賤機山古墳群
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賤機山古墳群 | |
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賤機山3号墳(賤機山古墳) | |
種類 | 古墳群(7基前後) |
所在地 | 静岡県静岡市葵区 |
座標 | 北緯34度58分57.7秒 東経138度22分29.9秒 / 北緯34.982694度 東経138.374972度座標: 北緯34度58分57.7秒 東経138度22分29.9秒 / 北緯34.982694度 東経138.374972度 |
賤機山古墳群(しずはたやまこふんぐん)は、静岡県静岡市葵区にある古墳時代中期(5世紀)から終末期(7世紀)の古墳群。国の史跡である賤機山古墳(賤機山3号墳)が含まれ、当時代後期の静岡平野における最有力首長勢力を生んだ古墳群である[1][2]。
概要
[編集]竜爪山地から南に派生してきた賤機山末端に立地する。現在賤機山公園となっている尾根筋上に、一本松古墳(いっぽんまつこふん、1号墳)・麓山神社後古墳(はやまじんじゃじりこふん、2号墳)・賤機山古墳(3号墳)が、それぞれやや距離を取って築造された。このほか井宮町妙見神社のある西側中腹斜面には妙見山古墳(みょうけんやまこふん/みょうけんさんこふん)がある。また東側斜面中腹にも3基の古墳と見られる高まり地形があるという[1]。
各古墳
[編集]- 麓山神社後古墳(はやまじんじゃじりこふん、賤機山2号墳):古墳時代後期前半(6世紀前半)。墳丘は残骸のような状態だが横穴式石室があったと推定されており、大刀と石枕(いしまくら/せきちん:遺体の頭部を支えるための、窪みのある石製品)が出土した[1]。この石枕は東京国立博物館が保管[3]。なお現地墳丘の石碑には、大刀・石枕が1914年(大正3年)の公園整備時に出土した旨が記される。
- ほか東側斜面に古墳3基とみられる高まり地形があるという[1]。
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麓山神社後古墳 石枕
大阪府立近つ飛鳥博物館企画展示時に撮影。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 静岡市立登呂博物館『静岡・清水平野の古墳時代-新出土品にみるまつりとくらし-特別展』1990年3月
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 国指定史跡 賤機山古墳(静岡市サイト)