若駒ステークス
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若駒ステークス | |
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2014年若駒ステークス | |
主催者 | 日本中央競馬会 |
競馬場 | 京都競馬場 |
距離 | 芝2000m |
格付け | L |
賞金 |
1着賞金2000万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳(国際)(特指) |
負担重量 | 別定(牡・せん57kg、牝55kg、収得賞金額1,200万円毎に1kg増) |
若駒ステークス(わかごまステークス)とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝2000メートルで施行する特別(OP)競走で、国際的にはリステッド競走に格付けされている競走である[1]。
概要
[編集]京都競馬場の4歳(現3歳)の混合の別定の芝2000mのオープン特別競走、ジュニアステークスとして施行されたのが始まり。
1989年に現在の若駒ステークスに改称され、1994年は京都競馬場の改修工事のため阪神競馬場で施行され、1996年から特別指定交流競走に指定された。尚、1998年のみ芝2200mで施行されている。
クラシック競走のトライアル競走への登竜門の1つで、2歳末にデビューをした有力馬が出走する事もあり、クラシック戦線を占うのに重要な1戦になる場合がある。
出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の競走馬(外国産馬含む)とJRAに認定された地方所属の競走馬(5頭まで)及び外国調教馬。
負担重量は別定で57キロ、牝馬は2キロ減を基本とし収得賞金額1,200万円毎に1キロの負担が課せられる。
総額賞金は3800万円で1着賞金2000万円、2着賞金800万円、3着賞金500万円、4着賞金300万円、5着賞金200万円と定められている。
なお1956年10月21日に東京競馬場でジュニヤーステークスという旧3歳重賞が行われたことがあるが、この競走は1回限りで廃止になっている。ちなみにその競走の優勝馬はラプソデーで、後に菊花賞を優勝している。
歴史
[編集]- 1985年 - 京都競馬場の4歳(現3歳)の混合の別定の芝2000mのオープン特別競走、ジュニアステークスとして施行。
- 1989年 - 名称を若駒ステークスに変更。
- 1994年 - 京都競馬場の改修工事により阪神競馬場の芝2000mで施行。
- 1996年 - 特別指定交流競走に指定。
- 1998年 - 施行距離を芝2200mに変更。
- 1999年 - 施行距離を芝2000mに戻す。
- 2000年 - 兵庫県競馬組合(西脇)所属のダイトクヒテンが優勝。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳」から「3歳」に変更。
- 2006年 - 武豊が騎手として史上初の5連覇。
- 2008年 - アインラクスとジュウクリュウシンが同着優勝。
- 2019年 - 国際競走及びリステッド競走に指定される[2]。
- 2021年
歴代優勝馬
[編集]ジュニアステークス
[編集]施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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1985年1月19日 | チクシスワロー | 牝3 | 2:06.5 | 原田雄二 | 野元昭 |
1986年1月18日 | ワインボーイ | 牡3 | 2:04.5 | 本田優 | 星川薫 |
1987年1月24日 | エイシンテンペスト | 牡3 | 2:05.7 | 丸山勝秀 | 湯浅三郎 |
1988年1月23日 | バンダムテスコ | 牡3 | 2:06.2 | 田原成貴 | 湯浅三郎 |
若駒ステークス
[編集]施行日 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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1989年1月21日 | タニノジュニアス | 牡3 | 2:05.5 | 武豊 | 古川平 |
1990年1月20日 | ハクタイセイ | 牡3 | 2:04.0 | 須貝尚介 | 布施正 |
1991年1月19日 | トウカイテイオー | 牡3 | 2:01.4 | 安田隆行 | 松元省一 |
1992年1月25日 | ナリタタイセイ | 牡3 | 2:04.2 | 武豊 | 中尾謙太郎 |
1993年1月23日 | サンエイキッド | 牡3 | 2:02.7 | 安田隆行 | 古川平 |
1994年1月22日 | エイシンセンネン | 牝3 | 2:05.2 | 南井克巳 | 星川薫 |
1995年1月29日 | イブキタモンヤグラ | 牡3 | 2:03.9 | 河内洋 | 長浜博之 |
1996年1月21日 | ヒシナタリー | 牝3 | 2:03.4 | 角田晃一 | 佐山優 |
1997年1月19日 | エリモダンディー | 牡3 | 2:02.7 | 松永幹夫 | 大久保正陽 |
1998年2月22日 | ジムカーナ | 牡3 | 2:17.8 | 植野貴也 | 梅内忍 |
1999年2月21日 | ニシノセイリュウ | 牡3 | 2:04.0 | 河内洋 | 松田正弘 |
2000年1月22日 | ダイトクヒテン | 牡3 | 2:03.7 | 田中学 | 田中道夫 |
2001年1月22日 | アグネスゴールド | 牡3 | 2:02.6 | 河内洋 | 長浜博之 |
2002年1月19日 | モノポライザー | 牡3 | 2:02.9 | 武豊 | 橋口弘次郎 |
2003年1月25日 | リンカーン | 牡3 | 2:02.3 | 武豊 | 音無秀孝 |
2004年1月24日 | ブラックタイド | 牡3 | 2:02.5 | 武豊 | 池江泰郎 |
2005年1月22日 | ディープインパクト | 牡3 | 2:00.8 | 武豊 | 池江泰郎 |
2006年1月21日 | フサイチジャンク | 牡3 | 2:03.0 | 武豊 | 池江泰寿 |
2007年1月20日 | モチ | 牡3 | 2:05.2 | 岩田康誠 | 田中章博 |
2008年1月26日 | アインラクス | 牡3 | 2:04.4 | 福永祐一 | 池江泰寿 |
ジュウクリュウシン | 牡3 | 藤田伸二 | 昆貢 | ||
2009年1月24日 | アンライバルド | 牡3 | 2:02.2 | 岩田康誠 | 友道康夫 |
2010年1月23日 | ヒルノダムール | 牡3 | 2:02.0 | 藤田伸二 | 昆貢 |
2011年1月22日 | リベルタス | 牡3 | 2:01.7 | 福永祐一 | 角居勝彦 |
2012年1月21日 | ゼロス | 牡3 | 2:05.3 | 川田将雅 | 領家政蔵 |
2013年1月19日 | リヤンドファミユ | 牡3 | 2:01.7 | 池添謙一 | 池江泰寿 |
2014年1月25日 | トゥザワールド | 牡3 | 2:00.0 | 川田将雅 | 池江泰寿 |
2015年1月24日[5] | アダムスブリッジ | 牡3 | 2:01.1 | 和田竜二 | 石坂正 |
2016年1月23日[6] | マカヒキ | 牡3 | 2:02.4 | C.ルメール | 友道康夫 |
2017年1月21日[7] | アダムバローズ | 牡3 | 2:01.7 | 池添謙一 | 角田晃一 |
2018年1月20日[8] | ケイティクレバー | 牡3 | 2:02.7 | 小林徹弥 | 目野哲也 |
2019年1月19日[9] | ヴェロックス | 牡3 | 2:00.7 | 川田将雅 | 中内田充正 |
2020年1月26日[10] | ケヴィン | 牡3 | 2:02.5 | 和田竜二 | 長谷川浩大 |
2021年1月23日[11] | ウインアグライア | 牝3 | 2:03.8 | 和田竜二 | 和田雄二 |
2022年1月22日[12] | リューベック | 牡3 | 2:02.2 | 池添謙一 | 須貝尚介 |
2023年1月21日[13] | マイネルラウレア | 牡3 | 2:02.9 | 川田将雅 | 宮徹 |
2024年1月20日[14] | サンライズジパング | 牡3 | 2:02.8 | 武豊 | 音無秀孝 |
脚注
[編集]- ^ 2014 International Cataloguing Standards Book2014年12月8日閲覧
- ^ “平成31年度(2019年)リステッド競走一覧”. 日本中央競馬会 (2018年11月20日). 2018年11月21日閲覧。
- ^ 令和5年度 リステッド競走一覧(PDF)日本中央競馬会、2022年11月18日閲覧
- ^ “1月16日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)”. 日本中央競馬会 (2021年1月14日). 2021年1月14日閲覧。
- ^ 2015年レース結果netkeiba.com 2015年1月26日閲覧
- ^ 2016年レース結果netkeiba.com 2016年3月4日閲覧
- ^ 2017年レース結果ヤフー競馬 2017年1月21日閲覧
- ^ 2018年レース結果ヤフー競馬 2018年1月20日閲覧
- ^ “2019年若駒ステークス”. スポーツナビ (2019年1月20日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “2020年若駒ステークス”. スポーツナビ (2020年1月26日). 2020年1月28日閲覧。
- ^ “若駒ステークス(L) 結果・払戻 | 2021年1月23日 中京10R レース情報(JRA)”. netkeiba.com. 2021年1月23日閲覧。
- ^ “2022年若駒ステークス”. スポーツナビ (2022年1月22日). 2022年1月22日閲覧。
- ^ “若駒ステークス(L) 結果・払戻 | 2023年1月21日 中京10R レース情報(JRA)”. netkeiba.com. 2023年1月21日閲覧。
- ^ “2024年若駒ステークス”. スポーツナビ (2024年1月20日). 2024年1月20日閲覧。