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郡山駅 (奈良県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
郡山駅
駅舎(2016年6月)
こおりやま
Kōriyama
JR-Q36 奈良 (4.8 km)
(3.8 km) 大和小泉 JR-Q33
地図
所在地 奈良県大和郡山市高田口町104-1
北緯34度38分53.09秒 東経135度47分25.41秒 / 北緯34.6480806度 東経135.7903917度 / 34.6480806; 135.7903917 (郡山駅)座標: 北緯34度38分53.09秒 東経135度47分25.41秒 / 北緯34.6480806度 東経135.7903917度 / 34.6480806; 135.7903917 (郡山駅)
駅番号 JR-Q34
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 関西本線大和路線
キロ程 138.7 km(名古屋起点)
加茂から17.8 km
電報略号 コリ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
4,220人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1890年明治23年)12月27日[3]
備考 業務委託駅
みどりの券売機プラス設置駅
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郡山駅(こおりやまえき)は、奈良県大和郡山市高田口町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線である。駅番号はJR-Q34。「大和路線」の愛称区間に含まれている。

概要

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大和郡山市のJRにおける代表駅である。当駅から西に約1kmのところに、もう一つの代表駅である近鉄郡山駅があり、乗降客数も近鉄郡山駅のほうが多い。

鉄道国有法により国鉄関西本線となり、東北本線にある郡山駅福島県)との混同を避けるため、鉄道院では「大和郡山駅」と改名しようとしたが、地元住民は承服せず、東大寺古文書を持ち出して「大和の郡山の方が古い」と鉄道院へ陳情した結果、郡山駅に落ち着いたという歴史的経緯がある[4]。東北本線の郡山駅と区別するため、乗車券類には「(関)郡山」と印字される。

歴史

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駅構造

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改札(2020年2月)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。鉄骨造の橋上駅舎を有し[1]、駅舎の外観は郡山城をイメージしている[2]

以前は1・2番線の間には、上下兼用の待避線中線)があった。1番のりば北側には貨物積込み用の側線があって、特産の金魚出荷専用列車が発着していた。また、2番のりばの南側にも機回し線があった。現在は分岐器絶対信号機がない停留所に分類される。

王寺駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。

改札口東隣にキヨスクもあったが、駅前コンビニの設置に伴う利用者減のため、廃止されている。

ICカード乗車券ICOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

橋上駅及び連絡通路は、線路により分断された駅西側と東側の地域を連絡させる意味から、大和郡山市の都市計画事業として整備されたもので、連絡通路は大和郡山市道として位置づけられている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 Q 大和路線 上り 奈良方面[9]
2 下り 王寺天王寺大阪方面[9]
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況

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2020年度の1日平均乗車人員4,220人である[10]

各年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 5,181
1998年 5,300
1999年 5,163
2000年 5,167
2001年 5,105
2002年 5,096
2003年 5,262
2004年 5,267
2005年 5,068
2006年 5,094
2007年 5,080
2008年 5,058
2009年 4,970
2010年 5,151
2011年 5,127
2012年 5,103
2013年 5,178
2014年 5,069
2015年 5,102
2016年 5,151
2017年 5,246
2018年 5,239
2019年 5,300
2020年 4,220

駅周辺

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周辺は、マンション公団住宅が多く目立つ[2]。昔からの市街中心部に通じる出口は駅の西側であるが、最近は東側が再開発され、ショッピングモールが営業している。

近鉄郡山駅へは西へ徒歩で約10分かかる。バスは、奈良交通バスが運行するシャープ前行きが朝に2本ある。また、大和郡山市コミュニティバス「元気城下町号」が日中1時間毎に、「元気治道号」と「元気平和号」は3本運行されているのみである。

また、駅東方約1キロの国道24号沿いに大型ショッピングモール「イオンモール大和郡山」が2010年平成22年)3月25日にオープンし、当駅および近鉄郡山駅からバスが運行されている[11]

バス路線

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「JR郡山駅」停留所にて、奈良交通の路線が発着する。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
Q 大和路線(関西本線)
大和路快速・直通快速・快速・区間快速・普通
奈良駅 (JR-Q36) - 郡山駅 (JR-Q34) - 大和小泉駅 (JR-Q33)

脚注

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  1. ^ a b c “大和路線郡山駅 橋上駅舎が完成 JR西日本、27日から使用”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1997年2月25日) 
  2. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、21頁。 
  3. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、340-341頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 国鉄郡山駅-大和郡山市公式サイト内 歴史事典
  5. ^ 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』8 関西本線・草津線・奈良線・おおさか東線、曽根悟 監修、朝日新聞出版、2009年8月30日、13頁。 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1 
  7. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜”. 西日本旅客鉄道. 2004年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年8月30日閲覧。
  8. ^ 2024年春のダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道近畿統括本部。オリジナルの2023年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218051527/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231215_00_press_daiyakaisei_kinto.pdf2023年12月15日閲覧 
  9. ^ a b 郡山駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月20日閲覧。
  10. ^ 令和3年度 奈良県統計年鑑 第13章 運輸及び通信-JR輸送実績
  11. ^ 「イオンモール大和郡山」開店 (PDF) - イオンモール・イオンリテール 2010年2月3日

関連項目

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外部リンク

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