阿児町
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あごちょう 阿児町 | |||||
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廃止日 | 2004年10月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 浜島町、大王町、志摩町、阿児町、磯部町 → 志摩市 | ||||
現在の自治体 | 志摩市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
郡 | 志摩郡 | ||||
市町村コード | 24524-1 | ||||
面積 | 43.88 km2. | ||||
総人口 |
23,631人 (2004年8月31日) | ||||
隣接自治体 | 大王町、浜島町、磯部町 | ||||
町の木 | ヤマモモ | ||||
阿児町役場 | |||||
所在地 |
〒517-0592 三重県志摩郡阿児町鵜方2371番地1 | ||||
外部リンク |
伊勢志摩国立公園 阿児町 (国立国会図書館によるアーカイブ) | ||||
座標 | 北緯34度19分52秒 東経136度49分52秒 / 北緯34.33119度 東経136.83119度座標: 北緯34度19分52秒 東経136度49分52秒 / 北緯34.33119度 東経136.83119度 | ||||
特記事項 | 座標は志摩市阿児町鵜方2371番地(2020年時点で公益社団法人志摩市シルバー人材センター) | ||||
ウィキプロジェクト |
阿児町(あごちょう)は、かつて三重県志摩郡にあった町。南勢地域(伊勢志摩)に含まれる。
2004年(平成16年)10月1日、志摩郡大王町、浜島町、磯部町、志摩町と合併して志摩市が発足し、地方自治体としての阿児町は廃止された。現在は志摩市の一町名として名を残している。
伊勢志摩国立公園に含まれており、観光業や漁業(真珠産業など)で知られる。
地理
[編集]地形
[編集]歴史
[編集]沿革
[編集]- 1955年(昭和30年)1月1日 - 鵜方町・神明村・立神村・志島村・甲賀村・国府村・安乗村が合併して発足。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 浜島町・大王町・志摩町・磯部町と合併して志摩市が発足。同日阿児町廃止。
町名の由来
[編集]当初公募によって決定した名称は「志摩町」だった。しかし、同じ志摩郡の和具町など5町村が先に「志摩町」の名で合併を申請していたため、県に却下された[2]。そこで合併協議会は再度町名について検討し「阿児町」とすることにした。これは「英虞湾」から来ている。英虞湾は万葉集にも柿本人麻呂によって「阿胡の浦」と詠われた古い地名である。
人口
[編集]1955年(昭和30年) | 17,809人 | |
1960年(昭和35年) | 17,693人 | |
1965年(昭和40年) | 17,497人 | |
1970年(昭和45年) | 17,484人 | |
1975年(昭和50年) | 18,327人 | |
1980年(昭和55年) | 19,380人 | |
1985年(昭和60年) | 20,455人 | |
1990年(平成2年) | 20,851人 | |
1995年(平成7年) | 22,213人 | |
2000年(平成12年) | 22,995人 |
地域
[編集]公共施設
[編集]産業
[編集]本社を置く企業
[編集]漁業
[編集]特産品
[編集]- 串防(あこや貝の貝柱の燻製)
- ひっぽろ漬け(あこや貝の貝柱の粕漬け)
- きんこ(煮サツマイモの天日干し)
- 真珠製品
- お茶
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 三重交通
- 鵜方駅を拠点に路線網
海運
[編集]- 定期船: 賢島 - 浜島・御座・和具
- 観光船: 賢島エスパーニャクルーズ
道路
[編集]- パールロード: 志摩市阿児町 - 志摩市磯部町 - 鳥羽市
教育
[編集]中学校
[編集]小学校
[編集]- 阿児町立鵜方小学校
- 阿児町立神明小学校
- 阿児町立立神小学校
- 阿児町立志島小学校
- 阿児町立甲賀小学校
- 阿児町立国府小学校
- 阿児町立安乗小学校
地区
[編集]人口は2006年4月現在[5]、面積は2000年3月現在[1]。
- 鵜方 - 志摩地方の政治・経済の中心をなしてきた。人口は市内最多の9230人、面積は阿児町最大の14.55km2。
- 神明 - 伊勢志摩国立公園を代表する観光地賢島を擁し、保養所が多い。4491人、6.98 km2。
- 国府 - 国府白浜と槙垣で知られる。3082人、8.27 km2。
- 安乗(あのり) - 安乗埼灯台、あのりふぐ、安乗文楽の里。1105人、1.21 km2。
- 甲賀 - 阿児の松原海水浴場を抱く。2981人、5.02 km2
- 志島 - 市後浜や志島古墳群がある。952人、1.18 km2。
- 立神 - 志摩慕情ヶ丘の夕日が美しい。1658人、6.67 km2。
名所・旧跡・観光スポット
[編集]名所・旧跡
[編集]- 志摩国分寺
レジャー施設
[編集]- 志摩マリンランド(阿児町賢島)
- 近鉄賢島カンツリークラブ(阿児町鵜方)
- 志摩民俗資料館(阿児町鵜方、1998年閉鎖)
- 賢島スポーツランド(阿児町神明、1999年閉鎖)
宿泊施設
[編集]海水浴場
[編集]観光スポット
[編集]- 横山展望台(英虞湾の展望)、横山創造の森
- 安乗崎燈台(日本の燈台50選、映画「喜びも悲しみも歳年月」の舞台)
- 賢島大橋 (阿児町賢島「英虞湾の夕陽」、日本の夕陽百選)
- 西山慕情ヶ丘 (阿児町立神西山「英虞湾の夕陽」、日本の夕陽百選)
- 阿児温泉
娯楽施設
[編集]- 志摩国際劇場 - 映画館(鵜方)
- 鵜方中央劇場 - 映画館(鵜方)
- 安乗劇場 - 映画館(安乗)
催事・祭事
[編集]- 獅子舞行事(1月1-3日、宇賀多神社)
- ひっぽろ神事(1月1日・1月3日、宇気比神社)
- 三番叟(1月2日、ぶろの浜)
- 注連縄切り神事(1月10日、安乗神社)
- 石神さん春まつり(4月8日、横山石神神社)
- 花祭り(5月8日、国分寺)
- 鼓踊り(8月13日、佐田の浜)
- ささら踊り(8月14日、立神薬師堂) ※四年に一度
- 安乗の人形芝居(9月中旬・国の重要無形民俗文化財、安乗神社)
- 石神さん秋祭(10月8日、横山石神神社)
- 真珠祭(10月22日、賢島円山公園)
- ええじゃんかまつり(10月第3土曜日、鵜方一帯)
- 鵜方の夜店(鵜方商工会周辺)
出身著名人
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 阿児町史編纂委員会 編『新版 阿児町史』阿児町 発行、2000年3月15日、3頁。
- ^ 阿児町役場 編集 編『阿児町史』阿児町役場 発行、1977年4月1日、20頁。
- ^ “昭和30年国勢調査年令別人口”. 三重県戦略企画部統計課分析・情報班. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “10 総人口(総数:国勢調査)”. 三重県戦略企画部統計課分析・情報班. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “三重県志摩市の口コミネタとデータ収集 - 「まちのちから」”. 昭文社. 2011年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月6日閲覧。
- ^ エディットハウス"岩中祥史(いわなか・よしふみ)のこと"(2012年5月14日閲覧。)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 阿児町観光協会 - ウェイバックマシン(2001年5月5日アーカイブ分)
- 阿児町(2004/09/23アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 三重県志摩郡阿児町 (24524A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ