阿光坊古墳群
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阿光坊古墳群 | |
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所在地 |
〒039-2165 青森県上北郡おいらせ町105-40 |
位置 | 北緯40度36分34秒 東経141度22分34秒 / 北緯40.60944度 東経141.37611度座標: 北緯40度36分34秒 東経141度22分34秒 / 北緯40.60944度 東経141.37611度 |
形状 | 末期古墳 |
出土品 | 刀、玉類、装身具、馬具、農工具など |
築造時期 | 飛鳥、奈良、平安時代前期 |
史跡 |
国の史跡 2007(平成19)年 |
地図 |
阿光坊古墳群(あこうぼうこふんぐん)は、青森県上北郡おいらせ町にある古墳群。国の史跡。
概要
[編集]本古墳群は、阿光坊遺跡、天神山遺跡、十三森遺跡で構成されており、その総称である。
この古墳群一帯は、昔から「十三森」と呼ばれて中世の武者の墓という伝承があり、大刀・土師器・蕨手刀・勾玉などが農作業中に見つかっていた。
1986年(昭和61年)4月に、勾玉が発見されて、翌年発掘調査が行われ、さらに1989年(平成元年)から1990年(平成2年)に本格的発掘調査が行われた。7世紀前半まで溯る11号墳や県内最初となる平瓦の出土の成果が見られた。発掘では、刀、玉類、装身具、馬具、農工具などが出土した。
その後1999年(平成11年)から遺跡の範囲確認調査・測量調査・発掘調査が行われ、7世紀前半から9世紀末にかけて造られた、108基の末期古墳と8基の土坑墓が見つかっている。
古墳の大きさは、直径10メートル前後、高さ1.1メートル程度で、古代に蝦夷と呼ばれた人達の、集団長の墓と見られている。
2007年(平成19年)7月26日に、国の史跡に指定された[1]。
主な出土品
[編集]刀、玉類、装身具、馬具、農工具
所在地
[編集]〒039-2165
青森県上北郡おいらせ町阿光坊
脚注
[編集]出典・参考文献
[編集]- “あおもりの文化財|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government”. 青森県庁. 2017年11月6日閲覧。
- 『阿光坊古墳群 国史跡へ/おいらせ(2007/05/19)』デイリー東北新聞社。オリジナルの2007年7月1日時点におけるアーカイブ 。