内容的には通常の学部レベルのマクロのコース。
斎藤誠氏のNLASの「マクロ経済学」と同じあたりの難易度(ただし新しい経済学関連
データの見方とかその辺にあまりコストはかけていない印象。
面白いのが全体を貫くストーリーみたいなのが重視されている所。
まずソローモデルから入って潜在GDPというのが設定されて、それを元にケイジアンク
AS-ADは中期のAS曲線が出てこないで、短期のシフトとして長期とつなげる。
別に潜在GDPは成長理論とは別にも定義出来るけれど、各分野のつながりがいつも意識
Courseraらしいな、と思うのがpeer assessmentによる筆記の問題。
自分でモデルを適用して経済的なニュースを解釈していみる、というのは経済学を学ぶの
それよりはこうやってpeer assessmentで自分で図を描いてアップさせる、という方がやる気になって良い
こうやってモデルを適用して考えるというのは理解よりも訓練するのが重要なゾーンなの
もっと詰め込んだ教科書はいくらでもあるけれど、短い期間でちゃんと理解させる内容と
自分は復習としてそれなりに役に立ってるのでいい気がしている。
オーストラリアの視点で見てみるとどうなってるのか、というのもちょっと面白い。アメ
マクロ経済は国ごとの事情がいろいろあるので、知らない国の状況を知るのはニュースを