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駒井健一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

駒井 健一郎(こまい けんいちろう、1900年明治33年)12月17日 - 1986年昭和61年)10月2日)は、日本実業家、第3代日立製作所社長会長[1]

来歴

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東京帝国大学工学部電気工学[2]にて学ぶ。1925年(大正14年)に日立製作所に入り、日立工場長などを経て1961年(昭和36年)11月[3]社長に就任、1971年(昭和46年)11月に社長退任、会長に就任、1977年(昭和52年)6月に会長退任。1971年(昭和46年)5月に勲一等瑞宝章を受章した[4]

また、1970年(昭和45年)5月から1971年(昭和46年)5月まで、第57代電気学会会長[5]を務めた。

発言

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  • 「メーカーとして最も大切なことは、製品の性能、品質が良く、事故がないことと、新しい技術を開発して次代の要求に答えていくことである。」【覚書き:技術開発を尊ぶ日立の理念を語った言葉】[6]
  • 「企業の最高の意思決定は社長に一元化しないと、ゴタゴタが起こったり、決定が不明確になる。また、社長が先輩に遠慮して経営をやるようでは、はっきりした経営体制はとれない。」【覚書き|日常業務は後任の社長にすべて任せ、自由にやらせるという日立製作所の会長就任時からの哲学。船頭多くして船陸に上がるを防ぐための考え方】[6]

脚注

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  1. ^ 駒井健一郎とは”. コトバンク. 2017年3月26日閲覧。
  2. ^ 【1号】同窓会準備会報告/山下英男”. セピア色の三号館. 2017年3月26日閲覧。
  3. ^ 日立製作所”. 歴代社長事典. 2017年3月26日閲覧。
  4. ^ 駒井健一郎とは”. コトバンク. 2017年3月26日閲覧。
  5. ^ 歴代会長”. 電気学会. 2017年3月26日閲覧。
  6. ^ a b 駒井健一郎”. 名言DB. 2017年3月26日閲覧。

参考文献

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先代
倉田主税
日立製作所社長
1961年 - 1971年
次代
吉山博吉
先代
山田直平
電気学会会長
1970年 - 1971年
次代
篠原卯吉