西麻植駅
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西麻植駅 | |
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駅舎(2004年1月) | |
にしおえ Nishi-Oe | |
◄B09 鴨島 (1.9 km) (1.9 km) 阿波川島 B11► | |
徳島県吉野川市鴨島町西麻植字麻植市185番地 | |
駅番号 | ○B10 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■徳島線 |
キロ程 | 48.1 km(佃起点) |
電報略号 | オエ←オヱ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1899年(明治32年)10月5日[1] |
備考 | 無人駅 |
西麻植駅(にしおええき)は、徳島県吉野川市鴨島町西麻植字麻植市にある四国旅客鉄道(JR四国)徳島線の駅である。駅番号はB10。
歴史
[編集]- 1899年(明治32年)10月5日:徳島鉄道の駅として開業[2]。
- 1907年(明治40年)9月1日:徳島鉄道が国有化される[1]。
- 1964年(昭和39年)4月1日:業務委託駅となる[3]。
- 1970年(昭和45年)6月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)10月1日:荷物扱い廃止[4]。無人駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる[1]。
駅構造
[編集]阿波池田に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅。古い木造駅舎が残っている。無人化後は駅舎内で近距離乗車券を販売する簡易委託駅だったが、現在は完全な無人駅となっている。自動券売機は設置されていない。
かつては男女共用の汲み取り式便所が別棟で設けられていたが、現在では跡形もなく取り壊されている。
駅周辺
[編集]- 吉野川医療センター
- 徳島県道238号川島西麻植停車場線
- 吉野川市立西麻植小学校
- 国道192号
- 徳島バス鴨島営業所
- 江川 - 吉野川のかつての本流の跡から大量の水が湧き出し約10キロで吉野川に注ぐというものであるが、夏には10℃くらいだった水が冬になると20℃以上になる「江川の異常水温」という現象で知られている。このため、当川は県の天然記念物や、名水百選に指定されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、655-656頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「停車場設置」『官報』1899年10月7日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 日本国有鉄道四国総局総務部情報管理室 編『鉄道要覧 昭和58年度』日本国有鉄道四国総局、1984年8月1日、36頁。doi:10.11501/12090522。全国書誌番号:84056405。
- ^ “日本国有鉄道公示第254号”. 官報. (1972年9月30日)
- ^ 「通報 ●羽越本線南鳥海駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月30日、11面。