コンテンツにスキップ

bjリーグ 2014-15

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TKbjリーグ 2014-15シーズン
優勝 浜松・東三河フェニックス(3回目)
準優勝 秋田ノーザンハピネッツ
チーム数 22

ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-15は、2014年10月4日から2015年5月まで、日本各地で行われた日本プロバスケットボールリーグである。

今シーズンより2シーズンのリーグ名には、ネーミングライツ契約を締結しているターキッシュ エアラインズが付く。略称はTKbjリーグ。

参加チーム

[編集]

2014-15シーズン参加チーム

地区 チーム名 都道府県 都市 ホームアリーナ 位置 固定席
観客数
(平均)
参入年
青森ワッツ 青森 青森市 1,735人 2013年
岩手ビッグブルズ 岩手 盛岡市 岩手県営体育館 北緯39度43分29.3秒 東経141度6分55.1秒 1,625席 1,554人 2011年
秋田ノーザンハピネッツ 秋田 秋田市 秋田県立体育館 北緯39度43分10.5秒 東経140度5分37.6秒 2,590席 2,580人 2010年
仙台89ERS 宮城県 仙台 ゼビオアリーナ仙台 北緯38度13分49.2秒 東経140度53分13.7秒 2,777席 2,105人 2005年
福島ファイヤーボンズ 福島 郡山市 郡山総合体育館   2,556席 1,430人 2014年
新潟アルビレックスBB 新潟 新潟市 新潟市東総合SC 北緯37度54分54.6秒 東経139度6分18.1秒 2,048席 2,628人 2005年
富山グラウジーズ 富山 富山市 富山県総合体育C 北緯36度38分41.8秒 東経137度11分24秒 2,000席 1,563人 2006年
信州ブレイブウォリアーズ 長野 千曲市 千曲市戸倉体育館 北緯36度28分41秒 東経138度9分12.2秒 1,549人 2011年
群馬クレインサンダーズ 群馬 前橋市 ヤマダグリーンD前橋 北緯36度23分50.2秒 東経139度3分28.3秒 7,594席 955人 2012年
埼玉ブロンコス 埼玉 所沢市 所沢市民体育館 北緯35度48分36秒 東経139度27分48.7秒 2,352席 1,259人 2005年
東京サンレーヴス 東京 調布市 大田区総合体育館 北緯35度33分51.9秒 東経139度43分40.5秒 2,186席 1,008人 2012年
横浜ビー・コルセアーズ 神奈川県 横浜 横浜国際プール 北緯35度26分27.5秒 東経139度38分11.1秒 2,227席 1,439人 2011年
西 浜松・東三河フェニックス 静岡県 浜松 浜松アリーナ 北緯34度43分4秒 東経137度46分0.5秒 3,544席 2,259人 2008年
滋賀レイクスターズ 滋賀 大津市 滋賀県立体育館 北緯35度0分18秒 東経135度53分14.6秒 1,896席 1,669人 2008年
京都ハンナリーズ 京都 京都市 ハンナリーズアリーナ 北緯34度59分43.7秒 東経135度42分54.1秒 2,926席 1,204人 2009年
大阪エヴェッサ 大阪 大阪市 住吉スポーツセンター 北緯34度35分30.8秒 東経135度30分41.6秒 1,489人 2005年
バンビシャス奈良 奈良 橿原市 橿原公苑第一体育館 北緯34度29分26.6秒 東経135度47分29.2秒 1,680席 1,404人 2013年
島根スサノオマジック 島根 松江市 松江市総合体育館 北緯35度28分20.3秒 東経133度3分55.4秒 1,458人 2010年
高松ファイブアローズ 香川県 高松 高松市総合体育館 北緯34度20分33.06秒 東経134度4分26.99秒 2,000席 1,046人 2006年
ライジング福岡 福岡 福岡市 アクシオン福岡 北緯33度34分56.2秒 東経130度27分45秒 1,160席 1,156人 2007年
大分ヒートデビルズ 大分 別府市 ビーコンプラザ 北緯33度16分58.9秒 東経131度29分13.3秒 2,432席 641人 2005年
琉球ゴールデンキングス 沖縄 宜野湾市 沖縄CC 北緯26度16分47.1秒 東経127度44分0.7秒 1,468席 3,212人 2007年
  • 本年度は22チームが参加。

新規参入

[編集]

2014-15シーズンは福島県が新規参入した。

試合方式

[編集]

レギュラーシーズン(予選リーグ)

[編集]

2014-15シーズンでは、22チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。

  • 東カンファレンス…青森・岩手・秋田・仙台・福島・新潟・富山・信州・群馬・埼玉・東京・横浜
  • 西カンファレンス…浜松・滋賀・京都・大阪・奈良・島根・高松・福岡・大分・沖縄

ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは4回戦または6回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。

順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。

プレイオフ(決勝トーナメント)

[編集]
  • 東地区、西地区共に上位8チームがプレイオフに進出。

ルールの変更

[編集]

レギュラーシーズン

[編集]


※緑色がプレイオフ進出。

イースタン・カンファレンス

[編集]
順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 秋田ノーザンハピネッツ 41 11 .788 - 4641 4011 630
2 岩手ビッグブルズ 41 11 .788 0.0 4280 3649 631
3 仙台89ERS 37 15 .712 4.0 4475 4015 460
4 新潟アルビレックスBB 36 16 .692 1.0 4161 3788 373
5 富山グラウジーズ 35 17 .673 1.0 4262 3970 292
6 青森ワッツ 23 29 .442 12.0 3895 3933 -38
7 福島ファイヤーボンズ 21 31 .404 2.0 4052 4319 -267
8 群馬クレインサンダーズ 19 33 .365 2.0 4037 4185 -148
9 信州ブレイブウォリアーズ 19 33 .365 0.0 4191 4553 -362
10 横浜ビー・コルセアーズ 18 34 .346 1.0 4031 4288 -257
11 埼玉ブロンコス 6 46 .115 12.0 3852 4755 -903
12 東京サンレーヴス 5 47 .096 1.0 3679 4596 -917

ウェスタン・カンファレンス

[編集]
順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 京都ハンナリーズ 44 8 .846 - 4071 3322 749
2 琉球ゴールデンキングス 42 10 .808 2.0 4208 3509 699
3 浜松・東三河フェニックス 41 11 .788 1.0 4155 3646 509
4 滋賀レイクスターズ 34 18 .654 7.0 4095 3897 198
5 大阪エヴェッサ 28 24 .538 6.0 3864 3876 -12
6 島根スサノオマジック 22 30 .423 6.0 3864 3986 -122
7 大分ヒートデビルズ 18 34 .346 4.0 3837 4103 -266
8 高松ファイブアローズ 17 35 .327 1.0 3978 4278 -300
9 ライジング福岡 13 39 .250 4.0 3993 4428 -435
10 バンビシャス奈良 12 40 .231 1.0 3865 4379 -514

プレイオフ

[編集]
                                           
5月3日・4日
ハンナリーズアリーナ
    5月9日・10日
ハンナリーズアリーナ
    5月23日
有明コロシアム
    5月24日
有明コロシアム
 1  京都ハンナリーズ  102  93   
 8  高松ファイブアローズ  73  63     
5月2日・3日
滋賀県立体育館
 1  京都ハンナリーズ  74  81  20
   4  滋賀レイクスターズ  80  73  25  
ウェスタン
 4  滋賀レイクスターズ  93  93   
5月9日・10日
沖縄市体育館
 5  大阪エヴェッサ  69  68     
5月2日・3日
アミューズ豊田
 3  浜松・東三河フェニックス  82
   4  滋賀レイクスターズ  77   
ウェスタンファイナル
 3  浜松・東三河フェニックス  85  76   
5月23日
有明コロシアム
 6  島根スサノオマジック  61  61     
5月2日・3日
沖縄市体育館
 2  琉球ゴールデンキングス  69  63  
   3  浜松・東三河フェニックス  71  70    
カンファレンスセミファイナル
 2  琉球ゴールデンキングス  67  92  23
5月9日・10日
秋田市立体育館
 7  大分ヒートデビルズ  74  68  18   
ファーストラウンド  3  浜松・東三河フェニックス  71
5月2日・3日
秋田市立体育館
   1  秋田ノーザンハピネッツ  69 
ファイナル
 1  秋田ノーザンハピネッツ  96  117    5月24日
有明コロシアム
 8  群馬クレインサンダーズ  61  76     
5月2日・3日
鳥屋野総合体育館
 1  秋田ノーザンハピネッツ  74  82  19  4  滋賀レイクスターズ  82
   4  新潟アルビレックスBB  79  63  18    2  岩手ビッグブルズ  75 
イースタン 3位決定戦
 4  新潟アルビレックスBB  94  81   
5月9日・10日
岩手県営体育館
 5  富山グラウジーズ  74  66     
5月2日・3日
仙台市体育館
 1  秋田ノーザンハピネッツ  84
   2  岩手ビッグブルズ  68   
イースタンファイナル
 3  仙台89ERS  84  64   
   
 6  青森ワッツ  91  79     
5月2日・3日
岩手県営体育館
 2  岩手ビッグブルズ  97  111  
   6  青森ワッツ  87  57    
 
 2  岩手ビッグブルズ  82  95   
 7  福島ファイヤーボンズ  59  71     

bjリーグオールスターゲーム

[編集]

出場選手

[編集]
田口成浩(秋田・3年連続3回目)
城宝匡史(富山・6年連続7回目)
リチャード・ロビー(秋田・2年連続2回目)
スクーティー・ランダル(岩手・初出場)
池田雄一(新潟・4回目)
狩俣昌也(福島・初出場)
齋藤崇人(長野・初出場)
友利健哉(群馬・初出場)
永田晃司(埼玉・初出場)
ジーノ・ポマーレ(青森・初出場)
ケジュアン・ジョンソン(仙台・初出場)
ウィル・フォスター(東京・初出場)
岸本隆一(沖縄・2年連続2回目)
青木康平(福岡・9年連続9回目)
ドゥレイロン・バーンズ(沖縄・2回目)
太田敦也(浜松・4年連続4回目)
レジー・ウォーレン(京都・3回目)
畠山俊樹(大阪・初出場)
鈴木達也(奈良・初出場)
山本エドワード(島根・初出場)
清水太志郎(大分・5年連続7回目)
オルー・アシャオル(浜松・初出場)
テレンス・ウッドベリー(滋賀・初出場)
ジャスティン・ワッツ(高松・初出場)

結果

[編集]
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q
WEST 26 23 21 35 105
EAST 20 25 26 23 94

受賞者

[編集]

スリーポイントコンテスト

[編集]
順位 選手 予選 決勝
1 田口成浩(秋田) 22点 22点
2 蒲谷正之(横浜) 19点 16点
3 小寺裕介(群馬) 18点
4 パトリック・サンダース(長野) 17点
5 ケジュアン・ジョンソン(仙台) 16点
6 岸本隆一(沖縄) 10点

ダンクコンテスト

[編集]
順位 選手 予選 決勝
1 ディショーン・スティーブンス(秋田) 50点 48点
2 ローレンス・ブラックレッジ(岩手) 49点 45点
3 テレンス・シャノン(福島) 46点
4 オルー・アシャオル(浜松) 45点
5 大宮宏正(沖縄) 43点
5 ウィル・フォスター(東京) 43点

アワード

[編集]

最優秀選手

[編集]
部門 受賞者 球団
レギュラーシーズン ケジュアン・ジョンソン 仙台
プレイオフ ナイル・マーリー 浜松

ベスト5

[編集]
部門 受賞者 球団
ガード 田口成浩 秋田
ケジュアン・ジョンソン 仙台
フォワード スクーティー・ランダル 岩手
リチャード・ロビー 秋田
レジー・ウォーレン 京都

個人タイトル

[編集]
部門 受賞者 球団 成績
得点 ケジュアン・ジョンソン 仙台 23.8点
アシスト 鈴木達也 奈良 7.0本
リバウンド ウィル・フォスター 東京 13.7本
ブロックショット ウィル・フォスター 東京 3.5本
スティール ケジュアン・ジョンソン 仙台 2.8本
3Pシュート成功率 大口真洋 浜松 44.9%
フリースロー成功率 青木康平 福岡 93.3%

月間MVP

[編集]
選手
10月 岡田優(滋賀)
11月 スクーティー・ランダル(岩手)
12月 田口成浩(秋田)
1月 アンソニー・マクヘンリー(沖縄)
2月 モー・チャーロ(浜松)
3月 ケジュアン・ジョンソン(仙台)
4月 レジー・ウォーレン(京都)

その他

[編集]
部門 受賞者 球団
最優秀コーチ 浜口炎 京都
MIP 狩俣昌也 福島
最優秀6th Man ドゥレイロン・バーンズ 沖縄
新人賞 相馬卓弥 大阪
ベストブースター 仙台89ERS
チームアシスト賞 浜松・東三河
bjハーモニー賞 福島ファイヤーボンズ
ベストパフォーマー賞EAST アルビレックスチアリーダーズ 新潟
ベストパフォーマー賞WEST RFC 福岡

その他

[編集]
  • マーカス・モリソン(群馬)およびテレンス・ジェニングス(長野)がシーズン中に大麻取締法違反で逮捕、解雇される。
  • 大分を運営する株式会社バスケでが経営難で退会を申請、承認される。大分の経営を引き継ぐケービーシー・トータル・サービス株式会社(愛媛)の参入申請が承認される。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]