コンテンツにスキップ

横山武司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横山 武司
基本情報
本名 横山 武司
通称 七色のブラックベルト
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-07-02) 1996年7月2日(28歳)
出身地 東京都目黒区
所属 Swells柔術ジム
身長 174cm
体重 65.8kg
階級 フェザー級
バックボーン ブラジリアン柔術(黒帯)
伝統派空手
柔道
テンプレートを表示

横山 武司(よこやま たけじ、1996年7月2日 - )は、日本男性柔術家男性総合格闘家。現Fighting NEXUSフェザー級王者。

来歴

[編集]

小さい頃からPRIDEDREAMを見ていた影響から総合格闘技が好きな子供だった[1][2]小学校から兄と共に伝統派空手柔道を習い、中学から柔術を始めて柔術の楽しさに目覚める[3]

2018年ムンジアル(柔術世界選手権)のアダルト茶帯フェザー級でベスト8となる[1]

2019年、全日本柔術選手権・アダルト黒帯フェザー級で優勝を果たした[1]

Fighting NEXUS

[編集]

2022年2月13日Fighting NEXUS vol.26でプロデビュー、木村豊と対戦し1R三角絞めで一本勝ち[4]

2022年11月7日、Fighting NEXUS vol.29でFighting NEXUSフェザー級王者の山本空良と対戦し2-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[5]

RIZIN

[編集]

2023年5月6日RIZIN初参戦となったRIZIN.42で元GRACHANライト級・フェザー級王者で元GRACHAN2階級制覇王者山本琢也と対戦し、1Rアームバーで一本勝ちを収めた。なお、前日計量において対戦相手の山本が1.6kg超過したため、横山が勝利した場合のみ公式記録となり、山本にレッドカード提示による減点(50%減)のペナルティが与えられた状態から試合が行われた[6]

2023年9月24日、RIZIN.44で第3代Rebel FCフェザー級王者の摩嶋一整と対戦。0-3の判定負けを喫し総合格闘技キャリア初黒星となった[7]

2023年10月に網膜剥離と診断され一時失明、手術を受けた。原因は摩嶋戦に向けたジムでの練習中に受けたアイポーク(目突き)が原因ではないかと語っている。11月には別の場所も剥離していたことが発覚し再手術。その際には白内障の手術と硝子体の手術も行った。そこから運動再開まで約半年かかった[8][9]

2024年8月25日、Fighting NEXUS vol.36のFighting NEXUSフェザー級タイトルマッチならびに網膜剥離の手術後の復帰戦でFighting NEXUSライト級王者の岸野“JUSTICE”紘樹と対戦し、1R三角絞めで一本勝ちを収め初防衛に成功、岸野の2階級制覇を阻止した[10]

戦績

[編集]

プロ総合格闘技

[編集]
総合格闘技 戦績
7 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
6 0 5 1 0 0 0
1 0 0 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
岸野”JUSTICE”紘樹 1R 1:25 三角絞め Fighting NEXUS vol.36
【Fighting Nexusフェザー級タイトルマッチ】
2024年8月25日
× 摩嶋一整 5分3R終了 判定0-3 RIZIN.44 2023年9月24日
山本琢也 1R 1:24 アームバー RIZIN.42 2023年5月6日
山本空良 5分2R終了 判定2-0 Fighting NEXUS vol.29
【Fighting Nexusフェザー級タイトルマッチ】
2022年11月7日
ファビオハラダ 2R 3:00 リアネイキッドチョーク Fighting NEXUS vol.28 2022年8月7日
十河卓児 1R 3:39 トーホールド Fighting NEXUS vol.27 2022年5月8日
木村豊 1R 2:10 三角絞め Fighting NEXUS vol.26 2022年2月13日

グラップリング

[編集]
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
平田直樹 10分1R終了 判定0-0 JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE 2024年10月19日
ジュマナザロフ・ラトベック 1R 三角絞め JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE 2024年10月19日

獲得タイトル

[編集]

ブラジリアン柔術

[編集]
  • 全日本選手権 アダルト黒帯フェザー級優勝(2019年)

総合格闘技

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c RIZINファイター 横山武司”. RIZIN公式サイト. 2025年1月12日閲覧。
  2. ^ 【NEXUS36】岸野”JUSTICE”紘樹を相手に防衛戦、横山武司「復帰戦は簡単じゃないなと思ってます」”. MMAPLANET. 2025年1月11日閲覧。
  3. ^ Swells柔術ジム インストラクター Swells柔術ジム公式サイト
  4. ^ Fighting NEXUS vol.26 【試合結果】 Fighting Nexus 2022年2月14日
  5. ^ 【NEXUS】山本空良が王座陥落、横山武司が判定勝ちで新王者に! ゴング格闘技 2022年11月7日
  6. ^ 【RIZIN】朝倉海が元谷友貴をKO! アーチュレッタが井上に競り勝つ、サトシがカーライル下す、ブアカーオと安保はドロー、YA-MANが三浦をTKO、ドッドソンが連勝竿本をストップ、真嶋が3連敗から一本勝ち! 山本アーセンが伊藤に完封勝利 GONG格闘技 2023年5月6日
  7. ^ 【RIZIN】注目の“寝技師対決”は摩嶋一整が勝利!横山武司はヒジ攻撃で顔面流血 イーファイト 2023年9月24日
  8. ^ 【NEXUS36】岸野”JUSTICE”紘樹を相手に防衛戦、横山武司「復帰戦は簡単じゃないなと思ってます」”. MMAPLANET. 2025年1月11日閲覧。
  9. ^ 横山武司 公式X 「1度目の網膜剥離の手術を終えたのですが、別の場所も剥離している事が分かり再手術になりました」”. X (Twitter). 2025年1月10日閲覧。
  10. ^ 【NEXUS】横山武司が復活の一本勝ち! 河村泰博も小倉卓也に三角絞め勝利「RIZINに喧嘩売りに行きます」、ウィルキンスが判定負け、初代ミドル級王座決定T決勝は佐藤vs.将人に! 木内が豪瑠に一本勝ち GONG格闘技 2024年8月25日

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
前王者
山本空良
第2代Fighting NEXUSフェザー級王者

2022年11月7日 - 現在

次王者
N/A