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BuySell Technologies

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社BuySell Technologies
BuySell Technologies Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証グロース 7685
2019年12月18日上場
本社所在地 日本の旗 日本
160-0004
東京都新宿区四谷4丁目28番8
PALTビル
北緯35度41分17.6秒 東経139度42分55.0秒 / 北緯35.688222度 東経139.715278度 / 35.688222; 139.715278座標: 北緯35度41分17.6秒 東経139度42分55.0秒 / 北緯35.688222度 東経139.715278度 / 35.688222; 139.715278
設立 2001年1月16日
業種 卸売業
法人番号 4010001074187 ウィキデータを編集
事業内容 インターネットを利用した各種情報処理サービス及び情報提供サービス
電子商取引及び電子決済システムの企画、開発、設計、製造、販売、賃貸、運用及びその代理業
古物の売買 他
代表者 代表取締役会長 岩田匡平
代表取締役社長兼CEO 徳重浩介
資本金 6億3110万1000円
(2020年12月31日現在)[1]
発行済株式総数 700万6560株
(2020年12月31日現在)[1]
売上高 連結: 147億6484万4000円
単独: 147億6484万4000円
(2020年12月期)[1]
営業利益 連結: 9億6845万3000円
単独: 9億7445万3000円
(2020年12月期)[1]
経常利益 連結: 9億2268万7000円
単独: 9億2868万7000円
(2020年12月期)[1]
純利益 連結: 5億6571万0000円
単独: 5億7171万0000円
(2020年12月期)[1]
純資産 連結: 32億5119万7000円
単独: 32億5719万7000円
(2020年12月31日現在)[1]
総資産 連結: 88億3753万6000円
単独: 80億1003万0000円
(2020年12月31日現在)[1]
従業員数 連結: 652人
単独: 615人
(2020年12月31日現在)[1]
決算期 12月31日
会計監査人 三優監査法人[1]
主要株主 ミダス第1号投資事業有限責任組合 46.37%
ミダス第2号投資事業有限責任組合 18.84%
大石崇徳 8.56%
岩田匡平 6.21%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL 2.19%
GOLDMAN SACHS & CO. REG 2.08%
NOTHERN TRUST CO.(AVFC) SUB A/C NON TREATY 1.49%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 1.43%
株式会社日本カストディ銀行(証券投資信託口) 1.27%
太田大哉 1.00%
(2020年12月31日現在)[1]
主要子会社 株式会社タイムレス
株式会社BuySell Link
外部リンク buysell-technologies.com ウィキデータを編集
特記事項:
古物商許可 東京都公安委員会 第301041408603号
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株式会社BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ、: BuySell Technologies Co., Ltd.[2])は、東京都新宿区本社をおく日本の企業。総合リユースサービス「バイセル」などを運営している。

企業概要

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2001年1月設立リユース事業を中心に行い、インターネットを活用したビジネスを展開している。 当時は店舗への持込みによる買取方法が一般的であったが、インターネットを使った集客をおこない、査定員が家まで直接伺う”出張買取”というサービスを導入した。 出張買取サービス「バイセル」を運営し、買取した商品は百貨店での催事やECサイトで販売している。

着物・切手の買取に関するTVCMを展開中[3]。テレビCMなどのオフライン広告、リスティングやアフィリエイトなどのオンライン広告、SEOなどといった多角的なマーケティングを展開し、2022年度には年間413,000件を超える査定依頼を受けている。また、ヤフオク!に出店している「バイセルオークション」は出店1年目で『ヤフオク!Best Store Awards』の和服、着物部門第2位を受賞している[4]

2018年7月1日より、「スピード買取.JP」から総合リユースサービス「バイセル」へとブランド名を変更[5]。買取・販売の循環を実現する総合リユースサービスへの転換を明確にしている。2018年7月31日に自社運営のリユース品販売サイト「バイセルオンライン」を開設[6][7]

2018年11月には自家用車の資産価値を維持および向上させるiOSアプリ「CAPPY(キャッピー)」[8]、2019年2月には高級腕時計レンタルサービス「バイセルハント」[9]をリリース。他にも、着物をモンゴル国の民族衣装であるデールに再生利用する取り組みの実施[10]など買取・販売という従来のリユースに囚われず、たいせつなものを次世代につなぐためのサービス開発を行なっている。

2019年12月18日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場[11]

2020年2月18日、ブランド品やジュエリー・アクセサリー、時計、お酒、カメラなどを販売する「バイセルブランシェ」をオープン[12]

2020年4月5日、即時買取サービス『CASH』を株式会社バンク(代表取締役兼CEO:光本勇介)より事業譲渡[13]

2020年10月、古物オークション「TIMELESS AUCTION」等を運営する株式会社ダイヤコーポレーション(現・株式会社タイムレス)を子会社化[14]

2021年1月18日、障がい者雇用を推進する株式会社BuySell Linkを設立。3月17日に特例子会社の認定を取得。法定雇用率は国の基準を上回る3.17%となっている[15]

2022年7月、「Reuse Shop WAKABA」を運営する株式会社フォーナインを子会社化。

2023年1月31日、コーポレートロゴを刷新。

イメージキャラクター

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提供番組

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 株式会社BuySell Technologies『第20期(2020年1月1日 - 2020年12月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年3月25日。 
  2. ^ 株式会社BuySell Technologies 定款 第1章第1条
  3. ^ 「今すぐお迎えにあがります。」愛犬家 坂上忍さんがワイマラナー犬と共演スピード買取.jp「着物編」・「切手編」11月7日(月)より放映開始
  4. ^ ヤフオク!ベストストアアワード2017-ヤフオク!全ストアの中から優秀な成績のストアを発表!”. ヤフオク!. 2018年2月23日閲覧。
  5. ^ 出張買取サービス「スピード買取.jp」から 総合リユースサービス「バイセル」へ ブランド名変更のお知らせ | BuySell Technologies Co.,Ltd.」『株式会社BuySell Technologies』2018年6月29日。2018年7月4日閲覧。
  6. ^ 週刊アスキー. “着物や時計を扱うECサイト「バイセルオンライン」がオープン”. 週刊アスキー. 2018年8月20日閲覧。
  7. ^ 総合リユースサービス「バイセル」の公式ECサイト 「バイセルオンライン」をオープン | BuySell Technologies Co.,Ltd.」『株式会社BuySell Technologies』2018年7月31日。2018年8月20日閲覧。
  8. ^ 中古車買取アプリ「CAPPY」登場、メンテナンスすると価格がアップ”. Response. 2018年12月15日閲覧。
  9. ^ 中古品流通のバイセル、中古腕時計の定額レンタル開始”. 日本経済新聞 電子版. 2019年2月20日閲覧。
  10. ^ 中古品のバイセル、たんすの着物をモンゴルに”. 日本経済新聞 電子版. 2019年12月20日閲覧。
  11. ^ バイセルの岩田社長「出張買い取り、潜在ニーズを掘り起こし」”. 日本経済新聞 (2019年12月18日). 2019年12月20日閲覧。
  12. ^ ラグジュアリーリユース商品を中心としたECサイト「BUYSELL brandchée(バイセル ブランシェ)」オープンのお知らせ”. PR TIMES (2020年2月18日). 2020年2月18日閲覧。
  13. ^ バイセルテクノロジーズ、中古品買い取り「CASH」を買収”. 日本経済新聞 電子版 (2020年4月15日). 2020年4月15日閲覧。
  14. ^ バイセル、ブランド品買い取りのダイヤコーポ買収”. 日本経済新聞 電子版 (2020年8月28日). 2020年8月28日閲覧。
  15. ^ バイセルテクノロジーズ、「特例子会社」認定取得 障がい者雇用拡大へ”. リサイクル通信 (2021年4月1日). 2021年4月1日閲覧。
  16. ^ 出張訪問買取サービス「バイセル」木村佳乃さんを起用した新テレビCMを公開|株式会社BuySell Technologiesのプレスリリース

外部リンク

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