鈴木亘
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生誕 |
1970年9月21日(54歳) 日本 兵庫県 |
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国籍 | 日本 |
研究機関 | (機関)学習院大学 |
研究分野 |
社会保障 医療経済学 福祉経済学 |
母校 |
上智大学 大阪大学 |
影響を 受けた人物 |
兼光秀郎 八代尚宏 八田達夫 チャールズ・ユウジ・ホリオカ |
受賞 | 第51回日経・経済図書文化賞 |
鈴木 亘(すずき わたる、1970年(昭和45年)9月21日[1] - )は、日本の経済学者。専門は、社会保障・医療経済学・福祉経済学。学習院大学経済学部教授。博士(経済学)(大阪大学、2001年)。
略歴
[編集]学歴等
[編集]- 1989年 渋谷教育学園幕張高等学校卒業
- 上智大学経済学部経済学科入学(兼光秀郎ゼミ、八代尚宏ゼミ)
- 日本経済研究センター リサーチ・アシスタント(八代尚宏主任研究員付)
- 1994年 上智大学経済学部経済学科卒業
- 1994年 日本銀行入行(考査局経営分析グループ、京都支店、調査統計局調整統括グループ、計量分析グループ)
- 1998年 日本銀行退職
- 1998年 大阪大学大学院博士前期課程入学(八田達夫ゼミ)
- 1999年 修士(経済学)(飛び級)
- 1999年 大阪大学大学院博士後期課程入学(チャールズ・ユウジ・ホリオカゼミ)
- 2000年 大阪大学社会経済研究所助手、それに伴い後期課程単位取得退学
- 2001年 日本経済研究センター研究員
- 2001年12月 博士(経済学)(大阪大学)
教職等
[編集]- 2002年 大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授
- 2002年 日本経済研究センター副主任研究員
- 2004年 東京学芸大学教育学部助教授
- 2006年 東京学芸大学教育学部准教授(名称変更)
- 2008年 学習院大学経済学部経済学科准教授
- 2009年 - 学習院大学経済学部経済学科教授
審議会・研究会等
[編集]- 東京都社会福祉審議会臨時委員
- 東京都児童福祉審議会専門委員
- 雑誌「ホームレスと社会」編集委員
- 2012年3月27日 - 大阪市特別顧問
- 2024年2月29日 - 第213回国会衆議院予算委員会公聴会公述人[3]
受賞
[編集]- 1996年 平成8年度日本不動産学会賞
- 2008年 第51回日経・経済図書文化賞
- 2009年 第9回日経BP・BizTech図書賞
- 2010年 第1回政策分析ネットワーク賞(奨励賞)
主張
[編集]消費税増税について「消費税増税に反対だ。不安解消どころか、消費税増税が仇となって社会保障費ばらまきの道を開いてしまう」と述べている[4]。
著書
[編集]- 『東京問題の経済学』(八田達夫、八代尚宏 編著)(東京大学出版会、1995年2月 ISBN 4130401440)
- 平成8年度日本不動産学会賞
- 『生活保護の経済分析』(阿部彩、國枝繁樹、林正義と共著)(東京大学出版会、2008年3月 ISBN 9784130402385)
- 第51回日経・経済図書文化賞
- 『だまされないための年金・医療・介護入門』(東洋経済新報社、2009年2月 ISBN 9784492701232)
- 第9回日経BP・Biz Tech図書賞、第一回政策分析ネットワーク賞(奨励賞)
- 『年金は本当にもらえるのか?』(筑摩書房(ちくま新書)、2010年7月7日 ISBN 9784480065612)
- 『社会保障の「不都合な真実」』(日本経済新聞出版社、2010年7月16日 ISBN 9784532354237)
- 『財政危機と社会保障』(講談社(講談社現代新書)、2010年9月 ISBN 9784062880688)
- 『日本経済「余命3年」 〈徹底討論〉財政危機をどう乗り越えるか』(竹中平蔵、池田信夫、土居丈朗と共著)(PHP研究所、2010年12月 ISBN 9784569792910)
- 『成長産業としての医療と介護』(八代尚宏との共編)(日本経済新聞出版社、2011年11月 ISBN 9784532134150)
出典
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.323
- ^ 鈴木亘「高齢化に対応した社会保険財政の改革に関する4つの論点」大阪大学 博士論文14401乙第08370号、2001年、NAID 500000219610。
- ^ 第213回国会 第23号 令和6年2月28日水曜日衆議院
- ^ <ザ・闘諭>社会保障と税一体改革 受け入れる?東京新聞 2013年9月29日(2013年10月4日時点のインターネットアーカイブ)
- ^ “ビートたけしのTVタックル 2013年8月26日放送回”. gooテレビ番組. Goo. 2017年7月22日閲覧。