コンテンツにスキップ

麒麟の部屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
麒麟の部屋
ジャンル バラエティ番組
出演者 川島明麒麟
田村裕(麒麟)
橋本のりこ(ナレーター)
ほか
エンディング 「GOLD」(bonobos
製作
プロデューサー 東郷泰樹(毎日放送)
磯塚晋治(ゾフィープロダクツ)
制作 毎日放送
ゾフィープロダクツ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2007年4月10日 - 2011年3月29日
放送時間火曜 24:55 - 25:25
放送分30分
テンプレートを表示

麒麟の部屋』(きりんのへや)は、2007年4月10日から2011年3月29日まで毎日放送(MBSテレビ)で放送されていたバラエティ番組関西ローカル

概要

[編集]

麒麟冠番組で、川島明田村裕が「麒麟流」の室内での過ごし方を伝授するという内容で行われていた。番組の随所で、麒麟と同じマンションの住人という設定のbaseよしもとの若手芸人たちによるミニコントが行われていたが、その後には新商品や最新映画などの紹介映像が挿入されるなど、インフォマーシャル的な要素も含まれていた。

番組の収録は、大阪市内にあるマンションの一室を借りて行われていた。番組内で使用した、あるいは作成した道具の大半はその一室の中に置かれていたが、それらは麒麟の自画像やパソコンファミリーコンピュータや漫画の本、野性爆弾川島邦裕と一緒に作成したオブジェや田村の兄が書いた本といったものだった。番組初期には室内での収録のみを行っていたが、2009年4月からはロケ企画も行うようになった。以来、麒麟と千鳥の対決や、後述のあるある竜王決定戦など、様々な企画が行われるようになった。また、ロケ企画が行われるようになってからは、ミニコントの行われる割合が初期の3組から1組に減少していた。

なお、この番組で麒麟の2人が希望する企画が実現することもたびたびあった。過去には川島明の希望により、スチャダラパーとのゲーム対決などが実現した。

2008年7月4日と2009年1月2日にはスペシャル版が放送された。

主な企画

[編集]
あるある竜王決定戦
日常にあふれる「あるあるネタ」を、様々なシチュエーションで披露し続けていく勝ち抜き戦。2008年8月に初めて開催され好評につき、2009年1月2日には「あるある竜王決定戦」の単独スペシャルが編成され、2010年は1月5日から1月19日まで通常枠で3週連続で放送されるなど、当番組の人気企画の1つとなっていた。2008年8月・2009年1月・2010年1月の3回にわたって行われており、第1回目では笑い飯西田幸治が、第2回目・第3回目では麒麟の川島明が獲得した。
「あ」ワード
様々な芸人に「あ」で連想する言葉を20個挙げてもらい、最初の10個をまずヒントとして公開し、残り10個で何を言うかをゲストと一緒に予想する。予想が的中すると豪華商品が貰えた。2010年9月までに4回行われたが、正解者は第1回目に参加した千鳥のノブのみである。
結婚式お祝いコメントグランプリ
様々な芸人に、一度仕事をしたディレクターなどが結婚するのでコメント映像が欲しいと嘘をつき、実際に収録されたコメント映像を麒麟とゲスト芸人が鑑賞する企画。実際には面識が無いはずの相手にいかに適切なコメントが言えているかどうかを総合的に審査し、最後に最優秀賞を決めていた。
メントスコーラサバイバル
基本的に1回の放送で2人の芸人の住む部屋に突撃し、麒麟の二人がメントスコーラを芸人の部屋のどこかに隠し、その隠し場所を芸人が当てる企画。隠し場所を当てられなかった場合に、麒麟の二人が、寝転んだ芸人にメントスコーラを浴びせた。
俺のことタイプやろ!
街頭で女性に、麒麟と当日のゲストの中で誰が1番タイプかを質問したVTRを鑑賞し、誰のことをタイプだと言ったかを当てる。誰かを当てられなかった場合と、自分が選ばれているのに自分の名前を書かなかった芸人は、用意されている電気ショックの罰ゲームを受ける。
落ちゼリフでチョイス!若手ネタバトル
複数の若手芸人のネタのオチのセリフだけを見て選択し、その後実際にネタを披露してもらい、どちらがおもしろかったかを競う企画。
○1グランプリ(○には食材が入る)
基本的に1回で3人の芸人が登場し、毎回一つの食材テーマが設定され、各個人が得意な料理で腕を競う企画。焼きそばおにぎりラーメンなどで行われた。
ツイッタードライブ
麒麟と2 - 3人の芸人によるドライブ企画。Twitterを利用して行き先や食事処を決めたり、ミニゲームをしたりしていた。
ヤジ飛ばし王決定戦
ある芸人(主に麒麟田村)にあるシチュエーションを自然に演じてもらい、それに麒麟川島と3人の芸人がヤジを飛ばす企画。なお、ヤジを飛ばしている間は、ヤジを飛ばす芸人の顔は映らず、テロップで表示されていた。

放送時間

[編集]

レギュラー放送

[編集]

この番組は放送開始当初は20分間の番組として放送されていたが、2007年10月2日放送分からは放送時間が30分に拡大された。

  • 火曜 25:55 - 26:15 (2007年4月10日 - 2007年9月25日)
  • 火曜 25:55 - 26:25 (2007年10月2日 - 2007年12月18日)
  • 火曜 24:55 - 25:25 (2008年1月8日 - 2010年3月)
  • 火曜 24:50 - 25:20 (2010年4月6日 - 2010年8月)
  • 火曜 24:55 - 25:25 (2010年9月7日 - 2011年3月29日)

スペシャル版

[編集]
  • 2008年7月4日(金曜) 24:40 - 25:40 『麒麟のお部屋 〜ケンコバ邦正巨人がやってきたSP〜』
  • 2009年1月2日(金曜) 23:57 - 25:27 『麒麟の部屋 新春!あるある竜王決定戦 2009』

出演者

[編集]

MC

[編集]

コーナー出演者

[編集]

ナレーター

[編集]

スタッフ

[編集]

番組終了時のスタッフ

[編集]

2008年3月までのスタッフ

[編集]
  • プロデューサー - 原厳一郎(MBS)、斉藤克(ゾフィープロダクツ)、森見純(アイ・ティ・エス)
  • ディレクター - 新谷洋介、藤原真美、廣田弥生
  • AD - 吉井大二郎
  • CAM - 西脇靖記

エンディングテーマ

[編集]

外部リンク

[編集]
毎日放送 火曜25:55枠
前番組 番組名 次番組
ベリータ
(25:55 - 26:25、水曜25:55枠へ移動)
麒麟の部屋
(2007年4月 - 2007年12月)
21世紀エジソン
(25:55 - 26:25、火曜24:55枠から移動)
毎日放送 火曜24:55枠
21世紀エジソン
(24:55 - 25:25、火曜25:55枠へ移動)
麒麟の部屋
(2008年1月 - 2011年3月)
真夜中パンチィ
(24:55 - 25:40)