トップの違い
北京には月曜に行って、火曜に帰って来た。
某ディスプレイメーカーでの講演。
トップとも面談した。
で、きょう。
日本のディスプレイメーカーの技術トップの方と面談。
違いは何か。
まず、年齢。
中国でも台湾でも、社長、技術担当、
とにかく若い。
対して、日本。
定年まで何年の人達。
この違いは大きい。
若ければ、実績を上げてステップアップしたい。
だから、多少の冒険はする。
でも、日本の大企業のトップは、
自分の任期の期間は、定年までとにかく波風立てず、無理をせず、失敗をしたくない。
冒険しても実績を上げたいトップと、失敗したくないトップ、
勢いが全く違う。
そう言う意味で、今のこの国の大企業にこの国を託すのは間違ってると思う。
もっと若者が頑張れる環境、特にベンチャーを真剣に育てることのできる環境を整えて、第二、第三の松下幸之助や井深大が洗われる社会にしないと技術立国は存続できないと思う。
そんなことを実感した今週だった。
どう思います?
政治家の皆さん、
官僚の皆さん。