白木山駅
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白木山駅[* 1] | |
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駅名標・ホーム・待合所(2024年1月) | |
しらきやま Shirakiyama | |
◄中三田 (2.3 km) (2.2 km) 狩留家 JR-P09► | |
所在地 | 広島市安佐北区白木町大字三田5568 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■芸備線 |
キロ程 |
136.3 km(備中神代起点) 三次から46.0 km |
電報略号 | ラキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
103人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 |
1930年(昭和5年)1月1日(初代)[1] 1963年(昭和38年)12月5日(2代)[1] |
廃止年月日 |
1941年(昭和16年)8月10日 (初代)[* 2] |
備考 | |
白木山駅(しらきやまえき)は、広島県広島市安佐北区白木町大字三田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。かつては、当駅のみ通過する普通列車が存在した。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)1月1日:芸備鉄道の白木山口停留場として開設[1]。
- 1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道国有化に伴い停車場となる[1]。同時に白木山駅(しらきやまえき)に改称[1]。
- 1941年(昭和16年)8月10日:ガソリンカー使用停止に伴い廃止[1]。
- 1963年(昭和38年)12月5日:白木山駅として復活[2]。旅客のみ取り扱う駅員無配置駅[3]。
- 1973年(昭和48年)11月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[4][注釈 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR西日本に承継[1]。
- 2018年(平成30年)7月7日:狩留家駅との間にある三篠川に架かる鉄橋が平成30年7月豪雨による濁流で橋脚ごと流出、広島駅方面の線路が不通になる。
- 2019年(令和元年)10月23日:狩留家駅 - 中三田駅間運転再開[5][6]。
- 2024年(令和6年)11月末:自動券売機を撤去[7]。
駅構造
[編集]広島方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。カーブの途中にホームが設置されているため、列車は車体が傾いたまま停車する。駅舎は無く、ホーム上に待合所がある。
広島駅管理の無人駅。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
利用状況
[編集]以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1974年(昭和49年) | 131.9 | 96,282 | 75,376 | 20,906 |
1975年(昭和50年) | 184.8 | 135,295 | 106,750 | 28,545 |
1976年(昭和51年) | 219.7 | 160,401 | 124,960 | 35,441 |
1977年(昭和52年) | 226.9 | 165,655 | 134,066 | 31,589 |
1978年(昭和53年) | 232.2 | 169,522 | 139,512 | 30,010 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 223 |
1980年(昭和55年) | 225 |
1981年(昭和56年) | 242 |
1982年(昭和57年) | 243 |
1983年(昭和58年) | 234 |
1984年(昭和59年) | 226 |
1985年(昭和60年) | 224 |
1986年(昭和61年) | 213 |
1987年(昭和62年) | 216 |
1988年(昭和63年) | 212 |
1989年(平成 元年) | 206 |
1990年(平成 2年) | 213 |
1991年(平成 3年) | 211 |
1992年(平成 4年) | 207 |
1993年(平成 5年) | 208 |
1994年(平成 6年) | 207 |
1995年(平成 7年) | 215 |
1996年(平成 8年) | 231 |
1997年(平成 9年) | 226 |
1998年(平成10年) | 218 |
1999年(平成11年) | 214 |
2000年(平成12年) | 204 |
2001年(平成13年) | 199 |
2002年(平成14年) | 183 |
2003年(平成15年) | 189 |
2004年(平成16年) | 192 |
2005年(平成17年) | 187 |
2006年(平成18年) | 189 |
2007年(平成19年) | 193 |
2008年(平成20年) | 188 |
2009年(平成21年) | 169 |
2010年(平成22年) | 162 |
2011年(平成23年) | 159 |
2012年(平成24年) | 162 |
2013年(平成25年) | 166 |
2014年(平成26年) | 154 |
2015年(平成27年) | 155 |
2016年(平成28年) | 148 |
2017年(平成29年) | 155 |
2018年(平成30年) | 99 |
2019年(令和 元年) | 104 |
2020年(令和 2年) | 110[8] |
2021年(令和 3年) | 103[9] |
2022年(令和 4年) | 102[10] |
- 乗車数グラフ
駅周辺
[編集]駅正面は住宅が立ち並んでいる。その先には三篠川を渡ったところに主要地方道広島三次線が走り、県道沿いにスーパーやホームセンターがある。駅裏(ホームの反対)側は道を挟み田畑が広がっており長閑である。その先には駅名にもなっている白木山がそびえている。土曜・日曜にはこの山を訪れるハイキング客で賑わう。
- 西福寺
- 順覚寺
- 別当山
- 白木山登山口
- 広島県道37号広島三次線
- ショージ白木店(スーパーマーケット)
- 広島市市民農園
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、268頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第584号」『官報』1963年12月4日。
- ^ 「通報 ●芸備線白木山駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1963年12月4日、1面。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年12月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ “JT芸備線 1年3か月ぶり全線運転再開 西日本豪雨で不通”. NHK NEWS WEB (日本放送協会). (2019年10月23日) 2019年10月27日閲覧。
- ^ 『芸備線 不通区間の運転再開日について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2019年9月6日 。2019年9月9日閲覧。
- ^ 「券売機を撤去 広島市内の芸備線4駅 利用客減少で「新紙幣対応の機材設置困難」とJR西日本」『中国新聞』2024年12月11日。2024年12月12日閲覧。
- ^ 広島市統計書(令和3年版)
- ^ 広島市統計書(令和4年版)
- ^ 広島市統計書(令和5年版)
参考書籍
[編集]- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 白木山駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道