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ニコニコ動画のAmazon売り上げを鵜呑みにするのは危険

ニコニコ動画のAmazonの売り上げと称している数字って、発送済みの数ではなくて、未発売の商品の数字が出ているから、予約入れた数だと思うんだけど、Amazonは何のペナルティもなく、発送前にキャンセルできるため、あまり鵜呑みにできない。特に未発売のものに関しては心理的障害も少ないだろうから、面白がって注文する人が多いと考えられる。
404 Blog Not Found:究極のアフィリエイト、ニコニコ市場[↑B]
未発売の『絶望先生』のDVDを例に出しているけど、これなんかキャンセルが簡単に効く類だしなー。


※追記
何が危険なのかわからないという意見が多いので補足。
この数字は発送数でないため、いたずらで増やすことが簡単にできるのだから、数字を根拠に「○○がこれだけニコニコで売り上げをあげており、ニコニコ動画での宣伝効果がある」みたいなことを主張するのは不用意で危険ということ。
ニコニコ市場(仮)スタート! - ニコニコ動画 開発者ブログ(新着情報)[↑B]

それぞれの商品についてクリック数や購入数がわかるようになっていますが、購入数については約1日後に反映されるようになっています。

Amazonアソシエイトをやっている人ならわかるが、Amazonセントラルのレポートは毎日朝6時頃に更新される。前日のデータはその時に反映されるので、そのことを指していると考えられる。
発送前にキャンセルされた場合、キャンセル分はマイナスの売り上げとなる。しかし注文数自体は変わらない。現状において、このキャンセルの数字を加味しているのかどうかがわからない。
自分としては、注文数、発送数の両方の数字を出すのを提案する。そうすればキャンセル率もわかって、よいデータとなるだろう。理想としては、一人による複数発注の把握だが、セントラルのレポートを見ても、個人が複数買っているというのはわからないので、これは無理そう。


最速インターフェース研究会 :: 「ニコニコ動画のAmazon売り上げを鵜呑みにするのは危険」について[↑B]

で、ニコニコ動画の場合だけど、ユーザー数やアクセス頻度が多くなればなるほど、元々購入予定だった商品にニコニコ動画のアフィリエイトIDが付く確率が高くなるわけなので、その部分の(元々売れるはずの商品の)売り上げについては「ニコニコ動画が売り上げに貢献した」とは言えないんじゃないかな。ニコニコ動画のユーザーがどれぐらいAmazonで買い物をするのか、という指標にはなるけども。

別の視点からの指摘どうもです。
余談だけど、ニコニコ市場はAmazon Webサービスって注文数のデータ取ってこれるんだ!というのが驚きだった。売り上げなどの公開って、Amazonが結構厳しく規制しているので、そういうデータが取れるとは思えなかったので。でも、考えてみたら、昔はてながはてな経由で売れたものを公開していたのを思い出した。
直接リンクからのデータのみをカウントすればいいという指摘があったけど、Amazonアソシエイトは以前と違って直接リンクでの注文を特別視しなくなったので、その辺は難しそうだ。