジェニー・ハーンとマースデンがvoを分け合う強力なロックンロールでマースデンらしいキャッチーなメロディーが痛快です。このあとジェニーも抜け新たにエリー・ホープを加えベイブ・ルース最終章となります。
https://www.youtube.com/watch?v=Y7f5RY4SxJs
https://www.youtube.com/watch?v=ns_wvl6JB6E
■Johnny's Garden / Stephen Stills Manassas('72)
https://www.youtube.com/watch?v=cyewa6z1AxQ
■Feelin’ Alright / Issac Hayes(’73)
アイザック・ヘイズは73年には「Joy」というスタジオ作があるのですが、前年にネヴァダのホテルでやった2枚組ライヴがそれに先立ちリリースされています。そこに入ったこってりとしたトラフィックの“Feelin‘ Alright”のカヴァー。それにしてもジョー・コッカー、ルル、GFRと知るだけでも多くのカヴァーがあり作者のメイスンの懐も潤ったことでしょう。「Live At The Sahara Tahoe」から。(69/300)
https://www.youtube.com/watch?v=LziiW0_UV6g
■S-s-single Bed / Fox(’75)
https://www.youtube.com/watch?v=8ziyJMiBFAs&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=pi_-L8xAyYQ
■Chameleon / Herbie Hancock('73)
例えば僕の世代だとハービー・ハンコックというとMTV黎明時代によくかかってたヒップ・ホップな「Rock It」を思い出してしまうのですが、遡って73年の「Head Hunters」はマイルス・デイヴィス・クインテットにいたハンコックがジャズ・ファンク路線を歩んだ1枚として知られています。僕は「Band Wagon」を作った頃の鈴木茂が傾倒してたという記事を読んで気になった1枚でした。冒頭の15分にわたる“Chameleon”はこってりとした名演です。(72/300)
https://www.youtube.com/watch?v=WYRrIBqKsJ4
■Keeping Time / Trapeze('72)
https://www.youtube.com/watch?v=9uv8K_YMp_0
https://www.youtube.com/watch?v=R_pHzY7wOFk
■Rader Love / Golden Earring('73)
オランダのゴールデン・イヤリングは現在も活動を続ける超ヴェテランですが、最初の世界的なブレイクがこの“Rader Love”でした。ドラマティックに始まり畳みかけるように曲が進む硬派なロックで「Monntan」からの大ヒット(#13)です。(75/300)
https://www.youtube.com/watch?v=aRlSHG5hRY4
■Gemini / Quatermas('70)
https://www.youtube.com/watch?v=8tU5T4kGI2E
https://www.youtube.com/watch?v=8VSf90_uPYc
https://www.youtube.com/watch?v=DEbi_YjpA-Y
■Bedside Manners Are Extra / Greenslade('73)
https://www.youtube.com/watch?v=4LOixovoY3o
■We're All Alone / Rita Coolidge('77)
https://www.youtube.com/watch?v=iv3IyfMvZIc
■La Declaration d‘Amour / France Gall('74)
https://www.youtube.com/watch?v=mjrj9enypSY
■Willin’ / Linda Ronstadt('75)
https://www.youtube.com/watch?v=IJHcD0kHTGk
■Move On Up / Curtis Mayfield('70)
https://www.youtube.com/watch?v=6Z66wVo7uNw
https://www.youtube.com/watch?v=hWdgH_mpaC0
■Flight Of The Rat / Deep Purple('70)
https://www.youtube.com/watch?v=Ksg1pBONu-o
https://www.youtube.com/watch?v=4KdI7VTjghM
■Wand Ads / Honey Cone('71)
https://www.youtube.com/watch?v=FCPmKbbIQdY
https://www.youtube.com/watch?v=0Owr_U5VnX8
■Combination / Aerosmith('76)
デビュー当時はよくあるストーンズの亜流的に言われてましたエアロスミスですが「闇夜のヘヴィ・ロック」(これまたすごい邦題ですな)あたりから固定ファンがついてきて、メンバーのヴィジュアルにこだわる女性ファンだけじゃなく実の詰まったハードロックとしての音を好む男性ファンも増えてきたようです。最初のピークが「Rocks」から「Draw The Line」にかけてかなあ。「Rocks」に入った”Combination”あたりの素っ気ない感じが僕の「アメハー心」(なんやそれ)を刺激します。
https://www.youtube.com/watch?v=YqwZsjeYL7k
■Movements Of Visionary / Tangerine Dream('74)
https://www.youtube.com/watch?v=qyBXjfGBfJQ
■Cut Across The Shorty / Rod Stewart('70)
https://www.youtube.com/watch?v=NYwzUakW2i8
■It’s A Shame / Spinners('70)
https://www.youtube.com/watch?v=3ZP3UQ0ESLc
■Hell Or High Water / Spooky Tooth('74)
フォーリナー・タイプの歌えるハードロックのルーツはストライダーやスプーキー・トゥースのこの最終作「The Mirror」('74)あたりではないか?というのは持論です。「The Mirror」はマイク・ハリスンが抜け、ゲイリー・ライトとミック・ジョーンズ、そしてマイク・パトゥーが中心となったスプーキーズらしくない1枚なんですが、結果として初期よりもこれが好きでずっと聞き続けてます。パトゥー、ライト、黒人のヴァル・バークの3人のvoがいて誰がどの曲をというのが非常にわかりにくいです。”Hell Or High Water”はジョーンズのトーキング・モジェレイターが懐かしさ感じさせます。メロディーはわかりやすく、それいて重厚です。
https://www.youtube.com/watch?v=UPxCEauVKT0
■I Needed Her Most When I Told Her to Go / John Sebastian('76)
https://www.youtube.com/watch?v=rNDFvqX8Uug
https://www.youtube.com/watch?v=4b1wt3-zpzQ
■Rhayader / Camel('75)
■Now That's You've Found Out / Michael Wendroff('73)
マイケル・ウェンドロフの「Michael Wendroff」('73)なり。何とこれがサブスクにあったことがびっくりでした。何故かルー・リードの「Sally Can't Dance」や「Coney Island Baby」に参加してるssw、73年のファースト。韓国でCD化されてるそうです。スティーヴ・フォーバートのデビューを思わせる若々しい感じ。甘いマスクもあってもっと人気が出てもおかしくないのになあ。”Now That You Found Out”と言う曲が昔から好きなんです。西新宿の歩道橋のちかくにあったえとせとらで買いました。NYのスタジオメンが参加(マクラッケン、マロッタ、スピノザら)。saxはマイケル・ブレッカー。
■I’m Gonna Tear Playhouse Down / Ann Peebles('73)
https://www.youtube.com/watch?v=zwoKq6HPwkE
■Tenemos Roads / National Health('78)
ハットフィールド&ザ・ノースとギルガメッシュが合体する形でスタートしたナショナル・ヘルスはカンタベリーのジャズ・ロックの集大成で、言うまでもなくスーパーグループでした。結成は75年でデイヴ・スチュワート(kb)、フィル・ミラー(g)、ピップ・パイル(ds)、アマンダ・パーソンズ(vo)のハットフィールズ組に、ギルガメからアラン・ガウエン(kb)、ニール・マレイ(b)が参加。メンバーの出入りは複雑でエッグのモント・キャンベル(b)やビル・ブラフォード(ds)らが加わっていた時期もあります。契約してくれるレコード会社がなく77年にファーストは録音されていましたが、Affinityからリリースされたのは78年。その時点でガウエンもマレイもアマンダも脱退しています。フリー・フォームなジャズロックでありながらこれぞカンタベリーと言った感じの"Tenemos Roads"の力強さは本当に素晴らしい。何度も書いてますが米Visaから出たLPはフェードイン、フェードアウトを繰り返した組曲形式に編集されていて、最初そっちで聞いてたんであとからつながったオリジナルを聴いてびっくりでした。
https://www.youtube.com/watch?v=vj9ZUHju7JE
■Ticklelick / Nitzinger('73)
今では誰も語らない(?)テキサス出身の3人組、ニッチンガーです。エリア柄サザンロック的なニュアンスありますが72年ですもの、十分ハードロックの資質あります。Capitolはブラッドロックばかりでなくちゃんとフォローすれば、GFRフォロワーに十分になれたと思います。2枚のLP出して解散。dsのリンダ・ウォーニングは女性。歌って弾きまくるジョン・ニッチンガーのバンドですが。黒い方の(セカンドは青い)ジャケのファーストより。
https://www.youtube.com/watch?v=b4vPdSWQckQ
■Omen / Pulsar(’)
パルサーは一時期ピュルサーとして日本でも紹介されていましたフランスのシンフォニック系のプログレです。日本デビューは松本零士イラストのポスターが日本盤についたセカンドがデビューで、そのあとキングのユーロロック・シリーズでこの75年の「Pollen」がリリースされました。アコースティックで、ストリングス系のシンセ(ソリーナ?)やフルートが多用された内省的な暗めのプログレ。僕はこのアルバムの旧A面を愛してやまなくて、20代の初めごろはホント繰り返し聞いてました。その後CBSに移って「Halloween」と言うのを出してますが、付き合いはその辺りまで。今でも熱心なファンは多いと聞きます。
【火曜はカンタベリーのカ】13・Dedicated To You,But You Weren't Listening / Keith Tippet Group('71)
初期クリムゾンに参加した事も知られる英ジャズのキース・ティペット(p)率いるキースティペット・グループのセカンド「Dedicated To You,But You Weren't Listening」('71)は、マシーンからエルトン・ディーン(sax)、ワイアット(ds)らが加わった1枚でタイトル曲はマシーンのセカンドからでした。ホーンズは「Third」の頃のマシーンと行動を共にしてたメンツでカンタベリーの枠組みを離れた英ジャズの代表的な1枚ですが、後のマシーンのメンツ(フィル・ハワードやロイ・バビントン)も加わってるのでここに。”Black Horse”はロック的なダイナミズムも感じます。鋭いgはゲイリー・ボイル。
https://www.youtube.com/watch?v=can5gVdXSl0
キャラヴァンの最初のピークが「In The Land Of Grey & Pink」です。J・R・R・トールキンの「指輪物語」の中つ国の事をタイトルはあらわしてるのだとか。牧歌的な空気が全体を覆っています。前半はpiano、後半はノイジーなorganとデイヴ・シンクレアは大活躍です。うがいをするように喉を震わせるところがvoでありますが、BBC音源では本人たちが思わず笑ってしまうヴァージョンがありました。大作の”9 Feet Underground”や”Winterwine”といった名曲も満載。
https://www.youtube.com/watch?v=_WyIWXfwb80
実験的な映画音楽をやっていたアンソニー・ムーア(英)とその恋人のシンガー、ダグマー(独)、ムーアの学友のsswピーター・ブレクヴァド(米)が組んだ多国籍トリオのスラップ・ハッピーはファウストのメンバーが加わった「Sort Of」(Polydor)でデビュー。本質はおそらく違うのでしょうが、表層的にはフォークロック風味でダグマーの軽やかな歌声が印象的なポップ曲が並んでて聞きやすいです。“Just A Conversation”は心地よいvoとヴェルヴェット・アンダーグラウンドを思わせるgが聞けます。
https://www.youtube.com/watch?v=C3DG5jY1Tdo
マシーンでの居場所を失ったロバート・ワイアットは脱退後、キャラヴァンのデイヴ・シンクレア(kb)、デリヴァリーのフィル・ミラー(g)、クワイエット・サンのビル・マコーミック(b)とマッチング・モウルを結成(よく言われるようにソフト・マシーンの仏語読みに引っ掛けたバンド名とか)。この世のものとは思えないくらい美しい”O Caroline”は別にしてバンドの音楽は即興的なジャズロックで、A面の流れはなかなか力強い。”Part Of The Dance”でのノイジーなミラーのgもききものです。
69年のサイケバンド、アザーチェルをデイヴ・スチュワートらと組んでいたスティーヴ・ヒレッジが脱退後組んだのがカーンで72年にDeramから「Space Shanty」を出しています。クレージー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンのニック・グリーンウッド(b)、エリック・ピーチズ(ds)とのトリオ編成ですがサポートとしてスチュワート(kb)が参加したアンダーグラウンド感あるプログレ・サウンドを聞かせます。ただ部分部分はハッとさせるのですが全体に冗長ではあります。”Stranded”は一番かなあ。
https://www.youtube.com/watch?v=tHkYXKlwB9s
Bananamour
For The Girls
Seven
Coxhill &Miller
やはりヘンリー・カウにも触れておこう。ケンブリッジ大の学生だったフレッド・フリス(g)とティム・ホジキンソン(sax)を中心にジャズと現代音楽に影響された即興音楽は僕は今もかなり難解に感じます。73年のデビュー作「Legend」(伝説と足の先を引っ掛けたタイトル)からの”Amygdala”にはカンタベリーらしさを感じさせるジェフ・リーのsaxとpianoが救いです。
https://www.youtube.com/watch?v=QwCC_q_X3WA
Hatfield
Gong
Rock Bottom
Dr Dream
Bedford
Egg
Unrest
Bundles
Fishrising
rotters
ayers
Caravan
Slapp Cow
Quiet Sun
Shamal
Softs
Dave Sinclare
Allen
【名曲リレー2977】dude#3
■All The Young Dudes / Bruce Dickinson(’90)
モット・ザ・フープルの起死回生のヒットとなったボウイ作の“All The Young Dudes”は、自身が歌うにはちょっとリアルすぎると感じたのか、本人のヴァージョンは「Aladdin Sane」期のアウトテイクとして90’sになってやっとリリースされました。いろんなカヴァーがあるこの曲ですがアイアン・メイデンのブルース・ディキンソンがオリジナルにかなり忠実にカヴァー。メイデンは先人へのリスペクトを忘れないバンドで、70’s英ロックへの愛着が感じられます。オリジナルの歌詞も深読めばゲイ賛歌で、ペットショップ・ボーイズのカヴァーはもろそれ風でした。25にもなっても生きていたくない、とかTレックスを見るTVが欲しいとか、歌詞がユニーク。
https://www.youtube.com/watch?v=dvwO1hdMUyU
■Come Una Zanzara / Il Volo('74)
イル・ヴォーロは74年の時点でイタリアン・ロックを支えた名プレイヤーが集まったスーパーグループで、このファースト「Il Volo」は印象的なジャケットも含め濃厚なイタリアンロックの味わいを堪能できる1枚。フォルムラ・トレのアルベルト・ラディウス(g,vo)とガブリエーレ・ロレンツィ(kb)に、カマレオンティのマリオ・ラヴェッツィ(g,vo)ら6人組。“一匹の蚊の如く”という邦題が付いた“Come Una Zanzara”は1曲目です。(66/300)
https://www.youtube.com/watch?v=eAI1QuZjz8Y&t=179s
【月曜はAsylumの人たち】25・ジョン・フォガティー
CCR解散後ブルー・リッジ・レンジャーズ名義で活動してたジョン・フォガティーが自身の名前で出した「John Fogerty」は、結局のところ契約問題がこじれ向こう10年新作を出せなくなってしまうのですが、”Rockin’ All Over The World"と”Almost Saturday Night”という必殺のロックンロール・ナンバーが収められていました。
https://www.youtube.com/watch?v=HHW9dNLx3pE
ケイト・ブラザーズ
シャンディ・シナモン
Asylumレーベルの謎の女性シンガー、シャンディ・シナモンの76年作は当時日本ではリリースが見送られたので、僕は輸入盤も一度も見たことなかったのです。スナッフ・ギャレットのprodのカントリー・ポップ~MORらしい。後に「フラッシュダンス」のサントラや”Overnight Success”がらみのシングル(これは日本盤も)も出してディスコ方面に進んだらしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=G3XM3s_JSYk
アラン・クラーク
シェイカーズ
クリス・ヒルマン
ジェイ・ファーガスン
キース・キャラディン
リッチー・フューレイ
ティム・ムーア
PFM
スティーヴ・グッドマン
リンダ・ロンスタット
テレンス・ボイラン
ブッカーT&MGズ
ブロンディ・チャップリン
ジェリー
【名曲リレー2976】dude#2
■Hymn For Dudes / Mott The Hoople(‘73)
MTHのこのタイプの曲は、売れなかったIsland時代はゴスペルっぽい要素が強かったんですが、ブレイク後のCBS時代はすっきりと整理されドラマティックな部分が強調されています。サンダーサイズのコーラスやプロコル・ハルム的なkbも効果的。前作「All The Young Dudes」ではデイヴィッド・ボウイに救われ起死回生のヒットとなりましたが、その色に染まることを避けたのかボウイの下から離れた「Mott」に入った“Hymn For Dudes”は、タイトル通り野郎どもへの鎮魂歌に聞こえます。ただこのあたりのイアン・ハンターのプライヴェートなロックンロールライフの回想ともいえる一連の曲にあまりに同調しすぎたライナーノーツが当時やたら多くて過剰に泣きを煽る感じがちょっとなじめませんでしたが。
https://www.youtube.com/watch?v=u7v3Mrd9IIM
■Speak Your Mind / Marc Benno('71)
テキサス出身のマーク・ベノは、60'sにリオン・ラッセルとアサイラム・クワイアを組んでいたギタリストです。アサイラム・クワイアはヴァン・ダイク・パークス的な世界観の「つくりもの的」虚構の世界を描いたもので、僕はそれほど面白いとは思いませんでしたけど、クワイア解散後地元に帰っていたベノを、再びLAへ呼び戻したのはリタ・クーリッジだといいます。彼女の口利きでA&Mとソロ契約をしたベノが、71年にリリースしたのがLAスワンプの傑作と名高い2枚目「Minnows」です。ジェリー・マギー、ジェシ・エド・デイヴィス、ボビー・ウーマック、クラレンス・ホワイトというゲストgtrの参加が話題となったこのアルバムは、基本線は南部のブルーズですが、意外にも繊細なイメージ。泣きの名曲”Speak Your Mind”含むA面の出来が素晴らしいです。邦題は「雑魚」ですが昔から「稚魚」と間違えてしまうこと多し。(65/300)
【リメンバー】#181~ガレージ大作戦2・Go Go3、ヴェルヴェッツ、ミュータント・モンスター・ビーチパーティー@クロコダイル(90/10/22)
90年10月はライヴ月間で連日のライヴ通いでした。ネオGS関連でなかなか見れなかったGo Go3をやっと見れたのはクロコダイルの<ガレージ大作戦>というイヴェント。ガールトリオ時代からタマキ一人のvoにバックが付くスタイル。去年出たミニアルバムからの曲を中心に6曲。”ピーターガン・ロコモーション”もやってくれました。
https://www.youtube.com/watch?v=RQNkh5PWPdQ
【リメンバー】#182~マザーグースの「インディアン・サマー」
東芝のエキスプレスから76年にデビューした金沢の女子3人組マザー・グースは、当時流行のウエストコースト指向で、「ライオン・フォーク・ビレッジ」で当時”飛んでるルーシー”を聞いたことありました。バックはラスト・ショウでゆるやかなカントリーロックとハーモニーが素晴らしい。この素晴らしいマザー・グースのファーストの再発CDを新宿のレンタルショップで借りたのでした。後年セレクターのFBFの篠田さんのお友だちがメンバーにいると知ってびっくり。
https://www.youtube.com/watch?v=Hyjv5iXFnnw
【リメンバー】#183~カーラ・ボノフ@新宿厚生年金会館(10/31)
アルバムは思い出したようにしか出さないけど来日4回目のカーラ・ボノフ。70's終わりに連続で来日した頃は受験でなかなか行けなかったけどその借りを返した感じでした。2年前にLPは出てますが大半は初期の2枚から。盟友ケニー・エドワーズ(b)とkbをつれてのdsなしのフォーキーなステージ。同じ西海岸でもこの前見たポコよりもぐっと来ました。”All My Life”がパーラメントのCMに使われたんで実現したような来日。まだバブルの余波があって企業はお金ありました。
https://www.youtube.com/watch?v=mnDlpBDXR4E
【リメンバー】#184~コレクターズ@駒澤祭(90/11/4)&@クラブチッタ川崎(90/11/17)
フレデリック、花田裕之と一緒の駒澤大学祭。結構ひどい雨で寒かった記憶。
”Dear トリケラトプス”が初登場。
チッタのは久々のワンマンで、ちょっと飽きるかな?と心配だったけど、まあいいか。”占い師”が”カーニバル”のイントロで終わるエンディングにゾクゾクしました。
11回目と12回目。
https://www.youtube.com/watch?v=WbUoUtTmyik
【リメンバー】#185~渡辺満里奈@恵比寿カレッジ・ミュージアム・イヴェントホール(11/20)
カラー倶楽部のS君が誘ってくれた満里奈のFC、Funny Face主催のシークレット・バースデー・ライヴ。ロジャー・ニコルスをカヴァーする(当時の彼氏の影響モロだねえ)現役アイドル!なんですが客層はなんか騒ぐ若人ばかりでちょっとなあ。
【リメンバー】#186~エリオット・マーフィー@クラブ・クアトロ(11/23)
「Night Lights」や「Aquashow」が大好きだったNYのssw、エリオット・マーフィー。80'sは仏New Roseからパンク的なムードのLPも出してました。79年頃に来日してた記憶あるけど相当久々の来日。しかも狭いコヤで昔の曲もちゃんとやってうれしい。アンコールで登場した鮎川誠とディランの”Knockin’On Heaven’sDoor”を。
ちょうどその頃出た”Something Like Steve McQueen”を。
https://www.youtube.com/watch?v=Nm4vLSynBPo
【リメンバー】#187~聖なる夜に墓場から蘇るロックンロール名曲集第2夜@新宿パワーステーション(11/29)
これは故人をしのぶ企画で、28~29の二夜開催。見に行ったのは2日目で、エピック・ソニー系の人たちを中心に。コマコをフィーチャーしたくじら(”Dixie Chicken”)、鈴木祥子、大橋純子、小川美潮、バブルガム・ブラザーズ、フレデリック(”Light My Fire”)、そして満里奈(死んではいないが獄中ということでクロディーヌ・ロンジェの"Hello Hello"を)、というラインナップでした。初鈴木祥子だったんだけど、あまり覚えてません。満里奈、美潮との3人娘でなんかやったような。ただこのタイトルで検索しても何もヒットしないので貼りようがないなあ。
【リメンバー】#188~ガレージ大作戦3・ザ・ストライクス@クロコダイル(12/6)+ザ・ストライクス・クリスマス・パーティー@新宿ACBホール(12/25)
クロコのこの企画はロックンロールっぽいの3つ集めてタイトル付けてる気がします(^^) 今回は対バンはヴェルヴェッツ、オリンピックス。
クリスマス・パーティーのはGS時代からおなじみの新宿ACB(アシベ)。さすがに飽きては来るけどこういうオーソドックスなロックンロールはよそでは聞けないので貴重。貼れる曲もなくなってきたけど、京都のインディーから出たオムニバス「Get Smile」に入ったビートリーな”Wait”。
https://www.youtube.com/watch?v=CO7f9vJDvfY
【リメンバー】#189~保坂和志の「プレーンソング」
多分西大島図書館で出会った「プレーンソング」(講談社)。「群像」誌に連載された、芥川賞作家、保坂和志のデビュー作。現行の中公文庫は分かれてますが、講談社文庫は、続編「草の上の朝食」との2in1の形となっています。
裕福なわけではないけど、2LDKのアパートに友人カップルと独身男性と4人で同居した主人公の、猫と競馬をめぐる何も起こらない日々の物語。一種のファンタジーだなあと思えるくらいリアル感ないのは、まだバブルの頃の話だからでしょうね。初めての海外旅行(一人旅)に持って行くくらい好きな話でした。
【リメンバー】#190~ピチカート・ファイヴ@インクスティック・スズエ・ファクトリー(12/28)
ちょうどこのころはウォーターフロントとか言ってMZA同様江東区や港区の湾岸地域が開発されてはじめてましたが、鈴江倉庫がインクスティック・スズエ・ファクトリーとしてオープンしてまもなく、ピチカートの新voお披露目ライヴとなったやつに行ってきました。ギューギュー詰めの中、まず慶応大のマジック同好会のネタ披露があって本編スタート。当時レゲエっぽい”ラヴァーズ・ロック”というシングルが出てましたが、以前から交流があった元ポータブル・ロックの野宮真紀が加わり1時間ちょっとジャズとマンボっぽいノリのライヴでした。小西がキョンキョンや松本伊代などアイドルに書いたいろいろもカヴァー。91年に「レディメイドのピチカート・ファイヴ」というミニアルバムで一部紹介されてます。
https://www.youtube.com/watch?v=4-XLezTJQ9M
【日曜は<個人的には超名盤>100】29・Ballad Of Easy Rider / The Byrds ('70、Columbia)
バーズの黒ボックスを聞くまで後期バーズはあんまり気にしてなかったんですが、グラム・パーソンズがカントリーロックというジャンルを作り出し、それを安定した演奏力で発展させたのが後期バーズ。中心となってるのはクラレンス・ホワイトというブルーグラス出身のgtrです。映画「イージー・ライダー」は当時でいう既成の「ニューロック」をふんだんに使ったニューシネマの傑作ですがラストに流れるのは情感あふれるロジャー・マッギンの書き下ろしのタイトル曲でした。
70年の「Ballad Of Easy Rider」は、その弾き語りだったマッギン曲を、流れるようなストリングスをバックにしたバーズ・ヴァージョンで開けますが、これを1曲目にもってきて、しかもタイトルに使ったのは会社の意向ではないか?と今では思います。とりあえずそれをやったあとは、好き勝手にアーシーなバーズの音楽をやってる感じもします。
マッギン、ホワイトにジーン・パーソンズ(ds,vo)、ジョン・ヨーク(b)の4人組で、ホワイトのストリングスベンダーが鳴り響く”Tulsa County Blue”(パメラ・ポランド作でジューン・カーターのヒット曲と言います)、ゴスペル風味の歌声となったレイノルズ・シンガーズの”Jesus Is Just Alright”(ドゥービーでもおなじみのアレ)や”Oil In My Lamp”、ジーン・パーソンズの書く曲の独特の風景が楽しい”Gunga Din”など佳曲満載。「Untitled」が一般的に後期バーズの代表作とされますが、こっちも負けておりません。
【名曲リレー2975】hey#3
■Hey Dude / Kula Shaker(’96)
女優のヘイリー・ミルズの息子、クリスピアン・ミルズ(vo)を中心としたクーラ・シェイカーはブリトポップ時代にデビューした、僕にとっては最近のバンドですが、今耳にするとそのネオネオサイケ感が結構いい感じに聞こえます。“Hey Dude”は96年のサード・シングルで英2位の大ヒットとなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=KDHd-vxcMDo
【土曜エレピ曲】No More Heroes / The Stranglers
ギシギシいうようなジャン・ジャックのbassがストラングラーズの曲の骨格を支えてますが、軽やかに駆け抜けるようなデイヴ・グリーンフィールドのエレピのおかげでいつものことながら意外とききやすい。セカンド「No More Heroes」からのタイトル曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=dbV16XOk404
Beauty Queen / Roxy Music
黒豹連れたアマンダ・レアのジャケットが印象深いロキシーのセカンド「For Your Pleasure」に入った”Beauty Queen”はイーノの弾く怪しげなエレピのイントロが耳に残ります。その怪しげなエレピを吹っ飛ばしてしまうような一陣の風的なフィル・マンのスライドもまたカッコイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=f3fg99w7EX8
The Logical Song
ウーリッツァーというとまず思い出すのがスーパートランプの”The Logical Song”。「Breakfast In America」('79)からの最初のシングルで、曲の輪郭を形作るのがロジャー・ホジソン(リードvoも)の弾くエレピ(ウーリッツァー)です。
https://www.youtube.com/watch?v=pADasWwtlrM
Breakdown
Miss You
Livin’It Up
My Sweetness
What The Hell
レアバード
マッチング・モール
Ride The Wind / Youngbloods('69)
先日のジェシ・コリン・ヤングの訃報は残念でした。ジェシが60'sにやってたヤングブラッズは東部出身のバンドですので西海岸へやって来てもクールな感じはあまり変わりません。そのクールな部分を担ったのがバナナの弾くエレピで、69年のライヴ「Ride The Wind」のタイトル曲は」名演です。
https://www.youtube.com/watch?v=ozuThbk8wR8
Faces
Billy Joe Thomas
Alzo
Nicolette You sendMe
Anticipation
まつりばやしがきこえる
Outlaw Man
ソリッド・。スライダー
Street Life
Still Crazy After
Blinded By The Light
Love To Love UFO
Losing In Love Leah Kunkel
Queen Of Hearts
Blinded By The Light
Tell He No
Just The 和yYou Are
【名曲リレー2974】hey#2
■Hey You / Pink Floyd(’79)
大ヒットしたピンク・フロイドの「The Wall」実はほとんど聞いてないのです。79~80年に出たリアルのプログレ・バンドの新作よりもひと昔のプログレを当時聞いてたもんで。ロックスターの疎外感をテーマにした2枚組はあまりピンとこなかった事は確か。“Hey You”は、内省的で暗いナンバーですが、途中のデイヴ・ギルモアのgソロはあの頃のフロイドらしさ満点。
https://www.youtube.com/watch?v=soL8JK6kALc
■Singin’ The Blues / Mary McReary('74)
スライ&ザ・ファミリー・ストーンから派生したリトル・シスターを経て73年にShelterと契約したメアリー・マクリーリーは74年にセカンド「Jezzbel」をリリース。”Singin’ The Blues“はレゲエで、クラプトンが「安息」で取り上げて話題となりました。ちなみにリオン・ラッセルと結婚するのは翌年の事。(63/300)
https://www.youtube.com/watch?v=AvVdPQdUddI
【金曜インスト】12・Gonna Fly Now / Bill Conti('76)
Jungle / John Entwhistle’sOx('75)
ザ・フーのジョン・エントウィッスルが趣味的にやった(失神しない方の)オックスというバンドは、ひねった50'sのロックンロール・リヴァイヴァルみたいで、タイプは違うけどロイ・ウッドに通じるものあります。その唯一のLP「Mad Dog」('75)は日本盤LPはトラピーズあたりと一緒にキングから80年前後に再発されてますが、当時聞いたときはなかなかピンとこなかったなあ(^^) トニー・アシュトンの弾くクラヴィネットやストリングスが映画音楽的でもありました。
https://www.youtube.com/watch?v=8F82HARjQZM
Pits Of Darkness / Don Shinn('69)
ヴィネガー・ジョーの前身となったダダはもちろんエルキー・ブルックスのサザン・ソウル的なvoなしでは語られませんが、ドン・シン(kb)のモッズ的なノーザン・ソウル的なセンスもあってそうした音楽性が拮抗していました。シンはダダ以前に「Temple With Prophets」('69)というソロがありますが、これはモッズ必聴アイテムなのでしょうがほとんど語られることはないのが残念なオルガンロック。グーゼン見つけたものですがこれは素晴らしい。ジョージー・フェイムだけがモッズのアイドルではなかったのですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Kpc_Iuv-Ktw
Big Bear Fforley / Bakerloo('69)
ベイカールーといえばロンドンの地下鉄の線名ですが、後にハンブル・パイのクレム・クレムソン(g,vo)、後にコリン・ブランストーン・バンドのテリー・プール(b)、後にユライア・ヒープのキース・ベイカー(ds)によるトリオで基本線はブルーズ・ロックながら、ジャズロック寄りの曲もあります。唯一作となった69年の「Bakerloo」(細かなリトグラフのジャケットが素晴らしい)の1曲目”Big Bear Ffoly”なんかその典型で、荒々しくもカッコイイインストです。バッハをモチーフにした曲(”Drivin' Backwards”)もありました。prodはエルトン・ジョンとの仕事でも知られるガス・ダッジョンでEMI傘下のアンダーグラウンドなレーベルHarvestの初期の代表作であります。
Minks / Cyrkle
これまたスキャットもの。
https://www.youtube.com/watch?v=wt7OymsCaOk
City Country City / War
https://www.youtube.com/watch?v=uXTWpkxGeAY
Stone Circle / Third Ear Band
https://www.youtube.com/watch?v=oWNKH7B5mSs
Diamond Head
YYX / Rush
Harvey Mandell
Mick's Blessing / Style Council
Santana
Love Is Blue / Jeff Beck
Al Di Meola
Edward / QMS
Rise / Herb Alpert
Sneezing Bull / Focus
PJプロビー(vo)、フィリップ・カタリン(g)を加え再結成したフォーカスの「Focus Con Proby」に入った”Sneezing Bull”はカタリンのgとリアーのfluteが対峙するようなナンバーで、前半の緊張感あふれる演奏は見事です。
https://www.youtube.com/watch?v=qy_xxHDBidw
Hideway / Freddie King
Room335
Brand X
TYA
Std0632 / Alan Hull
You Really Got Me / Mott The Hoople
Paul Kossoff
Howe
Joe walsh
Slim Chance
Over / Alpha
”In The Hall Of The Mountain King~Bolero / SRC
Numberer / Roxy Music
Worldwinds / Stray Dog
Water Song / Hot Tuna
On The Green Light / SDG
Bourgie Bourgie / Ashford & Simpson
Mose Knows / Mose Jones
ミスティ・モーニング・フライト / 竹田和夫
【名曲リレー2973】lonely#3
■Hey There Lonely Girl / Shaun Cassidy(’77)
オリジナルはルビー&ザ・ロマンティックスで”Boy”を“Girl”に代えたエディー・ホールマンのカヴァーが大ヒット。ファルセットでこってりと歌われるいいメロディです。最初に聞いたのはタツローの「It‘s A Poppin’ Time」のライヴ盤でした。ここではデイヴィッド・キャシディーの弟、ショーン・キャシディの77年作から。バリバリのアイドルでありながら、きっちりとしたサウンド・プロダクションだったのは当時の日本とは大違いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KgoWJf7pRH8