Socket TR4
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ソケット形式 | LGA |
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チップ形状 | FC-LGA |
接点数(ピン数) | 4094 |
採用プロセッサ | Ryzen Threadripper |
この記事はCPUソケットシリーズの一部です |
Socket TR4はAMDより発表されたZenアーキテクチャーをベースとして作られたデスクトップPC向けのCPUソケットである。別名はSocket SP3r2。
概要
[編集]このソケットはRyzen Threadripperで使用し、Intel Core-Xシリーズと同じ立ち位置にありAMDの一般向けでは初となるLGAソケットを採用している。 このソケットは他のLGAソケットと違い、マザーボード側のピン折れ対策としてCPUを取り付ける際にキャリアフレームを利用して取り付ける仕様となっている。
大まかな手順としては
- CPUをキャリアフレームに取り付ける
- ネジを緩めフレームとスロットを持ち上げる
- スロットにCPUを取り付けたキャリアフレームをセットする
- スロットを戻した後に金属フレームを戻しネジを固定する
ネジはT20が採用されているが必要以上のトルクをかけると破損する恐れがあるとしてAMDは付属の一定以上のトルクがかかると音がなる付属のトルクスドライバーを使うよう呼びかけている。
現時点ではThreadripper用のソケットとなりサーバー用として発表されているEPYCはソケットの物理互換は持つが電気的互換は持たない。
X399チップセットを使用する。
対応CPU
[編集]2990WX[1] | 2970WX[2] | 2950X[3] | 2920X[4] | 1950X[5] | 1920X[6] | 1900X[7] | ||
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コア数(スレッド数) | 32(64) | 24(48) | 16(32) | 12(24) | 16(32) | 12(24) | 8(16) | |
CPU周波数 | ベース | 3.0GHz | 3.0GHz | 3.5GHz | 3.5GHz | 3.4GHz | 3.5GHz | 3.8GHz |
ターボ | 4.2GHz | 4.2GHz | 4.4GHz | 4.3GHz | 4GHz | |||
倍率フリー | Yes | |||||||
L1キャッシュ | 3MB | 2.25MB | 1.5MB | 1.125MB | 1.5MB | 1.125MB | 768KB | |
L2キャッシュ | 16MB | 12MB | 8MB | 6MB | 8MB | 6MB | 4MB | |
L3キャッシュ | 64MB | 64MB | 32MB | |||||
TDP | 250W | 180W | ||||||
メモリチャンネル数 | 4 | |||||||
ECCメモリ対応 | Yes | |||||||
PCI Express 3.0 レーン数 | 64 [注 1] | |||||||
製造プロセス | 12nm | 14nm | ||||||
発売価格 | $1799 | $1299 | $899 | $649 | $999 | $799 | $549 | |
発表日 | 2018年8月6日 | 2017年7月31日 | ||||||
リリース日 | 2018年8月13日 | 2018年10月29日 | 2018年8月31日 | 2018年10月29日 | 2017年8月10日 | 2017年8月31日 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ うち4レーンはX399チップセットとの通信で使用するため使えるレーンは60レーンになる。
出典
[編集]- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 2990WXプロセッサー|AMD
- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 2970WXプロセッサー|AMD
- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 2950Xプロセッサー|AMD
- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 2920Xプロセッサー|AMD
- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 1950Xプロセッサー|AMD
- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 1920Xプロセッサー|AMD
- ^ AMD Ryzen™ Threadripper™ 1900Xプロセッサー|AMD