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赤坂本町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤坂本町駅
プラットホーム跡(2011年)
あかさかほんまち
Akasaka-honmachi
美濃赤坂 (0.5 km)
(0.8 km) 乙女坂
地図
所在地 岐阜県大垣市赤坂町
北緯35度23分24.7秒 東経136度34分59.0秒 / 北緯35.390194度 東経136.583056度 / 35.390194; 136.583056座標: 北緯35度23分24.7秒 東経136度34分59.0秒 / 北緯35.390194度 東経136.583056度 / 35.390194; 136.583056
所属事業者 西濃鉄道
所属路線 市橋線
キロ程 0.5 km(美濃赤坂起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1930年昭和5年)2月1日
廃止年月日 1945年(昭和20年)4月1日
備考 旅客営業廃止に伴い廃駅
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赤坂本町駅(あかさかほんまちえき)は、かつて岐阜県大垣市赤坂町にあった西濃鉄道市橋線廃駅)である[1]

西濃鉄道は、現在旅客扱いを行わない貨物専業鉄道となっているが、戦前戦中にあたる1930年昭和5年) - 1945年(昭和20年)の間は鉄道省初のガソリン気動車を用いて、鉄道省東海道本線支線(大垣駅 - 美濃赤坂駅間)に乗り入れる旅客列車を運行していた。当駅は同線の旅客営業開始の際に開設された旅客専用駅であった。

旅客列車は当初市橋駅までの運転を行っていたが、利用客がいないことから1935年(昭和10年)より当駅を折り返し駅とするようになった。戦時中の燃料統制により気動車の運行ができなくなったことから、旅客営業が廃止になったことで当駅も廃止になった。

歴史

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駅構造

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中山道と市橋線の交点に設置され、単式ホーム1面のみのシンプルな配線だったと言われる。

赤坂本町駅 構内配線略図

大垣方面
赤坂本町駅 構内配線略図
市橋方面
凡例
出典:[5]


発着列車

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1930年(昭和5年)10月1日改正時

  • 大垣 - 市橋間 7往復

1934年(昭和9年)11月1日訂補時

  • 大垣 - 当駅間 3往復、大垣 - 市橋間 4往復(計7往復)

1944年(昭和19年)10月11日改正時

  • 大垣 - 当駅間 3往復

駅周辺

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廃止後の状況

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廃止後建立された石碑(2008年12月)

当駅廃止後も、現在に至るまで石垣造りのプラットホームが残存しており、駅跡を示す碑も建てられている。

隣の駅

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1934年(昭和9年)当時

西濃鉄道
市橋線
旅客列車
荒尾駅) - 赤坂本町駅 - 市橋駅
貨物列車
美濃赤坂駅 - (赤坂本町駅) - (貨)乙女坂駅

※構内配線の関係上、市橋線に乗り入れる旅客列車は美濃赤坂駅のホーム(行き止まり式)に発着できず、同駅を通過扱いにしていた。また、乙女坂駅と猿岩駅は貨物専用駅で、旅客列車は発着しなかった[6]

脚注

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  1. ^ 昭和9年12月15日現在鉄道停車場一覧 - 国立国会図書館近代デジタルライブラリー
  2. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、40頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  3. ^ 「鉄道旅客運輸廃止実施」『官報』1935年6月29日 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 日本鉄道旅行地図帳』ではこの時に休止、1965年(昭和40年)以降に当駅廃止としている。
  5. ^ 川島令三、『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 名古屋駅 - 米原エリア』、p21, 講談社、2009年7月、ISBN 978-4062700153
  6. ^ 『鉄道停車場一覧』 昭和9年12月15日現在 - 国立国会図書館デジタルコレクション

関連項目

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