茸本朗
茸本 朗 | ||||||||
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人物 | ||||||||
生誕 |
本名は非公開[1] 1985年8月4日(39歳)[2] 日本・岡山県[3][4] | |||||||
居住地 | 日本・神奈川県川崎市[5] | |||||||
職業 | ブロガー、エッセイスト、漫画原作者[1]、タレント、YouTuber[1]、元編集者[1] | |||||||
公式サイト | Facebook 茸本朗 | |||||||
YouTube | ||||||||
チャンネル | ||||||||
活動期間 | 2020年12月24日[6] - | |||||||
ジャンル | 野外の食材を採集して食べること[7] | |||||||
登録者数 | 約40.1万人(2024/10/14時点) | |||||||
総再生回数 | 59,699,632回 | |||||||
挨拶 | “野食ハンター”茸本朗(たけもとあきら)による野性活用系アカデミックバラエティチャンネルです。ブログとはまた違った味わいをぜひご賞味ください。 | |||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年4月5日時点。 |
茸本 朗(たけもと あきら、1985年〈昭和60年〉8月4日[2] - )は、日本のブロガーであり、エッセイスト、漫画原作者、タレント、YouTuberでもある。以前は出版社勤めの編集者であったが、2022年現在ペンネーム「茸本朗」名義ではフリーランスで活動している[1]。なお、本名(非公開ながら読みは『わきもと』であると公開済み[8][注 1])でやっている釣りメディアの記事の寄稿者としては今も編集者であり[1]、定収入はこちらから得ている[1]。ただし、今ではYouTubeチャンネルの収益が本名で得ている収入を大きく上回っているという[1]。岡山県生まれ[3][4]、東京都および福岡県福岡市育ち[4]。
早稲田大学教育学部卒業[9]。野外の食材を採集して食べること(山野草を主とする野生の植物・菌類・その他の動物を採集〈植物採集ほか〉して調理すること)に特化した在野の研究者として活動しており[5]、「野外の食材を採集して食べること」を「野食(やしょく)」と定義した上で「野食ハンター」「野食家」を自称している[7]。神奈川県川崎市在住[5]。
来歴
[編集]父親は転勤族であり、国内のいくつかの地域で過ごしている[10]。
物心ついた頃、親から買い与えられたキノコ図鑑を読んで「食べられる生き物」に興味を持ち始めたことが後に「野食ハンター」「野食家」になるきっかけかも知れないという[7][11]。それ以来、学生時代になっても図鑑類はずっと愛読書であった[10]。
10歳の時、父親の転勤により家族で東京から福岡市[4]へ転居し、徒歩圏内に海と川、自転車があれば山にも行ける自然豊かな環境で暮らし始める[12]。11歳[10]・小学校5年生の時[7]、福岡で釣りに夢中になった茸本は、自宅の近くの川で[4]釣ったハゼを自分でさばいて母に天ぷらを作ってもらったが、後日、本気で釣ってみようと思って100匹ほど釣って帰宅し、また母に調理してもらおうとしたところ、「自分でやりなさい」と叱られてしまった[7][11]。そこで、父が柳刃包丁[10]と出刃包丁(2本とも今でも愛用[10][13])を買い与えてくれた[7][11]。それ以来、自分で採集した野生食材を料理して食べるようになったのが、今となっては大きな転機であったと振り返る[7][11]。植物では、これも自宅近くの河川敷に生えていたヤブカンゾウを図鑑で調べてみると「食べられる」と書いてあったので、早速採集して母に調理してもらったのだという[14]。
高校1年生になると、親の許しを得たうえでキノコ狩りをするようになったが、高校2年生の時[4]、ポルチーニ(ヤマドリタケ)と間違えて採ってしまった毒キノコを料理し、口に入れて噛んだ瞬間、強い苦みを感じてすぐに吐き出してうがいをしたものの、嘔吐を伴う食中毒に見舞われた[10][4]。この時はどこかで自然を甘く見ていた自分を大いに反省したという[10]。
早稲田大学教育学部を卒業[9]後、ワインの輸入商社に就職し、チーズの輸入担当者として勤務する[15]。その後、出版社に転職し、図鑑の編集者になる[15]。
2011年(平成23年)3月、Twitterアカウントを取得して『茸本 朗』を開設する。
2012年(平成24年)4月6日[12]にブログ『野食ハンマープライス』を開設し、ブロガーとして活動を開始する[5]。当時26歳。
2016年(平成28年)6月6日、星海社のウェブサイト『ジセダイ』上で連載を始めるエッセイ「野食のススメ 東京自給自足生活」の初取材を東京湾の干潟や横浜市の某ベッドタウンなどで行う[16]。同年7月6日、連載を開始[16]。当時の肩書きは、川崎市在住で東京都内に通勤する30代のサラリーマン編集者であった[16]。2017年(平成29年)9月23日、前述のエッセイを初の単著として纏めた『野食のススメ─東京自給自足生活』を星海社より刊行する[17]。同年9月22日、エッセイ「野食のススメ 東京自給自足生活」が最終回(第12回)を迎える[5]。
2020年(令和2年)12月24日、YouTubeチャンネル『野食ハンター茸本朗(たけもとあきら)ch』を開設し、同日、最初の配信動画「【majiでKOI釣る5秒前】恋するクリスマスを鯉で殴りつけてみたスペシャル」を投稿した[6]。当時35歳。
2022年(令和4年)3月、YouTubeチャンネルのチャンネル登録者数が8万人突破。同年?月には10万人を超え、シルバークリエイターアワード(銀の盾)を獲得した。
人物・エピソード
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 結婚はしていないが、同棲している女性がおり[18][19]、新型コロナウイルスワクチンの副反応が出た時には「彼女に助けられた」との旨の投稿をTwitterで行っている。
- 埼玉西武ライオンズのファンで、定期開催される野食イベントにはライオンズのユニフォームを着用することも多い。
- 野食家として様々なものを口にするが、保存状態の悪い鯨肉やイルカの脂肪など、海獣の香りが苦手[20][21][22][23][24]。
出演
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 相席食堂(ABC、2019年4月9日)[25]
- とりしらベイビー(NHKラジオ第1放送、2020年1月31日)- 出演者は小籔千豊(聞き手)と茸本朗(語り手)。[26]
- 日曜アートサロン 和錆(エフエム東京、2020年2月2日)[4]
- ABEMA Prime(インターネットテレビ局ABEMA、AbemaNews、2022年8月12日)[27]
- 日本シン人種図鑑(テレビ東京・BSテレ東、2022年11月2日)[28]
著書
[編集]エッセイ
[編集]- 『野食のススメ─東京自給自足生活』星海社〈星海社新書 114〉、2017年9月23日 。ISBN 4-06-510402-5、ISBN 978-4-06-510402-6、OCLC 1022205323 。
- 『野食ハンターの七転八倒日記』平凡社、2019年11月13日 。ISBN 4-582-63224-6、ISBN 978-4-582-63224-8、OCLC 1132273809 。
- 補足情報:「cakesの人気連載、茸本朗さんの『野食ハンターの七転八倒日記』が書籍化され、平凡社より発売されました!」『グルメプレス』2019年11月15日。2022年9月26日閲覧。
漫画原作
[編集]『僕は君を太らせたい! (全4巻)』(漫画:横山ひろと)小学館サービスビッグコミックスペリオールにて2018年~2020年に連載
- 『僕は君を太らせたい! (1) 』ISBN 978-4098601318
- 『僕は君を太らせたい! (2) 』ISBN 978-4098602452
- 『僕は君を太らせたい! (3) 』ISBN 978-4098603855
- 『僕は君を太らせたい! (4) 』ISBN 978-4098604685
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h ムシモアゼルギリコ (2022年7月31日). “「大人が外でおもらしする話って、本当に盛り上がる」有毒魚バラムツまで食べた「野食ハンター・茸本朗」のスゴい生き様 野食家・茸本朗とは何者か? #1”. 文春オンライン. 文藝春秋. 2022年9月26日閲覧。
- ^ a b 茸本朗 [@tetsuto_w] (2019年8月4日). "唐揚げ盛り合わせを作り、ウルグアイ産のワインと国産無ろ過ビールを合わせて去り行く誕生日を惜しむ". X(旧Twitter)より2022年9月26日閲覧。
- ^ a b グルメプレス 20191115.
- ^ a b c d e f g h “野食家・茸本朗さん「野食家として」”. 日曜アートサロン 和錆. エフエム東京 (2020年2月2日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e “第12回:野食の貴重な肉タンパク!! ヘビを美味しく食べる方法を考えてみた < 野食のススメ 東京自給自足生活”. ジセダイ. 星海社 (2017年9月22日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ a b YouTube-20201224.
- ^ a b c d e f g 牛島義之 (2021年8月17日更新). “野食ハンターって何者!?河川敷で見つけた「雑草」でランチを作ってみた”. CAMP HACK. 株式会社スペースキー. 2023年4月5日閲覧。
- ^ 茸本朗 [@tetsuto_w] (2020年6月23日). "「茸本が本名なら面白かったのに」とはよく言われます(;´∀`) あとはメールボックスの登録名が本名なんですけど「あ、茸本って書いてわきもとって読むんですか?」と聞かれることもあります。んなわけないでしょうよ……w". X(旧Twitter)より2022年9月26日閲覧。
- ^ a b 茸本朗 [@tetsuto_w] (2021年4月8日). "教育学部OBのわたしが本キャンOBを代表してしゃべるのは許されるんだろうか……まあともかく、現役生のみなさまや志望される皆様に役立つことをお話しできたらと思います。戸山公園の美味しい草とか?". X(旧Twitter)より2022年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g 白央篤司 (2016年8月19日). “あの「野食ハンマープライス」主宰・茸本朗氏と行く、アナジャコ釣り@東京湾【調理&実食付き】”. メシ通. リクルート. 2022年9月26日閲覧。
- ^ a b c d 茸本 (2017), うらすじ.
- ^ a b “サイトの趣旨など”. 野食ハンマープライス. ブログ. 茸本朗 (2012年4月6日作成、2014年11月17日更新). 2022年9月26日閲覧。
- ^ 野食ハンター茸本朗(たけもとあきら)ch (24 December 2020). 【majiでKOI釣る5秒前】恋するクリスマスを鯉で殴りつけてみたスペシャル (動画共有サービス). YouTube. 該当時間: 09分43秒. 2022年9月26日閲覧。
本人の言「僕が小学4年生の時から使っている出刃ですから」。
※自著やインタビュー記事の内容と食い違うので、「小学4年生」は「小学5年生」の間違いと判断した。 - ^ 宇治田エリ (2022年8月31日). “「おいしそう」で世界の見方を変えてゆく。野食家・茸本朗と川べりハント”. JINS PARK. 株式会社ジンズホールディングス. 2022年9月26日閲覧。
- ^ a b 茸本朗 [@tetsuto_w] (2015年11月3日). "今は図鑑などを制作している出版社で編集者をしています。前はワインの輸入会社でチーズの輸入担当をやっとりましたw 休みの日はその日に一番やらないといけないことをやることにしています。基本的にはブログのネタ集めですかね…". X(旧Twitter)より2022年9月26日閲覧。
- ^ a b c 茸本朗 (2016年7月6日). “第1回:野菜も魚介も肉も都会で全部賄えるのだ < 野食のススメ 東京自給自足生活”. ジセダイ. 星海社. 2022年9月26日閲覧。
- ^ 茸本 (2017).
- ^ 「【インタビュー】『僕は君を太らせたい!』茸本朗先生と公園に生えてるキノコを食ってみた!!」コミスぺ! 2018年11月22日
- ^ 茸本朗 [@tetsuto_w] (2020年5月21日). "彼女です。業務です。業務です。(以下繰り返し)". X(旧Twitter)より2022年9月26日閲覧。
- ^ 「イルカをゴールデンカムイ風にヒンナヒンナした」野食ハンマープライス 2016年2月18日
- ^ 「“博多名物の”百尋を食べてみた」野食ハンマープライス 2017年3月5日
- ^ 「クジラの珍宝(タマ)は美味いけど、皮の刺身はヘヴィーすぎ」野食ハンマープライス 2018年3月14日
- ^ 「やっぱり生がイイよね!(※クジラの話です)」野食ハンマープライス 2018年4月23日
- ^ 「クジラの「骨はぎ」を食べてみた」野食ハンマープライス 2020年5月14日
- ^ 茸本 朗(たけもとあきら) 「野食ハンター茸本朗ch」公開中!!さんはTwitterを使っています: 「実は昨日放映された「相席食堂」出演してました。ロケ中は金属バットのお二人のプロ意識に感動させられました。あれはプロの芸人さんやからできることです、よいこは絶対まねしない。」 / Twitter
- ^ “野外で採った食材を試す野食ハンター < 読むらじる。”. NHK (2021年1月31日). 2022年9月26日閲覧。
- ^ https://abe.ma/3PmqGaX〝野食〟が地球救う可能性は?コスパに課題も?可食の見極め方など専門家に聞く
- ^ 謎の生き物ぜんぶ食う!野食ハンターに密着! - Paravi