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津屋一球

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津屋一球
TSUYA Kazuma
三遠ネオフェニックス  No.28
ポジション SG
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1998-06-07) 1998年6月7日(26歳)
出身地 青森県青森市
身長 190cm (6 ft 3 in)
体重 90kg (198 lb)
キャリア情報
中学校 青森山田中学校
高校 洛南高等学校
大学 東海大学
経歴
2020-2022三遠ネオフェニックス
2022-2024サンロッカーズ渋谷
2024-三遠ネオフェニックス
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

津屋 一球(つや かずま、1998年〈平成10年〉6月7日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。青森県青森市出身。ポジションはシューティングガードB.LEAGUE三遠ネオフェニックスに所属している。

来歴

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中学

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2011年4月、青森山田中学校に入学。

高校

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2014年4月、洛南高等学校に進学。1年生時に全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)の出場メンバーに名を連ね、3位入賞を果たしている[1]。また、ウィンターカップにも出場を果たしている。(2回戦敗退)

2015年、2年生に進級。インターハイの京都府予選では決勝リーグで東山高校に敗北を喫するも、全国大会に出場を果たす。前年同様、ウィンターカップにも出場している。[要出典]

2016年、3年生に進級。インターハイ京都府予選では決勝戦で東山高校に敗北。チームとしては、45年ぶりにインターハイ出場を逃す結果となった。同年のウィンターカップには出場を果たしている。[要出典]

大学

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2017年4月、東海大学に入学。しばらくはベンチからの出場が続いていたが、秋からは安定した出場時間を獲得出来るようになった。[要出典]

2018年、2年生に進学。チームの主力として活躍し、関東大学リーグ戦と全日本大学選手権で優勝を経験している。[要出典]

2019年、3年生に進学。関東大学バスケットボール選手権大会では全試合スターターとして活躍した。しかしシーズン中に負った怪我の影響もあり、シーズン後半には長時間の出場が出来ず、不完全燃焼の年となった。[要出典]

2020年、4年生に進学。チームのキャプテンとして臨んだシーズンだったが、COVID-19の世界的な流行により多くの大会が開催中止となった。それでも、秋に開催されたオータムカップ2020(関東大学リーグ戦の代替開催)と、12月に開催された全日本大学選手権で優勝を飾った。どちらの大会でも、全試合で18点以上の差をつける強さを発揮している。この年の大会中に発揮した津屋のリーダーシップについて、陸川章ヘッドコーチが「東海大の魂」と絶賛している[2]

三遠ネオフェニックス

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2020年12月、特別指定選手として三遠ネオフェニックスと契約した[3]

2021年1月30日、琉球ゴールデンキングスを相手に20点を記録した[4]。さらに翌日(2021/1/31)の試合からスターターとして起用されている。

サンロッカーズ渋谷

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2022年6月9日、三遠ネオフェニックスを退団し、サンロッカーズ渋谷に所属することが発表された[5]

2023年5月12日、サンロッカーズ渋谷との契約延長に合意し、2023-2024シーズンも同チームに所属する事が決まった[6]

三遠ネオフェニックス復帰

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2024年6月10日、三遠ネオフェニックスへの加入が発表された[7]。三遠には3シーズンぶりの復帰となる。

経歴

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  • 津軽中学校 - 洛南高校 - 東海大学 - 三遠ネオフェニックス - サンロッカーズ渋谷 - 三遠ネオフェニックス

日本代表

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バスケットボール

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2016年、第24回FIBA ASIA U-18男子バスケットボール選手権大会において代表選手として選出されている。

2017年、エジプトで開催されたU-19男子バスケットボールワールドカップに代表選手として参加している[8]。9位から16位を決める順位決定戦において、韓国代表とエジプト代表に勝利したが、プエルトリコ代表チームに敗北し、最終順位として10位となっている。

デフバスケットボール

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2018年、聴覚に障害を持つ選手達で競うデフバスケットボールにおいて、U-21男子日本代表選手として選出され世界選手権に出場した。

この大会では決勝戦まで進出し、銀メダルを獲得している[9]また、個人としても大会得点王とMVPを同時受賞する栄誉に輝いている。[要出典]

脚注

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  1. ^ 第67回全国高等学校バスケットボール選手権大会 ベスト4”. 月バス.com (2014年8月8日). 2021年2月28日閲覧。
  2. ^ 抜群のリーダーシップで東海大をインカレ制覇に導いたキャプテンの津屋一球「強い東海を取り戻すことができた」”. バスケット・カウント | Basket Count. 2021年2月28日閲覧。
  3. ^ 津屋 一球選手 特別指定選手として三遠ネオフェニックスへ新加入”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年2月28日閲覧。
  4. ^ Bリーグ 2020-21 B1リーグ戦 2021/01/30 三遠 VS 琉球”. B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト. 2024年11月11日閲覧。
  5. ^ co.,Ltd, FromOne (2022年6月9日). “サンロッカーズ渋谷が津屋一球を獲得…今季は平均6.4得点、3P成功率44パーセント”. バスケットボールキング. 2023年6月30日閲覧。
  6. ^ 津屋一球選手 契約締結のお知らせ”. サンロッカーズ渋谷 (2023年5月12日). 2023年6月30日閲覧。
  7. ^ 津屋 一球選手 契約締結(新規)のお知らせ”. 三遠ネオフェニックス (2024年6月10日). 2024年11月11日閲覧。
  8. ^ FIBA U19 Basketball World Cup 2017” (英語). FIBA.basketball. 2021年2月28日閲覧。
  9. ^ USA Under-21 Men’s Basketball Team Claims Third Straight Gold in 81 – 63 Defeat of Japan – USA Deaf Basketball, Inc.” (英語). 2021年2月28日閲覧。

外部リンク

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