生前のエリザベス女王が愛したウィンザー城に、今年も巨大なクリスマスツリーが設置された。高さ6メートルのモミの木には豪華なオーナメントが飾られ、トップにはガーター勲章の星章が配されている。また、今年はメアリー王妃のドールハウス制作100周年を記念し、初めてミニチュアのクリスマスツリーが設置された。
英王室の美術コレクションを管理する「ロイヤル・コレクション・トラスト」の公式SNSは、現地時間11月21日に「今年もウィンザー城は壮麗なクリスマス・ディスプレイに彩られます」というコメントとともに動画を投稿した。
ウィンザー城では毎年クリスマス期間に飾り付けを行い、「Christmas At Windsor Castle」として有料で一般公開している。入場客は、城内に設置された巨大なクリスマスツリーや豪華なデコレーションを鑑賞できる。
毎年注目を集めるのは、ウィンザー城内で最も広い「セント・ジョージ・ホール(St George’s Hall)」に設置される巨大なクリスマスツリーである。この部屋は、国賓を歓迎する晩餐会やレセプションパーティのために使用されている。
高さ6メートルのモミの木は、ウィンザー城の周囲にある広大な王立公園「ウィンザー・グレート・パーク」から調達したもので、クリスマスシーズンが終わると再び公園に戻され、植樹される。この取り組みは数年前、エリザベス女王が在位中、