KY-42C
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | 京セラ |
発売日 | 2023年3月10日(KY-42C) 2023年4月17日(KY-43C) |
概要 | |
CPU | MediaTek Helio A22 2.0GHz[1] |
音声通信方式 | 3.9G:VoLTE(LTE) 3G:W-CDMA 2G:GSM |
データ通信方式 | 3.9G:Xi 3G:HSDPA 2G:GSM 無線LAN(IEEE802.11b/g/n) |
形状 | 折りたたみ式 |
サイズ | 112 × 51 × 18.1 mm |
質量 | 約125 g |
連続通話時間 | 約420分(LTE VoLTE) |
連続待受時間 | 約300時間(LTE) |
充電時間 | 約130分 |
バッテリー | 1500mA |
内部メモリ | RAM:1GB ROM:8GB |
外部メモリ | microSDメモリーカード(2GBまで・ドコモ発表) microSDHCメモリーカード(32GBまで・ドコモ発表) |
日本語入力 | iWnn IME v2.4.0 |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | 5.1[2]。 |
放送受信機能 | FMラジオ (KY-42Cのみ) |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | FWVGA 480×854ドット |
サイズ | 3.4インチ |
表示色数 | |
サブディスプレイ | |
方式 | 有機EL |
解像度 | - |
サイズ | 0.9インチ |
表示色数 | 1色 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 800万画素裏面照射型CMOS |
機能 | 広角 電子式手ブレ補正(動画・静止画) AF HDムービー |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
ホワイト(KY-42Cのみ) | |
ブラック | |
レッド(KY-42Cのみ) | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
DIGNOケータイ KY-42C(ディグノ ケータイ ケイワイ ヨンニ シー)は京セラが開発したNTTドコモの第3.9世代移動通信システム(Xi)と第3世代移動通信システムのデュアルモード端末。ドコモ ケータイ(spモード)の一つである。
なお、本項ではKY-42Cをベースにカメラ機能を省いたビジネス向け端末である「DIGNOケータイ カメラレス KY-43C(ディグノ ケータイ カメラレス ケイワイ ヨンサン シー)」も合わせて述べる。
概要
[編集]ドコモ向けの「DIGNOケータイ」は2021年6月に発売されたビジネス向けカメラレス端末の「DIGNOケータイ ベーシック」(KY-41B)に次いで2機種目となるが、個人向け端末では初となり、京セラ製の個人向け「ドコモ ケータイ」自体も2018年11月発売のカードケータイ KY-01L以来、約4年4か月ぶりとなる。
また、ドコモ向け「DIGNOケータイ」で3機種目となるKY-43CはKY-41Bの後継機種となる。
特徴・機能
[編集]2機種共通でKY-41Bから機能追加が行われており、画像や文字の色彩をON/OFFの設定で調整する「みやすさ調整」と事前にサンプル音から聞こえやすい音を選択する「聞こえ調整」の2種類の調整機能が備わり、アメリカ国防総省の納品用規格であるMIL規格(MIL-STD-810H)はKY-41Bで試験済みの衝撃に加え、風雨・浸漬・雨滴・粉塵・振動・高温動作(連続/温度変化)・高温保管(連続/温度変化)・低温保管・温度衝撃・低圧保管も試験済みの13項目に強化された。
KY-42Cは海外でもそのまま利用可能な国際ローミングに対応(3G自体は対応するものの日本国内でのドコモの3G網であるFOMAは2026年3月31日のサービス終了を見据えて非対応)。FMラジオ機能が備わり、アナログ方式のイヤホンや変換ケーブルと接続する(イヤホンやケーブルがアンテナとして機能する)又は本体下部に指を触れることで聴取が可能となる。
KY-43Cでは本体に搭載されている「Device Control アプリ」に加えてパソコン用のツールである「機能制限ツール」(ドコモへの申込が必要)にも対応しており、最大10台まで一括で機能制限をかけることが可能となった(「Device Control アプリ」と「機能制限ツール」の併用は不可)。
歴史
[編集]アップデート
[編集]最新のアップデートを行うことにより、過去に実施されたすべてのアップデートが適用される。
KY-42C
[編集]- 2023年4月12日のアップデート[6]
- 品質改善が行われる
- ビルド番号が1.000GCから1.011GCへ変更される
- 2023年6月7日のアップデート[6]
- 品質改善が行われる
- ビルド番号が1.011GCから1.021GCへ変更される
- 2023年11月14日のアップデート[6]
- 画面ロック解除に時間がかかり、即座に解除できない場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.021GCから1.031GCへ変更される
- 2023年12月14日のアップデート[6]
- 品質改善が行われる
- ビルド番号が1.031GCから1.041GCへ変更される
- 2024年1月29日のアップデート[6]
- まれに、通話中に音声途切れなどが発生する場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.041GCから1.050GCへ変更される
- 2024年5月16日のアップデート[6]
- Device Controlアプリで設定アプリ制限中に着信音が鳴らない場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.050GCから1.060GCへ変更される
- 2024年8月1日のアップデート[6]
- 画面ロック解除後、待受け画面状態で、端末を折りたたむとキーバックライトが点灯したままになる場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.060GCから1.071GCへ変更される
- 2024年10月30日のアップデート[6]
- 「あんしんマネージャーNEXT」をより便利にご利用いただけるよう機能向上(「あんしんマネージャーNEXT」は法人のお客さま向けセキュリティサービス)。
- ビルド番号が1.071GCから1.080GCへ変更される
KY-43C
[編集]- 2023年4月17日のアップデート[7]
- 品質改善が行われる
- ビルド番号が1.001QTから1.011QTへ変更される
- 2023年6月7日のアップデート[7]
- 品質改善が行われる
- ビルド番号が1.011QTから1.021QTへ変更される
- 2023年11月14日のアップデート[6]
- 画面ロック解除に時間がかかり、即座に解除できない場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.021QTから1.031QTへ変更される
- 2023年12月14日のアップデート[6]
- 品質改善が行われる
- ビルド番号が1.031QTから1.041QTへ変更される
- 2024年1月29日のアップデート[6]
- まれに、通話中に音声途切れなどが発生する場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.041QTから1.050QTへ変更される
- 2024年5月16日のアップデート[6]
- Device Controlアプリで設定アプリ制限中に着信音が鳴らない場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.050QTから1.060QTへ変更される
- 2024年8月1日のアップデート[6]
- 画面ロック解除後、待受け画面状態で、端末を折りたたむとキーバックライトが点灯したままになる場合があったことを改善。
- ビルド番号が1.060QTから1.071QTへ変更される
- 2024年10月30日のアップデート[6]
- 「あんしんマネージャーNEXT」をより便利にご利用いただけるよう機能向上(「あんしんマネージャーNEXT」は法人のお客さま向けセキュリティサービス)。
- ビルド番号が1.071QTから1.080QTへ変更される
関連項目
[編集]注釈
[編集]- ^ 本来はクアッドコアだが、トリプルコアに制限されている
- ^ 対応プロファイル:HFP(mSBC/CVSD対応)/HSP/OPP/SPP/HID/A2DP(SBC/AAC対応)/AVRCP/PBAP/PAN(PAN-NAP/PANU対応)/MAP
- ^ 『2022-2023冬春 新商品を発売-環境に配慮したサステナブルモデルやカメラ機能搭載のキッズケータイが登場-』(プレスリリース)株式会社NTTドコモ、2022年10月6日 。2023年6月16日閲覧。
- ^ a b 『ドコモ ケータイ 「DIGNO ケータイ カメラレス KY-43C」の取扱いについて』(プレスリリース)株式会社NTTドコモ、2022年10月6日 。2023年6月18日閲覧。
- ^ 『ドコモ ケータイ「DIGNOケータイ KY-42C」を3月10日に発売』(プレスリリース)株式会社NTTドコモ、2023年2月27日 。2023年6月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “DIGNO ケータイ KY-42Cのソフトウェアアップデート情報”. 株式会社NTTドコモ. 2023年6月18日閲覧。
- ^ a b “KY-43Cの製品アップデート情報”. 株式会社NTTコミュニケーションズ. 2023年6月18日閲覧。