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領木新一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

領木 新一郎(りょうき しんいちろう、1930年昭和5年〉1月22日 - 2022年令和4年〉8月21日)は、日本実業家大阪ガス相談役、社長・会長などを務めた。位階は従三位

来歴・人物

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大阪府出身。大阪府第十中を経て、京都大学法学部卒業後の1954年(昭和29年)、大阪ガスへ入社。1981年(昭和56年)に取締役、1983年(昭和58年)に常務取締役、1985年(昭和60年)に専務取締役、1987年(昭和62年)に副社長、1991年平成3年)に代表取締役社長にそれぞれ就任・歴任し、1998年(平成10年)から2003年(平成15年)まで会長を務めた。

大阪アイバンク会長、納税協会連合会長などを務めた。その他には日本ガス協会会長をはじめ、朝日放送取締役、京都大学有信会会長などを歴任。

1999年(平成11年)から2003年(平成15年)まで大阪工業会の会長を務めた。2003年(平成15年)の大阪商工会議所と大阪工業会の統合を主導した[1]

1997年(平成9年)、藍綬褒章を受章。2002年(平成14年)、勲一等瑞宝章を受章[1]

2022年(令和4年)8月21日、老衰のため死去[1]。92歳没。死没日付をもって、従三位に叙された[2]

脚注

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  1. ^ a b c “【訃報】元大阪ガス社長の領木新一郎氏 大阪工業会と大商の統合主導”. 産経ニュース. (2022年8月26日). https://www.sankei.com/article/20220826-VSIVQXYSAZKV5N6HCFQUOBH3PY/ 2022年8月27日閲覧。 
  2. ^ 『官報』第823号10頁 令和4年9月22日号