阪神競馬場が改装された2006年以降の過去8年の中で、父または母父ネイティブダンサー系だった出走馬の中から、「当日一桁人気馬」、「前走上がり3Fタイムが1位もしくは2位だった馬」という2つのフィルターをかけると、全体で、2-3-3-5(勝率15%、連対率38%、複勝率61%)となります。ここに残った該当馬は4頭いますが、ここからさらに、もう一つ、「前走勝利馬」というフィルターを通すと、1-3-3-2(勝率11%、連対率44%、複勝率77%)となります。敗れた馬が2頭含まれますが、1頭は前走との間隔が中2週、もう1頭は3ヶ月となっており、間隔が極端に詰まっていたり、あいていたことを考えれば、そこそこ信頼できるのではないかと考えています。出走馬の中で、データの残れた該当馬は2頭となりましたので、このデータを信じて予想といきます。
軸馬は、H人気ブログランキング。
先に挙げたデータに該当する1頭で、且つ、これまで展望で挙げた全ての傾向に合致する1頭となります。堅実な走りを見せている部分も評価できますし、特に前走は、最後の直線を向いてからすぐに追うことはなく、スピードを上げていき、すこし仕掛けると徐々にスピードを上げ、先頭に立つ馬をつかまえると、最後流す余裕を持っての勝利と、馬の賢さ、能力を見せつけられた結果となりました。またこれまで好位で競馬をすることが多かったですが、それでも上がりの速い脚を使っていますし、今回は少し下げてくるかと思っていますが、溜めればその分弾ける脚は持っていると思いますので、阪神も合うのではないでしょうか。個人的に名前がG1馬っぽくないなと思うところがあるんですが、成績、データ、これまでの走りを見る限りでは十分に勝ち負けになってくるとみています。
対抗馬1頭目は、レッツゴードンキ。
ココロノアイとどちらにするかすごく悩みましたが、勝利馬傾向に合致した1頭という点、これまで走ってきた相手、レースを考えて、こちらを取りました。このレースの好走傾向の一つである「牡馬混合戦」を2回経験し、1回は重賞で、それでいてまだ4着以下がない点は素直に評価できると思います。また前走の札幌2歳Sは上がりがかかっていたようにタフな馬場だったと思いますので、それでも好走できた点から、今の阪神馬場もすんなりこなしてくれるのではないかと。出走メンバー中、キャリアが浅い中では、強いところとやってきていると思いますし、無理かなというところでも踏ん張れる力がありますので、これまでの走りができれば、ここはすんなりこなしてくれると思います。
対抗馬2頭目は、コートシャルマン。
先に挙げた複勝率7割のデータに残ったもう1頭がこのコートシャルマンになります。これまで僅差ながらも無敗ということは能力があると思います。先に挙げたデータから対抗馬1頭目でも良かったんですが、勝利馬傾向で挙げたように、マイル戦をこなしていないというところから、アタマは厳しいと思い、評価を下げました。個人的には、人気ほどの馬ではないかなというところがあるんですが、もし軸馬がこなければこちらが残るかなというところから残しておきたい1頭となりますね。
穴馬は、H人気ブログランキング。
穴馬展望で挙げた1頭で、該当した2頭の内の1頭となりますね。乗り替わりがあっても好走を続けていますので、今回の乗り替わりはマイナスにはならないと思います。また前々走から差しに徹していますので、脚質的には問題ないかと、坂のあるコースでの経験がない部分が不安ですが、それさえこなしてくれれば十分に好勝負になると思います。堅実なタイプなので、ここも堅実に走ってくれることを期待したいですね。
<阪神JF 2014 予想>
◎軸馬:H人気ブログランキング
◯対抗馬1:9レッツゴードンキ
▲対抗馬2:3コートシャルマン
△穴馬:H人気ブログランキング
☆流し:2、3、5、9、12、14、18番以外
※推奨馬・馬券について
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