鶴ケ谷東
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鶴ケ谷東 | |
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鶴ケ谷東の航空写真(2015年7月2日) | |
北緯38度17分19.99秒 東経140度55分33.42秒 / 北緯38.2888861度 東経140.9259500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 宮城県 |
市町村 | 仙台市 |
行政区 | 宮城野区 |
人口 (2022年1月1日現在)[1] | |
• 合計 | 3,469人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
983-0824[2] |
市外局番 | 022[3] |
ナンバープレート | 仙台 |
鶴ケ谷東(つるがやひがし)は宮城県仙台市宮城野区の町丁。郵便番号は983-0824[2]。人口は3469人、世帯数は1596世帯(2022年1月1日現在)[1]。現行行政地名は鶴ケ谷東一丁目から鶴ケ谷東四丁目であり、全域で住居表示を実施している[4]。
地理
[編集]鶴ケ谷の東隣に位置し、南から東にかけて燕沢・小鶴・燕沢東と、国道を挟み東から北にかけて岩切と接する。岩切との境界を国道4号仙台バイパスが走っており、商業施設が集まっている。広義には鶴ケ谷団地にも含まれる。
かつてこの地区は住居表示前の字名である佐野原や山崎西、菖蒲沢などと呼ばれ、それぞれ公園名や集会所名に名を残している[5][6]。また、当地区の一部と岩切の一部を総称し菖蒲沢地区とする表現も見られる[7]。
地名の由来
[編集]鶴ケ谷の東に位置することから名付けられた。
歴史
[編集]→「鶴ケ谷 (仙台市) § 歴史」も参照
近代まで
[編集]かつての鶴谷村の村社で地区内に鎮座する志賀神社は、南北朝時代の岩切城で起こった岩切城合戦で敗れた畠山親子に関係があるといわれている[8]。なお、封内風土記によると神社の創建や祭神は不明とされている[9]。
江戸時代まで鶴ケ谷東は陸奥国宮城郡鶴谷村、岩切村、燕沢村の各一部であった。
現代
[編集]1990年(平成2年)、鶴ケ谷東部地区で住居表示が施行され、鶴ケ谷東が誕生した。これにより旧鶴谷村ではない岩切(旧岩切村)や燕沢(旧燕沢村)の一部地域でも鶴ケ谷の名称を冠することになった。なお、同時に住居表示が施行された岩切でも鶴ケ谷字大樋が岩切三丁目になるなど変化が起こっている。
年表
[編集]- 1978年(昭和53年)3月22日 - 現在の鶴ケ谷東四丁目にある志賀神社のいちいの大木が仙台市の指定樹木に指定される[10]。
- 1990年(平成2年)7月2日 - 鶴ケ谷東部地域で住居表示が施行。鶴ケ谷東一丁目から鶴ケ谷東四丁目が誕生する[5]。
- 2018年(平成30年)10月22日 - 乗合交通の「のりあい・つばめ」(燕沢乗合交通)の試験運行が開始[11]。
- 2021年(令和3年)4月2日 - 「のりあい・つばめ」(燕沢乗合交通)の本格運行が開始[12]。
町名の変遷
[編集]町名の変遷は以下の通りとなる[5]。
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) | |
---|---|---|---|
鶴ケ谷東一丁目 | 1990年7月2日 | 大字岩切 | 字山崎西 |
大字燕沢 | 字案内沢北 | ||
大字鶴ケ谷 | 字東菖蒲沢 | ||
鶴ケ谷東二丁目 | 大字岩切 | 字山崎西 | |
字菖蒲沢南 | |||
大字鶴ケ谷 | 字菖蒲沢 | ||
字東菖蒲沢 | |||
鶴ケ谷東三丁目 | 大字岩切 | 字菖蒲沢西 | |
大字鶴ケ谷 | 字菖蒲沢 | ||
字佐野原 | |||
鶴ケ谷東四丁目 | 大字鶴ケ谷 | 字菖蒲沢 | |
字佐野原 | |||
字山沢 |
世帯数と人口
[編集]2022年(令和4年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りとなる[1]。
丁目 | 世帯 | 人口 |
鶴ケ谷東一丁目 | 230世帯 | 497人 |
鶴ケ谷東二丁目 | 584世帯 | 1,273人 |
鶴ケ谷東三丁目 | 426世帯 | 942人 |
鶴ケ谷東四丁目 | 356世帯 | 757人 |
計 | 1,596世帯 | 3,469人 |
小・中学校の学区
[編集]小・中学校の学区は以下の通りとなる[13]。括弧内は選択可能な学校を示す。
大字 | 字・番地 | 小学校 | 中学校 | ||
---|---|---|---|---|---|
鶴ケ谷東一丁目 | 全域 | 燕沢小学校 | なし | 西山中学校 | なし |
鶴ケ谷東二丁目 | 4番地~4番地の終わり | ||||
5番地7号~町名の終わり | |||||
1番地~3番地 | 鶴谷東小学校 | (鶴谷中学校) | |||
5番地1号~5番地6号 | |||||
鶴ケ谷東三丁目 | 全域 | 燕沢小学校 | なし | ||
鶴ケ谷東四丁目 | 3番地14号~3番地の終わり | ||||
22番地33号~22番地の終わり | |||||
2番地2号~2番地7号 | 鶴谷東小学校 | ||||
2番地9号~2番地15号 | |||||
2番地17号~2番地の終わり | |||||
1番地~2番地1号 | (鶴谷中学校) | ||||
2番地8号 | |||||
2番地16号 | |||||
4番地25号~6番地 | |||||
3番地1号~3番地2号 | 鶴谷中学校 | なし | |||
4番地19号~4番地24号 | |||||
7番地~20番地の終わり | |||||
3番地3号~3番地13号 | (西山中学校) | ||||
4番地1号~4番地18号 | |||||
21番地~22番地32号 | (燕沢小学校) | なし |
施設・名所・観光スポット
[編集]公共
[編集]- 鶴ヶ谷東一丁目公園(鶴ケ谷東一丁目13-30)
- 鶴ヶ谷東一丁目2号公園(鶴ケ谷東一丁目16-90外)
- 鶴ヶ谷東二丁目東公園(鶴ケ谷東二丁目4-110)
- 鶴ヶ谷南公園(鶴ケ谷東二丁目25)
- 鶴ヶ谷東二丁目緑地(鶴ケ谷東二丁目57外)
- 鶴ヶ谷東二丁目公園(鶴ケ谷東二丁目59)
- 山崎西公園(鶴ケ谷東二丁目183-13外)
- 鶴ヶ谷菖蒲沢公園(鶴ケ谷東三丁目32-4)
- 鶴ヶ谷東三丁目公園(鶴ケ谷東三丁目405-24)
- 佐野原公園(鶴ケ谷東四丁目6-46)
- 鶴ヶ谷東四丁目2号公園(鶴ケ谷東四丁目17-10)
- 鶴ヶ谷東四丁目公園(鶴ケ谷東四丁目307)
- 鶴ヶ谷菖蒲沢2号公園(鶴ケ谷東四丁目315-17)
集会所・コミュニティセンター
[編集]- 鶴ケ谷東コミュニティ・センター(鶴ケ谷東一丁目1-50)
- 鶴ケ谷南集会所(鶴ケ谷東一丁目9-20)
- 山崎西町内会集会所(鶴ケ谷東一丁目9-21)
- 菖蒲沢町内会集会所(鶴ケ谷東三丁目1)
店舗
[編集]寺社
[編集]- カトリック鶴ケ谷墓地(鶴ケ谷東一丁目1)
- 耕田寺霊園(鶴ケ谷東二丁目16)
- 志賀神社(鶴ケ谷東四丁目15)
名所・スポット
[編集]- 志賀神社のいちい(鶴ケ谷東四丁目15) - 仙台市の保存樹木に指定。樹齢約600年[10]。
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 仙台市営バス
- 鶴ケ谷六丁目北(50/51/53/120/220系統)
- のりあい・つばめ(燕沢乗合交通)
- ■赤回り
- 鶴ケ谷七丁目(鶴ケ谷東コミュニティ・センター) - (地区外) - 鶴ケ谷東駐車場前 - 菖蒲沢公園南 - 鶴ケ谷南公園 - 耕田寺霊園前 - つばめ保育園前 - (地区外) - 比丘尼坂上 - (地区外) - つばめ保育園前 - 鶴ケ谷東2丁目 - 山崎西公園北(チョウエイハンズ前) - タウンハウス前 - 菖蒲沢集会所前 - (地区外) - 鶴ケ谷七丁目(鶴ケ谷東コミュニティ・センター)
- ■青回り
- 鶴ケ谷七丁目(鶴ケ谷東コミュニティ・センター) - (地区外) - 菖蒲沢集会所前 - タウンハウス前 - 山崎西公園北(チョウエイハンズ前) - 鶴ケ谷東2丁目 - つばめ保育園前 - (地区外) - 比丘尼坂上 - (地区外) - つばめ保育園前 - 耕田寺霊園前 - 鶴ケ谷南公園 - 菖蒲沢公園南 - 鶴ケ谷東駐車場前 - (地区外) - 鶴ケ谷七丁目(鶴ケ谷東コミュニティ・センター)
- ■赤回り
道路
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “町名別年齢(各歳)別住民基本台帳人口”. 仙台市. 2022年3月23日閲覧。
- ^ a b “宮城県 仙台市宮城野区 鶴ケ谷東の郵便番号”. 日本郵政. 2022年3月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年3月23日閲覧。
- ^ 仙台市市民局戸籍住民課: “住居表示実施地区 町名一覧表(区毎・五十音順)”. 仙台市. 2022年3月14日閲覧。
- ^ a b c 市民局戸籍住民課: “新旧対照表(た~と)”. 仙台市. 2022年3月23日閲覧。
- ^ 建設局公園課: “宮城野区公園一覧”. 仙台市. 2022年3月23日閲覧。
- ^ 『燕沢地区社協だより』燕沢地区社会福祉協議会、03-25、2頁 。2022年3月23日閲覧。
- ^ “第92回 志賀神社【宮城野区鶴ケ谷東】”. 仙台の神社たち. 2022年3月23日閲覧。
- ^ 田辺希文、鈴木省三「巻之三」『封内風土記』 第1輯、仙台叢書出版協会〈仙台叢書〉、1893年、137-138頁。doi:10.11501/763469 。
- ^ a b 建設局百年の杜推進課: “杜の都の名木・古木”. 仙台市. 2022年3月23日閲覧。
- ^ “<のりあい・つばめ>燕沢地区「住民の足」出発 乗り合い交通試験運行「ぜひ成功を」”. 河北新報. (2018年10月23日). オリジナルの2018年12月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ 都市整備局地域交通推進課: “「のりあい・つばめ」(燕沢乗合交通)が本格運行を開始します”. 仙台市. 2022年3月23日閲覧。
- ^ 教育局学事課: “市立小・中学校の学区検索(宮城野区 た行)”. 仙台市. 2022年3月24日閲覧。
関連項目
[編集]鶴ケ谷 | 鶴ケ谷 | 岩切 | ||
鶴ケ谷 | 岩切 | |||
鶴ケ谷東 | ||||
燕沢 | 燕沢・小鶴・燕沢東 | 燕沢東 |