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矢富勇毅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢富 勇毅
秩父宮ラグビー場
(2018年8日撮影)
生年月日 (1985-02-16) 1985年2月16日(39歳)
出身地 日本の旗 日本 京都府京都市
身長 172 cm (5 ft 7+12 in)
体重 82 kg (12 st 13 lb)
学校 京都成章高校
大学 早稲田大学
愛称 ヤッツ
親族 矢富洋則
ラグビーユニオンでの経歴
ポジション スクラムハーフ
アマチュア経歴
チーム 出場 (得点)
2000-2003
2003-2007
京都成章高校
早稲田大学
()
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2007-2024 静岡BR ()
スーパーラグビー
チーム 出場 (得点)
2016-2017 サンウルブズ 15 (10)
更新日:  2018年5月7日
代表
チーム 出場 (得点)
2006-2015  日本 16 (15)
更新日:  2018年5月7日
コーチ歴
チーム
2021-2023
2024-
静岡BR (プレイングアドバイザー)
静岡BR (アシスタントコーチ)

矢富 勇毅(やとみ ゆうき、1985年2月16日 - )は、日本の元ラグビー選手。2023-24シーズンまでジャパンラグビーリーグワン静岡ブルーレヴズで活躍し、現在は同チームでコーチ職を務める。

プロフィール

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来歴

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京都成章高校では2年次に花園[2] 3年次には国体に出場した。高校ではバックスのポジションをすべてこなしたことがある。お笑い芸人の藤本淳史(元・田畑藤本)と高道淳史プリンセス金魚)は高校の同期。

当時早稲田大学ラグビー蹴球部監督の清宮克幸が高校時代の矢富を見て、京都成章の湯浅泰正監督に「あいつにスクラムハーフをやらせてみてくれ」と言い、スクラムハーフでプレーしたところ、清宮監督が「早稲田に来たら歴史に残るスクラムハーフになる」と思ったほど印象的なプレーヤーだった。

高校卒業後は、清宮監督との縁もあり早稲田大学に進学。進学後はおもにスクラムハーフとして活躍。高校時代にフルバック、早稲田大学でもセンタースタンドオフをたまにこなし、バックスであればどこでも出来るという、すごく器用な選手である。3年生からスクラムハーフのレギュラーとなり、今までのスクラムハーフの概念を覆すような、奇想天外なプレーをする。なおラグビー選手の今村雄太曽我部佳憲首藤甲子郎菅野朋幸種本直人茂木隼人は大学の同期。

「自らサイドを仕掛けたり、どこからでも突破していくので、フォローにつくのが大変だった」と、元早稲田キャプテンの佐々木隆道は語っている。

2007年ヤマハ発動機に入社。[3] 同年に行われるワールドカップの最終メンバーにも選ばれ、初戦のオーストラリア戦に試合出場を果たした。

2015年ラグビーワールドカップ2015のバックアップメンバーに選出された。[4] また同年12月にはスーパーラグビーの日本チームサンウルブズ2016年スコッドに入った。[5]

2021年、静岡ブルーレヴズのプレイングアドバイザーに就任[6]。2022-23シーズンまで務める[7][8]

リーグワン2023‐24シーズン(最終節、2024年5月5日の東芝ブレイブルーパス東京戦)をもって、現役を引退。試合終了後に引退セレモニーが行われた[9][10][11][12]

2024年6月、静岡ブルーレヴズのアシスタントコーチに就任した[13]

関連項目

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脚注

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  1. ^ U-20追加招集の矢富、兄から後押し受け日本代表に参加
  2. ^ 第81回全国高校ラグビー大会
  3. ^ ヤマハ発動機ジュビロ、2007年度入社内定者
  4. ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2015」最終登録メンバー
  5. ^ サンウルブズで新たな歴史を 大野、堀江、山田、矢富、ピシらスコッド入り!
  6. ^ 静岡ブルーレヴズ2021年度新体制及びクラブスローガン/チームコンセプト 並びに2020年度退団スタッフ(追加)のお知らせ . 静岡ブルーレヴズ公式サイト(2021年7月26日). 2021年8月11日閲覧。
  7. ^ 2022-2023シーズンチームスタッフ体制決定のお知らせ | 【公式】静岡ブルーレヴズ”. www.shizuoka-bluerevs.com (2024年6月7日). 2024年6月10日閲覧。
  8. ^ 静岡ブルーレヴズ2023-24シーズン チームスタッフ二次発表 | 【公式】静岡ブルーレヴズ”. www.shizuoka-bluerevs.com (2024年6月7日). 2024年6月10日閲覧。
  9. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “静岡ブルーレヴズ、矢富 勇毅選手 現役引退のお知らせ | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2024年5月6日閲覧。
  10. ^ 矢富勇毅 選手 引退記者会見 | 【公式】静岡ブルーレヴズ”. www.shizuoka-bluerevs.com (2024年5月6日). 2024年5月6日閲覧。
  11. ^ 【リーグワンD1最終節】ブレイブルーパス、盤石の勝利。ブルーレヴズは引退を表明したSH矢富勇毅が後半19分までプレー - ラグビーリパブリック” (2024年5月5日). 2024年5月6日閲覧。
  12. ^ 「数えてみたら15回ほどの手術を」“不撓不屈”のラグビー人生に幕 元日本代表・矢富勇毅選手が引退試合|静岡新聞アットエス”. @S[アットエス]. 2024年5月6日閲覧。
  13. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “静岡ブルーレヴズ、矢富 勇毅氏がアシスタントコーチに就任 | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2024年6月10日閲覧。

外部リンク

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