横山博幸
横山 博幸 よこやま ひろゆき | |
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生年月日 | 1950年11月6日(74歳) |
出生地 | 日本 愛媛県柳谷村 |
出身校 | 松山商科大学経営学部 |
前職 | 愛媛県議会議員 |
所属政党 |
(民主党→) (みんなの党→) (維新の党→) (民進党(松野グループ)→) (無所属→) (希望の党→) 無所属 |
配偶者 | 既婚 |
選挙区 | 比例四国ブロック(愛媛2区) |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2014年12月19日[1] - 2017年9月28日 |
選挙区 | 松山市・上浮穴郡選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2007年5月 - 2014年11月 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2002年5月 - 2006年5月 |
横山 博幸(よこやま ひろゆき、1950年11月6日 - )は、日本の政治家。衆議院議員(1期)、愛媛県議会議員(2期)、松山市議会議員(1期)を務めた。
来歴
[編集]1950年11月6日、愛媛県柳谷村(現・久万高原町)に生まれる[2]。1968年、新田高等学校卒業。1973年、松山商科大学(現・松山大学)経営学部卒業[2]。
2002年、一般企業勤務や会社経営などの経験を経て松山市議会議員選挙に初当選[2]。 2007年、愛媛県議会議員選挙において松山市・上浮穴郡選挙区(定数16)で初当選[2]。 2008年2月、民主党愛媛県総支部連合会幹事長に就任[3]。 2011年4月、愛媛県議会議員選挙において同選挙区で得票数3位で再選[4]。同年9月、民主党県連幹事長を辞任[3]。 2012年1月、「マニフェストがほとんど守られていない」[5]として県議会会派「民主党・かがやき」を離脱、新たに1人会派「希望」を立ち上げ代表に就任した。2013年5月、民主党を離党してみんなの党に入党し、支部として政治団体「みんなの党愛媛」を立ち上げ県選挙管理委員会に届け出た。また、県議会会派名を「みんなの党」に改称した[6]。同年12月のみんなの党分裂に際しては、みんなの党愛媛県連代表の立場から「今は政治を動かす時期ではない」として結いの党結成の動きをけん制した[7]。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙に、県議を辞職して維新の党公認で愛媛2区から出馬[8]。選挙区では自由民主党前職の村上誠一郎、日本維新の会が分党した際に無所属となった前職で松山維新の会が推薦[9]した西岡新に敗れたが比例四国ブロックで復活当選(なお、松山維新の会は旧日本維新の会の友好団体だったが、維新の党愛媛県総支部の設立に参加していない[9])。得票数22,677票、選挙区得票率は19.1%[10]、惜敗率は39.9%[11]で、同選挙での全国最低得票当選者となった[12]、また愛媛2区で当選した村上も小選挙区での低得票当選者全国3位だった[12]。
2016年3月、民主党と維新の党が合流して結成された民進党に参加した。
2017年7月7日、地元の愛媛県今治市で記者会見を開き、7月4日の常任幹事会で東京都議選の総括がなかったことから松野頼久を介して離党届を提出しようとし、慰留されていたことを明らかにした[13][14][15]。7月25日の両院議員懇談会で総括案が示された後、7月28日にも離党届を提出しようとしていたが[16][17]、7月27日の蓮舫代表の辞任表明で一旦見送りとなった。結局、8月16日に離党届を提出し、当面の間は無所属で活動する意向を示した[18][19][20][21][22][23]。その後、8月23日に民進党から除籍処分および議員辞職勧告を受けた[24][25][26][27][28][29]。
9月27日、小池百合子東京都知事を代表とする新党「希望の党」設立会見に、結党メンバーとなる国会議員14人の一人として参加した[30][31][32][33]。同年10月22日施行の第48回衆議院議員選挙に希望の党公認で愛媛2区から出馬したが、小選挙区では得票数21,044(得票率16.4%)で敗れ、比例復活もならず落選した。当選した自民党の村上誠一郎は62,516票を獲得しており、惜敗率33.6%は希望の党の四国ブロックの重複立候補者の中では最下位だった。
2019年4月7日投開票の第19回統一地方選挙の一環で行われる愛媛県議会議員選挙に無所属で東温市選挙区より立候補したが[34]、落選[35]。
政策・主張
[編集]- 原発は日本に必要ない[36]。
- 選択的夫婦別姓制度の導入に、2014年の調査では、どちらかといえば反対[37]、としていたが、2017年の調査では、賛成、としている[38]。
- 加計学園問題に対しては、県議時代に獣医学部新設計画を推進していた立場から「情報公開をして今治市民の不安を取り除き、実現に向けていくことが正しい道だ」と述べた[39]。
人物
[編集]所属団体等
[編集]脚注
[編集]- ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ a b c d e f プロフィール
- ^ a b 活動実績
- ^ 愛媛県庁/平成23年 第17回愛媛県議会議員選挙の結果
- ^ a b c 2014衆院選:立候補者の横顔 1区/2区 /愛媛 - 毎日新聞
- ^ “みんな県支部長 横山県議 党内定 民主県連の前幹事長”. 愛媛新聞. (2012年5月13日). オリジナルの2013年6月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ “みんなの党14人離党 横山県連代表「政治動かす時でない」”. 愛媛新聞. (2013年12月10日)
- ^ “横山県議が2区出馬 維新 「自民政治の対立軸に」”. 愛媛新聞. (2014年11月26日)
- ^ a b 西岡新|お知らせ | 新聞記事【愛媛維新の会推薦】 | 西岡新|衆議院議員(愛媛2区)
- ^ 横山博幸(小選挙区・愛媛県) : 衆院選2014(衆議院選挙) : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
- ^ 開票結果・速報(比例・四国) : 衆院選2014(衆議院選挙) : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
- ^ a b “時事ドットコム:得票2倍でも涙=高得票落選・低得票当選【14衆院選】”. 時事ドットコム. (2014年12月15日) 2014年12月17日閲覧。
- ^ “「惨敗の総括ない」民進・横山博幸氏離党の意向”. 読売新聞. (2017年7月7日) 2017年7月7日閲覧。
- ^ “民進・横山博幸議員が離党届”. フジテレビ. (2017年7月8日) 2017年7月8日閲覧。
- ^ “民進党・横山氏が会見”. NHK. (2017年7月7日). オリジナルの2017年7月8日時点におけるアーカイブ。
- ^ “民進党、崩壊前夜の様相 桜井充参院議員「離党を含め考える」 相次ぐ執行部批判、離党予備軍に動きも”. 産経新聞. (2017年7月25日)
- ^ “【蓮舫代表辞意】蓮舫氏、続投一転 野田佳彦氏の後継幹事長候補軒並み拒否で万策尽きる”. 産経新聞. (2017年7月28日)
- ^ “民進・横山衆院議員が離党届…都議選後3人目”. 読売新聞. (2017年8月16日) 2017年8月16日閲覧。
- ^ “民進横山氏が離党届提出 都議選後3人目”. 共同通信. (2017年8月16日) 2017年8月16日閲覧。
- ^ “民進党の横山博幸・衆院議員が離党届 都議選後3人目”. 朝日新聞. (2017年8月16日) 2017年8月16日閲覧。
- ^ “民進 横山博幸衆院議員が離党届を提出”. NHK. (2017年8月16日) 2017年8月16日閲覧。
- ^ “民進:横山氏、離党届提出「政治の方向性が違う」”. 毎日新聞. (2017年8月16日) 2017年8月16日閲覧。
- ^ “民進・横山氏、離党届を提出”. 愛媛新聞. (2017年8月17日)
- ^ “民進党が横山、木内氏を除名処分 離党届受理せず”. 共同通信. (2017年8月23日). オリジナルの2017年8月23日時点におけるアーカイブ。 2017年8月23日閲覧。
- ^ “横山、木内氏を除名=民進”. 時事通信. (2017年8月23日) 2017年8月23日閲覧。
- ^ “民進党、横山博幸、木内孝胤氏を除名処分 離党届を受理せず”. 産経新聞. (2017年8月23日) 2017年8月23日閲覧。
- ^ “民進 横山衆院議員と木内衆院議員を除籍処分に”. NHK. (2017年8月23日). オリジナルの2017年8月23日時点におけるアーカイブ。 2017年8月23日閲覧。
- ^ “民進党:離党届提出の2人を除籍 議員辞職を勧告へ”. 毎日新聞. (2017年8月23日) 2017年8月23日閲覧。
- ^ “横山氏(比例四国)除籍、議員辞職も勧告”. 愛媛新聞. (2017年8月24日)
- ^ “希望の党設立会見参加の国会議員”. 共同通信. (2017年9月27日)
- ^ “結党記者会見に参加した国会議員 希望の党”. 日本経済新聞. (2017年9月27日)
- ^ “「希望の党」参加議員【17衆院選】”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2017年9月27日)
- ^ “【希望の党】長島昭久衆院議員、中山恭子参院議員らが参加 設立会見出席の国会議員一覧”. 産経新聞. (2017年9月27日)
- ^ “横山前衆院議員、県議選に出馬へ”. 愛媛新聞社. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “愛媛県議選東温市”. NHK (2019年4月7日). 2019年4月8日閲覧。
- ^ 毎日新聞2014年衆院選アンケート
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 2017年衆院選、候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)
- ^ “衆院選2017:立候補者の横顔 2区 /愛媛”. 毎日新聞. (2017年10月13日) 2020年12月22日閲覧。
- ^ 愛媛県庁/議員名簿 横山 博幸