勉強会開催と技術力向上のジレンマ

主催者の技術力向上ができる勉強会開催のためにはいくつかハードルがある」という話。


最近TechTouchという輪講的な何かをはじめたのだけれども、当初の目的は「個人的モチベーション維持のため」「自分が技術力向上したい」というかなり個人的なものだった。(どんだけ自分中心なのか、と。)
なので、取り上げるテーマもどんどんコアな内容を輪講していこうと思っていた。できれば自分がついていけるかいけないかぐらいのレベル。

ところが、周りから「最初から内容が濃すぎるから、このままだと最終的に人が集まらなくなる」「人がいることで輪講は成り立つ」「人を集めることがまずは重要」「なので、初心者向けの内容も必要」というような内容のことを指摘されて「確かにそのとおりだなあ」と思った。
これは本当に納得した。反省。


で、次回などはJavaScript初心者向けになったわけだけれども、一方、正直この時点で自分のモチベーションは0に近い。これも本当の気持ち。


さて、どうしよう。


ここでまた言われたのは、

k1LoWはアウトプットが絶対的に足りない。アウトプットがあれば、人は集まる。人に気づいてもらえる。コアな内容をしても人が集まらないのはアウトプットが足りないから。
ということ。

これも納得。


そうすると、目標を「自分の技術力向上もできる勉強会を開催する」ということに設定した場合、今自分にある行動の選択肢は2つ。

  1. 初心者向け勉強会を開催して、人を集める。それから次の手をうつ。
  2. 個人ブログなどでひたすらアウトプットをして、人の興味を集める。それから次の手をうつ。

今の自分は「教育 <<<<<<<<<< 自身の技術力向上」なので、どうしても2の選択になってしまう。
社会貢献とか地域技術者のコミュニティ活性化という意味でも長期的な意味でも1を選択すべきなのは分かっているし、tenjin.webなんかはまさに1を選択していると思う。
両方選択できるのがベストな選択肢だろうけど。


勉強会開催の動力源が他力本願でなく自分のモチベーションである以上、これはジレンマと言えるんじゃないかなと思う。
そもそも目標設定がありえないのかもしれない。
そもそも自分のような考えの人間は勉強会を開催すべきではないのかもしれない(←現在の有力説)。


とりあえず、もっと自分のアウトプットを多くしてから考えることにする。

勉強会とかに興味がなくなる前に答えを出したい。


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